表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/54

第6話:グロウアップファンタジーワールドへようこそ。

第6話

                   第6話

意識がなくなり、数分後―――・・・・。


意識が戻り、光治郎は目を開けた。


そして、目の前に広がる風景を見て驚いた。


「なんじゃこりゃあぁぁ!!!!!」




目の前には―――――――、

幻想的な風景が広がって


たらいいなとか思ってたが、

目の前はすっごい汚らしい平原で、ゴミがところかしこに転がっていて、ホームレスらしき人間とホームレスのテントらしきものがところかしこにある。

                    

そして、空は、ここは地獄か?と思うくらいよどんでいる・・・・。


しかも、自分の格好を見ると、目の前にいるホームレスっぽい人と同じ、汚らしい格好をしていた。


「ちょ――――い!!ちょい!!ちょい!!」

光治郎はどこにいるかわからないゲーム制作者に声をかけた。


すると、目の前に、空に浮かんでるロボットが現れた。

なんかちょっとセミっぽい。


「グロウアップファンタジーワールドエヨウコソ。

ワタシハ、アナタノサポートAIノ、ロッツデス。」


あ・・・・、このロボットが説明担当係か。

「ちょっと早速、ゲーム制作者に抗議があるんですけど。」

「ナンデショウ?」  

「なんでいきなりこんな囚人しゅうじんみたいな格好させられて、しかも地獄みたいな場所なの?」

なんでなんでなんで?と質問する光治郎。


「シツモン二オコタエイタシマス。」

          

「ココハ、バカハソンヲ《オ》シ、アタマイイトトクヲスル。

ソレヲワカリヤスクサイゲンシタセカイデス。」


「え――――――。そんなん不公平でしょ。バカがかわいそうじゃん。」


「モットイイオモイヲシタカッタラ、アタマヨクナレ、トイウコトデスヨ。


ココハステージ1、ビンボウエリア。

コノステージヲクリアデキルト、ステージ2ノフツウエリアニススメマス。

フツウエリアニイケタラ、フツウノカッコウ、フツウノセイカツガコノゲームノナカデデキルヨウニナリマスヨ。」


「なるほど・・・・。クソッ。バカをバカにした様なゲーム内容だな・・・・・。」


「クヤシカッタラ、アタマヨクナレ、トイウコトデスヨ。」


「アナタノモクテキハ、ゲームスイセン、ツマリ、アタマガヨクナリタイトイウコトデショウ?」

「うん。」

「ジャア、グジグジモンクイッテナイデガンバリマショウヨ。」

「は――い。」


この最悪な状況から抜け出すには、ステージ1の、この貧乏エリアをクリアする必要があるらしい。


まあ・・・・でも、ゲームの面白い所は、少しずつ成長していって、できる事や行ける所が増えていく所だからな。

とりあえずやってみよう。

この・・・・、グ・・・・?なんとかかんとかファンタジーワールドを!!


光治郎はこのゲームを楽しみつつ、頑張ろうと心の中で強く決意した。

つづく。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ