表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/54

第9話:チュートリアル-3

第9話

                

「じゃあ・・・・、思い浮かべるぞ。」

「ドウゾ。デキレバ4ツ、オネガイシマス。」

「了解。」


光治郎は自分が知ってる難しい問題を思い浮かべた。


すると・・・・



8+10=?    黒→?




赤→?       白→?



「どうだ!!」

「・・・・・・・コレガアナタノセイイッパイデスカ?」

「うん。」

「・・・・・・・」

      

サポートAI、絶句(ぜっく)



「なんか言ってくれよ!無視はやめて。」


「サキホドアナタハ、ワタシノヨウイシタモンダイヲ、コンナンッテイイマシタガ、コノヨッツモ、

サホドカワッテナイヨウニオモイマスガ・・・・・。

コレガホントニアナタノセイイッパイデスカ?」

「う・・・・うん。」

申し訳なさそうに言う光治郎。


『このロボット、さっきの事、確実に根に持ってるな・・・・・。』



「シカタガアリマセン。コノヨッツノナカノドレカヲエランデミテクダサイ。」

「わかった。」


光治郎は  8+10=?   を選んだ。


すると、ゴブリンの目の前に、  8+10=?  という問題が書かれているパネルが出現する。


ゴブリンは・・・・。


「18。」

と答えた。  正解。

ピンポーン って音が鳴る。


「ゴブリンがしゃべった・・・・・。」

「ドコカノセイユウサンガ、ゴブリンノコエヲフキコンダノデショウ。」


ゴブリンのターン。


「あの・・・・、持ってるオノで攻撃してくるのか?」

「イイエ。アノオノハカザリデス。」

「あ、なんだ。びっくりした・・・・。あれで攻撃されたら死ぬもんな。」

「ハイ。」


ゴブリンの攻撃。

「ゴブ―――――!!」



15×3=?    のぼりざか→?



38÷2=?    無能→?


「ゲゲ―――!!全部わからん。」

「・・・マジデスカ。ゼンブ、ショウガッコウデナライマスヨ。」

「オレは特別な人間なんだよ。」

ダメな意味での特別。



ゴブリンは、  15×3=?  を選び、


15×3=? が、光治郎の目の前に出現した。


それと同時に、

横に長いゲージが、青色だったのが、少しづつ赤色になってくる。

「なんだ、この横棒。」

「タイムゲージデス。ゲージガスベテアカ二ナルト、ジカンギレデ、ダメージヲクラッテシマイマス。

デキルダケハヤクオコタエクダサイ。」

「オーケー。わかった!」


「2!」 ブッブ――。


「4!」 ブッブ――。


「8!」 ブッブ――。


「10!」 ブッブ――。

「ストップ!ストップ!」

ロッツは光治郎がしゃべるのを止めた。


「・・・・?なんで止めるの?答えまくってたらいつかは当たるでしょ。」





つづく。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ