第1話:頭が良くなれるゲーム
はじめまして。弐道ネイと申します。
小説を書くのは今回が始めてです。
読みながら(プレイしながら)楽しめて、成長出来る小説やゲームがあったらいいなと思い、
自分で書き始めました。
よろしくお願い致します。
第1話
次の二次方程式を解きなさい。
①X²+6X+8=0
『ろく・・・・?・・・・はち・・・・たす・・・・・』
少年はテスト用紙の白い所に、6、8、0と書き、今度は∼~~~~~~∼∼~~~∼∼∼〰∼∼∼~~~∼〰∼∼∼~~~∼~~~∼〰∼∼∼~~(グジャグジャグジャ)と、うねる線を書き、その後、少年は・・・・・・・
「あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
と、大声をあげ、
ガンガラガッシャ~~ン!!と、豪快に床に倒れ込んだ。
「先生ーーー。久我くんがまた倒れましたーーー。」
地味目な女子生徒が先生に声を掛けた。
「また・・・?もう・・・・、毎回毎回。まわりに迷惑掛けてるって事、わかんないのかしら。」
女の先生はあきれながら言った。
「バカはまわりに迷惑掛けてても、自分では気付かないからなーーー。バカだから。」
ちょいワルっぽい男子生徒が言った。
教室の中でクスクス笑いが起きる。
「深水先生、あとよろしくお願いします。」
「はい。」
三年D組の担任、大原冴美は、副担任の深水先生に、久我光治郎を保険室まで運んで下さいと頼んだ。
久我光治郎は生まれた時から、考えすぎると脳が爆発するという病気、脳爆破症という病気にかかっている。
この病気のせいで、難しい問題を解こうとすると爆発する。
ボンッ!!!と。
しかし、死にはしない。一時的に気絶するだけ。
ただし、何度も連続で脳を爆発させると、死ぬ可能性もある。
久我は放課後、進路相談室に来るようにと、担任の大原先生から言われた。
放課後、進路相談室。
大原先生と久我は二人きり、机を挟み、向かい合って座っている。
「久我くん・・・・・。」
「はい・・・・・。」久我はビビってる。
高校行くのあきらめたら?と言われるのを恐れて・・・・・。
すると先生は、
「ゲーム好き?」と言った。
「・・・・・は?」
久我はきょとんとする。全然予想してなかった質問だからだ。
「好き・・・・・ですけど、それが何か・・・・・?」
「確か久我くん、前に偏差値50以上の共学の高校に行きたいって言ってたわよね。」
「はい・・・・。」
今の自分の成績だと、バカ高に行くか中卒で終わるしかないと思っていた。
でも、できるなら偏差値50以上の共学の高校に行きたい。何故か。
49以下の高校だと、女の子がいても、バカ女しかいなくて、ときめかないからだ。
やはり、高校行くならせっかくだからキャッキャウフフしたい。
・・・・オレのようなバカが、こんな事思う資格ないのかもしれないけど・・・・・・
と、いうような事を、久我は前に先生に話していた。
大原先生は続きを話し出す。
「今年の受験から、ゲーム推薦っていうのが始まったの。」
「ゲーム・・・・すいせん?」
何の事か分からず、久我の頭の中は現在、さっぱりポンだ。
「すいせんってなんですか?」
「そこから!?」大原先生は驚いた。
やはりバカと話してると疲れる、と思った。
推薦について説明する先生。
久我はほうほう言ってたが、恐らく分かっていないだろう。
いよいよ大原先生は本題に入る。
「1年くらい前から巷では頭が良くなれるオンラインゲーム、
グロウアップ ファンタジーワールド
GROW UP FANTASY WORLD
が流行ってるの。知ってる?」
「・・・・?あ・・・・ごめんなさい。知らないです。」
「あら、そう。
まあ・・・・いいわ。ゲーム推薦の説明をするわね。」
「はい。」
「グロウアップファンタジーワールドを日本語に訳すと、成長する幻想世界って意味。」
「なるほど・・・・」あいづちをうつ久我。
「落ちこぼれのバカがこのゲームを最初からスタートし、
ステージ3までクリアする事が出来たら偏差値50以上の共学の高校に、
ゲーム推薦で行けるらしいわよ。」
「オオ・・・・!!」久我はびっくりした。
ゲームすいせんがどういうものかという事より、
先生が堂々とオレを落ちこぼれのバカ呼ばわりする事に驚いた。
やはり、この先生嫌いだ・・・。
・・・・と、久我は思った。
「そんな・・・、マンガみたいな事あるんですね・・・・。」
「ね。」
「ゲームを楽しめて、しかも行きたい高校にも行けるなんてすごいラッキーな事だと思わない?」
「思います。」
「明日から夏休みだし・・・・、どう?やってみない?」
「やります!!!やらせて下さい!!!!」
大声出し、勢いよくしゃべった為、めっちゃツバ飛んだ。
「・・・・汚い。」
「ごめんなさい・・・・・」
ハンカチで自分の顔をふく先生。
「じゃあ、こっちで手続きしとくから、明日、この場所に2時に行きなさい。」
「はい。」
時間と場所を書いた紙を久我に渡す大原先生。
「深夜2時じゃないわよ。明るい午後2時よ。」
「・・・・・はい・・・・・・。」
バカにされてる・・・・。
・・・・まあ、今の時点で、バカだからバカにされても仕方ない。
それにしても・・・
本当なのか?頭良くなれるゲームって・・・・。
モ○タリ○グってドッキリ番組のドッキリかもしれない。
・・・・でも、バカが治るかもしれないなら、とりあえずやってみよう。
そう・・・・、久我は思った。
問題:次の二次方程式を解きなさい。
x²+6x+8=0
解き方:=0は無視して因数分解とかいうのやる。
6は足し算。8は掛け算。
で、足したら6、掛けたら8になる式を見つける。
4+2 と、 4×2。
数字、4と2だから
(X+4)(X+2)=0
で、両方0になる計算する。
-4+4 -2+2
この問題の答え:X=-4 X=-2(X=-4、-2)
二次方程式は答え2つある。
答え1つの場合もある。
読んでいただき、ありがとうございます。
まだ続きます。