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黒の星眷使い ~世界最強の魔法使いの弟子~  作者: 左リュウ
第七章 オーバーブレイヴ
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第百十七話 漲る力

 白い魔力が粒子のようにキラキラと舞い散る中、俺はついに『最輝星オーバードライブ』の発動に成功したことを実感した。俺だけの力じゃない。これもみんなのおかげだ。みんながいたからこそ、俺はこの白い最輝星を纏うことが出来たんだ。

 以前までの『アトフスキー・ブレイヴ』の『最輝星オーバードライブ』はとても完成しているとはいえなかった。力が安定せず、今にも暴走してしまいそうになっていた。師匠やみんなが組み込んでくれた術式は暴走しかけてしまう程の力を抑え込み、安定化させるもの。

 術式を取り込んだ『星霊天馬』は拘束具の役目を果たしてくれているのだ。


「その姿……。なるほどな。やはりその『星遺物』はかつての勇者の力を再現したモノ……いや、勇者の力を再現する為の道具ということか。どうりであの忌々しい天馬が現れたはずだ」


 ラヴァルスードは言葉通りの忌々しそうな眼を向けてくると先程、俺の体を貫いた黒槍を周囲にいくつも生み出す。


「が、所詮は色が変わっただけの猿真似だ。オレとお前の実力差が埋まったわけではない。図に乗るのも大概にしておけよ」

「変わったのが色だけかどうか、試してみるか?」

「武器すら持たぬ愚かなガキが面白いことを言う。ならば試してやろう。このオレが直々にな」


 黒剣をひゅんっと振るうと、ラヴァルスードの周囲に浮遊していた黒槍が一斉に俺めがけて射出される。

 俺の体中を貫いた時よりも圧倒的に速い。さっきは見切ることも出来なかった。だが、今なら出来る。

 手に取るように槍の動きが把握できる。


「はァッ!」


 迫りくる黒い魔力の塊である槍を、白く染まった拳で片っ端から叩き潰す。俺の顔を刺し貫こうと迫ってきた槍はバラバラと欠片になって砕け散っていく。一つの動作から次の動作へと繋いでいく。無駄を省くために脚も使って殺到する槍をすべて破壊する。

 後ろにいるみんなには一発たりとも通すわけにはいかない。

 俺は槍をすべて潰し終えると、魔力を練って大地を蹴る。『デヴィルモード』を超えるスピードで加速した俺は瞬時にラヴァルスードへと接近すると、右拳を放つ。

 対するラヴァルスードはというと、手に持っていた剣を盾にした。拳と刃が激突するがガッギィンッッッ……! という刃と刃をぶつけたような音が響くだけで、俺の手が裂けることはない。間髪入れず体勢を立て直して構えを取り、今度は左のストレートパンチを放つ。これも剣でガードされたが、ラヴァルスードの足が僅かに下がった。


「『試し』とやらは合格か?」

「ああ。及第点はやろう」

「及第点、ね」


 みんなが俺にくれたこの新しい力。

 それが及第点止まりであるはずがないだろう。


 俺は魔法で動作モーションを加速させて今度は右足からの蹴りを放つ。急加速攻撃にラヴァルスードは対応しきれなかったのか、咄嗟に剣から手を放して腕で防御する。まるで鉄板のような硬さ。が、ビリビリと微かな手ごたえのようなものも感じた。


「ッ…………!」


 ドンッと重苦しい音と共に、ラヴァルスードをガードした体ごと大きく吹き飛ばす。白魔力を纏った蹴りを直接受けたせいか、防御に使用した腕が焼け焦げている。はじめて奴にダメージと言えるものを与えることが出来た。


「これで追加点は貰えそうか?」

「……なるほど。良いだろう」


 呟くと、ラヴァルスードはすっと手を前に掲げた。

 来る。ヤツの重力を操る魔法が。もう遊びは終わりということだろう。

 ここからが本当の勝負だ。

 武器を持たないこのブレイヴモードは徒手空拳で戦うしかない。故に、この体そのものが武器と言える。俺は全身に魔力を漲らせてラヴァルスードの放つ『支配』の魔法に備える。


「遊びは終わりだ」


 冷たい眼を赤く光らせると、ラヴァルスードは黒魔力を邪悪に光らせる。直後、人の持つ意思を踏みにじり、上から無理やり押さえつけるかのような力が働く。どう操っているのかは定かではないが、ラヴァルスードが設定した範囲にとてつもない重力が襲い掛かる。


「ッ……!」


 既にボロボロになった体にこの重力は流石に堪えてくる。普通ならもうとっくに潰れている。でも、そうはならない。『ブレイヴモード』の鎧が、みんなが守ってくれている。守るつもりが、いつの間にか俺は守られていたんだ。

 だからこそ、俺は屈するわけにはいかない。

 みんなが俺を守ってくれているからこそ、今度は俺がみんなを守る。守ってみせる!


「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」


 白魔力を全身から放出し、黒魔力の支配に抗う。

 その時ふと、頭の中でかつてユキちゃんの言葉が蘇る。


 ――――勇者の力の象徴ともいえる白魔力は、魔王に対抗できる力なんです。白魔力による攻撃は魔王の持つ再生能力を封じることが出来ますから。


 白魔力は魔王に対抗できる力。……魔王に対抗できるということは、魔王の再生能力を封じることが出来るだけという意味ではなかった。白魔力は、魔王の『支配』に抗うことのできる希望の力。みんなの思いを、希望という名の力に変えることが出来る!


「ッ…………!」


 ドクン、と背中が熱くなる。まるでこの鎧に宿る何かが俺の思いに応えてくれたかのような感覚がした。俺は促されるがままに力を解放していく。すると、迸る白魔力が集約し、剣の形状へと変化したものが六本飛び出てきた。白銀に輝く光剣は周囲を旋回すると、瞬く間に俺の背中に集まり……片翼に三枚ずつ、計六枚の翼となる。白銀の光をより一層強めた翼を羽ばたかせながら、俺は確信する。

 魔王の『重力しはい』を振り切る為の『ちから』。

 これが、みんなが導いてくれた答えだ!


「いっ……けぇえええええええええええええええええええッ――――――――――――!」


 みんなの力が結晶化した翼で、俺はラヴァルスードの支配する空間から飛び立った。まるで鎖から解き放たれたかのように身軽になった気分だ。


「…………!」


 不意に、頭の中に次々と映像が流れ込んでくる。これは、前と同じだ。俺が前世の記憶を取り戻した時と、リラの攻撃を受けて重傷を負って回復の最中に見たのと、同じ感覚。




 これは……勇者だ。三人の勇者様がラヴァルスードと戦っている。攻撃を受けても、倒れそうになっても、何度でも立ち上がって懸命に闘っている。世界に平和をもたらす為に。大切なものを守るために。

 傍には仲間であろう女性たちがいる。これは…………『巫女』だ。一人は人間の女の子。心なしか、フェリスに似ている。もう一人はエルフの女の子。ユーフィア様の面影がある。次はドワーフ、次は獣人、最後は……魔族なのだろうか。背中に黒い翼を持っている。金色の髪と、赤い目をした女の子だ。


「愚かな女だ。オレの姉でありながら、下等生物共と手を組もうなど」

「あなたの犯した罪を償うのが、姉としての私の役目です。ラヴァルスード」

「役目か。この崇高な鎧の力をよりにもよって異界から来ただけの、ただの人間の子供ガキにくれてやるのが貴様の役目か! 笑わせる!」


 赤い目をした女の子は悔しげに唇を噛みしめながら一生懸命、魔王と戦っている。この子が……ラヴァルスードの姉? じゃあこの子が、魔王と同じ力を持った鎧を勇者様に託したのか。


「立ち上がろうとしようが無駄だ! たかが勇者如きに、この魔王ラヴァルスードが倒せるものか! この世界は、オレが支配してやる為にあるッ!」


 じゃあ、勇者様も俺と同じだったのか? 俺と同じように、魔王の力を使って魔王ラヴァルスードと戦った。悩みや苦しみはなかったのだろうか……いや、きっとあったのだろう。でも、それを乗り越えたんだ。だって――――


「俺達はお前に支配なんかされない! 俺達は何度だって立ち上がり、お前を倒す! 倒してみせる!」


 ――――この映像に流れる勇者様の鎧は、白く光り輝いているのだから!




 映像の世界から帰ってきた俺は風を斬り裂きながら一気に上空へと飛翔し、今度はこっちがラヴァルスードを見下ろしてやる。


「俺達はお前に支配なんかされない! かつての勇者達がそうしたように、俺は……いや、俺達は何度だって立ち上がり、お前を倒す! 倒してみせる!」


 かつての勇者が魔王に言い放ったのと同じセリフを言い放つ。でもこれは、俺の嘘偽り無い気持ちそのものだった。

 ラヴァルスードは過去に勇者様達に敗れ去ったことを思い出したのか、今までにないぐらいの殺気をギラギラと真紅の瞳に輝かせている。


「ラヴァルスード様っ!」


 地上では、このタイミングで四体の魔人が集結していた。恐らくラヴァルスードの加勢に来たのだろう。それでも関係ない。仮に四体全員がかかってこようとも、すべてを叩き潰すまでだ。


「貴様らの手など必要ない、下がれ」

「ですが……!」

「アイツはオレの獲物だッ!」


 ラヴァルスードから黒い波動が迸り、護衛につこうとした魔人達をいとも簡単に吹き飛ばす。どうやら魔王は自分の手で俺を殺したいらしい。望むところだ。

 俺は右拳を天に向かって掲げる。瞬く間に六枚の翼からエネルギーが迸り、拳に向かって集約し、閃光の塊へと進化する。


 これが今の俺の全力。みんなが託してくれた力を全て、この拳にこめる!


 拳に集めた魔力を維持したまま、俺は地上のラヴァルスードめがけて急降下した。背中の翼から白銀の粒子が放出され、まるで星屑を纏っているかのようだ。

 対するラヴァルスードは迎撃行動として剣を振るい、無数の斬撃を放つ。翼の力で飛行能力を得た俺は向かってくる攻撃をギリギリのところでかわしていく。ラヴァルスードの作り出す黒の弾幕が空に瞬き、次々と爆炎を生み出していく。

 空に現れた炎の中を突っ切り、俺はまっすぐ進む。ラヴァルスードも小賢しい迎撃は諦めたのか、剣に黒魔力を集約させ、解き放った。黒く輝く光の束は俺の『魔龍斬デヴィルストライク』にも似ている。だが、俺のものに比べるとかなり輝きが禍々しい。赤黒いラインの入った魔力の刃に向けて、俺は渾身の一撃を叩き込む。


「――――『魔龍星拳ブレイヴストライク』!」


 直後、白の拳と黒の刃が激突した。


「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」

「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」


 ラヴァルスードは獣のような咆哮をあげながら更に禍々しい魔力を注ぎ込んでいく。圧されそうになるが、懸命に拳に力をこめる。集中を切らすな。ここが正念場だ。自分に言い聞かせ、魔王の刃を砕かんとありったけの魔力をこめる。


「ソウジくん、頑張って!」


 本当に不思議だ。


「あとちょっとよ!」


 どうしてだろう。


「……負けないでっ」


 みんなの声を聞くだけで。


「ソウジさん……!」


 たったそれだけで。


「踏ん張れ! ソウジぃ!」


 こんなにも――――、


「勝てッ!」


 ――――力が漲ってくるなんて。


「…………ッ!」


 刹那、背中の剣翼が分離した。分離した一本一本の光り輝く魔力の結晶刃は、何かの意志に応じるかのように俺の右腕と合体し、『魔龍星拳ブレイヴストライク』の威力を更に高めていく。けど……まだだ。圧し切れない…………! あと、少しなのに……!


「ソウジ様、頑張って!」


 この声は……ユーフィア様?


「勝って、兄さん!」「頑張れ、ソウジ兄ちゃん!」「頑張れ!」「お前ならやれる!」「頑張れ黒騎士!」「そんなやつぶっとばしちまえ!」「頑張れ!」「黒騎士――――!」「負けるな!」「ソウジさん、頑張って!」「ママを助けてくれたお礼がまだなんだから、絶対に勝ちなさい!」「君の力はこんなもんじゃないはずだ!」「頑張って!」「負けるな後輩!」「先輩であるオレと戦って勝ったお前なら、絶対に勝てる!」「……負けるなよ」「儂の認めた男なら、これぐらい何とかしてみせろ!」「魔王なんかやっつけろ――――!」「頑張れ黒騎士!」「頑張れ!」「頑張れ!」「負けるな!」「勝ってくれー!」


 これは……みんなの声? 頭の中に、みんなの声が響いてくる。クリスや先輩たちだけじゃない。この場にいる、学園にいる人たちみんなの声だ。


「――――ソウジ」

「師匠? まさか、これって……」

「そう。私が魔法でみんなの声をあなたの頭の中に届けてるのよ。ねぇ、聞こえるでしょう? あなたの力を知っても、みんなはあなたのことを受け入れて、応援してくれているわ」

「師匠……」

「確かにあなたの力は魔王と同じモノよ。でも、あなたと魔王とでは決定的に違う点があるわ。もう……分かるでしょう? あなたはあなたよ。もう迷わなくてもいい。あなたという存在に、自信を持って。みんなが応援してくれるあなた自身の力も、信じてあげて」

「…………はい!」


 みんなの声が心地良く響く。みんなの心が、俺の心に温かく染み渡っていく。

 鎧が呼応するかのように力強い輝きを放つ。

 腕に合体した翼がブースターの役割を果たし、『魔龍星拳ブレイヴストライク』の輝きが増していく。


「チッ……! まさかあの下等生物共が、オレと同じ力を持つお前を受け入れるとはな!」

「ラヴァルスード。俺は確かにお前と同じ力を持っている。魔王の力を持つ俺は……確かに黒魔力の化け物だ。でも、いくらお前と同じ力を、黒の魔力を持とうとも、俺とお前は違う!」

「……なに?」

「お前は一人だ! お前は自分以外の力を信用していない。お前を助けようとする魔人すらも切り捨てたお前は……孤独で、哀れな奴だ。でも、俺は違う! みんなはこんな俺を受け入れてくれた……俺は一人じゃない。化け物だって構わない。俺は、みんなを信じて戦う! 俺を信じてくれたみんなを守る為に戦う!」

「ほざくなぁあああああああああああああああああああああああああああ!」


 もう迷いはない。

 化け物だって構わない。

 俺はそんな自分を信じることが出来る。

 だって、みんなが受け入れてくれたから。

 みんなが俺を信じてくれたから。

 だから俺は、自分を信じて戦える!


「斬り裂くッ――――――――――――――――!」


 極限まで高まった白魔力の輝きが、ラヴァルスードの黒魔力の剣を斬り裂いた。拳はそのままラヴァルスードの胸を貫き、轟ッ!! と光が爆ぜる。

 禍々しい黒を塗り潰すかのように、聖なる白銀の輝きが辺り一帯を覆い尽くした。

 ラヴァルスードの力がこの場から浄化されるように消え去った。だが……完全に死んだわけじゃない。


「今度は弟子に邪魔されるとはな……あの女といい、貴様らといい……実に忌々しい」

「ラヴァルスード……」

「だが今回のオレはまだ不完全な器だったに過ぎぬ……すべての『巫女』を揃え、完全復活を果たした時こそが貴様らの最後だ」

「そうはさせない。仮にまたお前が現れても……俺達は、お前を倒す」


 この場から消え去ろうとするラヴァルスードに向けての言葉であると同時に、これは決意の言葉でもある。


「フン……面白い。今日は貴様に免じて去るとしよう。だが、覚えておけ。オレは必ずすべての巫女を集め、完全復活を果たす。……さらばだ、勇者の力を継ぐ者よ。――――次に会った時は殺してやる」


 ラヴァルスードは完全にこの場から消え去った。おそらくは、魔人達の手によって器の中身である本体は回収されたのだろう。奴は完全復活したわけではない。今回の体は『器』、と言っていた。奴の胸を貫いた時の感触……確かに、作りモノのような感覚がした。

 本来の魔王の力は、まだまだこんなものじゃないということだろう。

 でも、それがどうした。

 俺にはみんながいる。

 魔王なんかに負けはしない。

 何度だって立ち上がり、倒してやる。

 だから今だけは……ちょっとだけ、休んでもいいだろう。


「っ…………」


 緊張の糸が切れたせいだろうか。変身が解ける。途端に意識が途絶えそういなり、体がフラリと揺れる。

 そういえば……『ブレイヴモード』への変身は、要は『最輝星オーバードライブ』の発動だ。

 元々、『最輝星オーバードライブ』は使用後は魔力も体力も大量にもっていかれる。ましてや、ラヴァルスードとの戦いで全身がボロボロだったのだ。こうなるのも当然か。

 ダメだ。せめてみんなの元に歩いていきたかったのに…………。


「ソウジくん……お疲れ様。ゆっくり休んでください」


 意識が暗闇に沈み込む直前、フェリスの優しい声が俺を眠りの世界へと誘った。














 ☆


 夢を見ている。

 いつの夢か、分からない。

 いや……これはもしかしたら、夢ではないのかもしれない。

 ラヴァルスードとの戦いの最中に観た映像だ。

 赤い目をした、金色の髪の女の子。ラヴァルスードの姉であり、勇者様に鎧の力を託した魔族の女の子。彼女は俺の方にゆっくりと顔を向ける。


「ソウジ……お疲れ様」 


 女の子の顔には、見覚えがあった。正確には、面影があるというべきか。


「ルナ…………?」


 俺が問いかけても、女の子は何も言わない。

 ただ、微笑んでいるだけだった。






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