第一章10『本当の強さ』
真っ白な空間に漂っていた。
全てが漂白された世界に、僕は独りだ。僕はずっとここにいた。
僕はずっとここにいたんだ。
「よお」
声。
白の空間に浮かび上がるぼんやりとした黒い影は、徐々に人型を成していく。
「よお、久しぶりだな」
「お前は……何者だ」
僕はそう問うた。答えはわかっているのに。
「お前? ここにお前なんていねえよ。俺は俺だ、ここには俺しかいない」
そうだ、これが僕だ。
勇者としての僕。僕は何者でもなかった。ただの引きこもりだ、誰とも繋がっていなかった。
ここに来る前は。
「ずいぶん長いこと待たされたもんだな。楽しかったか? 人間のフリするのは」
「僕は人間だ」
「違うな、またここに来たんだ。わかってるはずだ、『俺達』は、怪物なんだよ。心に刃を秘め、触れるもの全てを傷つけるしか無い。王の孤独――」
「違う」
「無理すんな。俺達は勇者だ。強ければ勝てる。勝てば全てが手に入る。また『俺達』の力で全てを手に入れちまえ」
「――そうじゃない」
「俺は何者でもなかった。だが強さだけは――俺を勇者だと証明してくれた」
「違う!」
「違わねえよ。まあ俺にまかせてそこでゆっくり見てるんだな。世間知らずのお姫様に教えやらねえと――」
――本当の強さってやつを。
第一章10『本当の強さ』
闘技場全体を震わせる衝撃が幾度と無く繰り返したたきつけられる。
客席を守るポテンシャルバリアが軋み、破壊されようとしていた。
「宮廷魔導師団、前へ!」
皇帝の指示により直属の魔導師達が手動で『防衛力場』を発生させる。
貴賓席の皇族達や一部の観客は避難を開始していた。
この皇立闘技場ではあらゆる競技や決闘が催されてきた。高い実力を持った魔術士同士の戦いは珍しいことではなかった。
「だけど――こんなのって」
マリィは息を飲む。
目の前に繰り広げられる戦いは、今までのどれとも違っていた。違いすぎていた。
「目をそらすな、時計職人」
「ピスケス……」
「これが本物の戦いだ」
「だけどあれは……ハジメが、ハジメじゃないみたい……」
「ゆーしゃを呼び出したのはお前だ。自ら選んだ結果から目を背けるな。あれがゆーしゃの真の姿だ」
「でも……似てる気がするんだ。嫌なカンジ――アマルガムに」
♪ ♪ ♪
空間が裂け、ちぎれ飛ぶ。
二人の音をも超える高速戦闘により発生した衝撃波と真空が会場の地面と取り囲む壁を粉々に粉砕し、宙に飛散していた。
「おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
「ははっ、愉しいなお前様――こんな気分は初めてじゃ!」
ハジメとアンジェリークの剣と剣が真正面からぶつかり合う。
フォースフィールドを越えて伝わるビリビリと張り詰めた剣圧。
引き伸ばされた時間の中で、二人だけが通じあっていた。
生命を賭けた真剣勝負にのみ生じる共感がそこにあった。
「感じるぞ、ハジメよ! お前様の鼓動、感情、剣気……恐れなどない、ただ愉しみだけがそこにある。開放されてゆく感覚、お前様も同じじゃ、わらわと――!」
アンジェリークの剣がハジメの喉元を狙う。
躊躇なく命を刈り取ろうとする一撃をギリギリでかわす。恐怖はない。大きく身体を逃がせばその先に本当の死が待っている。
追撃を狙うアンジェリークの剣を流水のように受け流し、カウンターを叩き込む。頬に切り傷をつけながらも前進するアンジェリーク。互いに後退はない。
この戦いは本物の命の取り合いだった。身を守るために、目先のダメージから逃げることを優先して少しでも甘えを見せた途端に全てを失ってもおかしくない。
一瞬の油断。一瞬の判断ミスが現れた時、勝敗は決してしまう。
それほどに二人は高次元において互角だった。
いや――単純な剣術、パワー、スピードではアンジェリークが上回っていると言える。実際にこの戦いは常に彼女が先手をとり優勢に動いていた。
アンジェリークは加速魔術を含む魔術を一切使用していない。大気から吸収した魔素を体内に溜め込み、魔力として放出せずそのまま循環しているのだ。
その結果、可憐な少女の肉体とは全く似合わぬ圧倒的な身体能力と反応速度を手にすることとなった。アンジェリークの剣にとって魔術とは小細工であり力を阻害するものにすぎない。
そして作戦や戦術もまた同じだ。力のあるものは余計な作を講ずるよりも、その力を存分にふるうことに全ての意識を裂くことこそが最適なのである。
思考を極限まで単純化し、一切の無駄なく自らに秘められた攻撃性を敵にぶつけること。そのシンプルな破壊力こそがアンジェリークの唯一の戦術だった。そしてそれこそが最強の証明。
真の強者の戦い――
「だが――『俺』をそう簡単にヤれると思うな」
小さく呟いたハジメは冷静にアンジェリークの攻撃を受け流し、反撃する。
一見押されているように見える戦いだが、これまでの流れは実際には全てハジメのコントロール下にあった。
ハジメは剣や魔術の技量においては、才能があるとはいえなかった。そんなハジメが『終焉へのスタートライン』で天魔王ザハクを倒した理由は、彼が天才的な戦闘センスを持っていたからに他ならない。
相手の視線、表情、鼓動、発汗、筋肉、骨格、関節――あらゆる要素を一瞬にして分析し、未来位置や行動を予測する。そして最善の対応行動を導き出す。果て無き観察と高速思考の地平、その先にあるもの。
――真眼。
魔術でも剣術でも超能力でもない、純粋な人としての特性。それこそハジメの持っている才能だった。故に自身より実力がどれだけ上の相手だろうと、ハジメにとって逃走に値する相手ではなかった。力は強さを保証しない。
強さは独立した概念なのだ。そしてハジメにはそれがあった。
「それしか――なかった!」
「面白い! わらわの攻撃を読み切るとはな! だがまだ足りぬ、まだわらわの全てを引き出すには――!」
アンジェリークの純粋な力を込めた剣がたたきつけられる。
真正面から受ければ剣が折れるか、衝撃だけで骨が砕けるほどの強力な振り下ろしだった。ハジメはその力を後方に受け流した。背後の地面に余波で爆散し、大穴が空く。
「わらわは知りたいのじゃ……自らの限界を。まだ誰もわらわの全てを引き出せぬ、じゃがお前様ならば――曝けるはず。お前様が欲しい、そしてわらわの全てを見て欲しい――!!」
単純な力の差が出ようとしていた。オルセンとは違う、アンジェリークの体力は無尽蔵に思われるほど持続している。
精神的に安定しているのもあるだろうが、それだけではない。体内に循環する魔力が体力消費のかわりになっているのだ。魔術にリソースを裂く通常の魔術剣士とは戦闘継続能力に決定的な差があった。
「それでも俺は――死なない!!!!」
「――っ!?」
アンジェリークは急激に変わった気配を察し、防御の構えをとる。
突如襲った衝撃がアンジェリークの軽量な身体を後方へ下がらせる。
「ああああああああああああああああああああああああ!!!!」
後退したアンジェリークに瞬時においついたハジメの剣が追撃を叩き込む。
さっきよりも速く、重い攻撃。アンジェリークがこの戦いで初めて後手に回ることとなった。
「ようやく本調子というわけか、これでよい――」
しかし、それでペースを見出されるアンジェリークではない。ハジメの攻撃を押し返す。
「こうではくてはな!!!」
♪ ♪ ♪
二人はほぼ密着した状態で斬り合っていた。
互いの血が噴出し空中で交じり合うほどに、互いの吐息が耳を撫でるほどに。
再接近状態での攻防。その上、徐々に高速化している。
「ど、どうなってるの、もう全然見えないよ……」
マリィは隣席のピスケスの肩を揺らす。
観客は徐々にエスカレートする衝撃からの避難を開始していた。
残るのは貴賓席に座る数名と、それを守る魔導師たちのみとなった。
「時計職人、ここは危険かもしれない。お前も避難しろ」
「じ、じゃあピスケスはどうするのさっ!」
「ピスケスは強いから平気だ」
「それじゃボクもここを動かない! ていうかハジメの戦いを見届けろって言ったのはそっちでしょ!」
「それはそうだが、これは――」
「――どこまで激化するか予想がつかない、でしょう?」
いつのまにか二人の間に立っていたのは吸血鬼のエリザベート・レ・ファニュだった。
「血界真祖か。お前が仕組んだのか、これを」
ピスケスは忌々しげなじとっとした目つきをエリザベートに向けた。
「人聞きが悪いわねぇ、あたくしは道を示してあげただけ、歴史を歩むのは人の役目よ」
「だがこれほどの反応を起こすとはお前も予想していなかったのだろう」
ピスケスは闘技場を指さす。
ハジメとアンジェリーク、二人の戦いは激しさを増していた。衝撃と剣圧で空間が裂け、互いの流血にも構わず休むこと無く刃を交えている。
消耗するどころか二人の動きは徐々にスピードとパワーを増しているようだった。
「あのボーヤは本来の力を出し切れていなかった、そんな時に命を脅かす強敵が現れて強制的に力を引き出されようとしている。そしてあの小娘は、そもそも自分の限界すら知らなかった。それを探すためにあのボーヤに目をつけた――そんなところね」
「これでは際限がないぞ。闘技場どころかこの街ごと巻き込んで戦い続けかねない。必要ならば――ピスケスが止めるが」
「そうねぇ……そろそろ、潮時かしらね――」
エリザベートはそう言って黒いストールをコウモリの羽のような形状に変化させ、高く飛び立った。
ハジメとアンジェリークの戦いは続いていた。
二人の剣が互いをかすめ、血を吹き出させる。そんな小さなダメージを気にすること無く、互いに命だけを狙う油断の無い攻撃を繰り返す。
致命傷を与えるのは一度で十分なのだ。本物の戦いは悠長なドラマや攻防を産まない。食らってはいけない重い一撃を喰らえば致命傷となり、即地獄行きとなる。
あたってはいけない攻撃とあたってもいい攻撃を見極める感性を、両者は備えていた。
故に戦いは長引いた。致命傷を一撃入れることを狙う両者が互いの狙いを潰し合っているのだ。
しかし、ハジメには奥の手があった。
今まで自分の動きを散々アンジェリークに見せてきた。対応型ではないとはいえ、徐々にこちらの攻撃リズムを把握して対応してきているはずだ。
だから不利になる――否。
通常ならばそうだが、ハジメは違う。それこそが狙い通りなのだ。相手にあえて自らの動きの傾向を掴ませ、後に嘘の予備動作を織り交ぜることで相手の攻撃を誘うことができる。
相手に偽の未来予測を掴ませること、真眼を持つハジメにはそれすらも可能だった。
そしてその時が来る、ハジメは偽の予備動作を織り交ぜ、アンジェリークの攻撃を誘い出す。
予想通り思考することなく誘われるままに飛び込むアンジェリーク。力押しはこういった誘いに弱い。
「取った――!」
「――それはどうかの」
「!?」
その時――アンジェリークの剣が不自然に軌道を変えた。通常ではありえない角度に変化する剣筋。
「――奥の手か!」
そう、これが奥の手であった。アンジェリークもまた隠し持っていたのだ。
通常では体内で循環させるだけの魔力を、ある一点に爆発的に集中し、筋肉を弾くようにバーストする。そのことで通常の筋肉と関節の流れを無視した剣の軌道を生み出すことが出来る。
一度は誘いに乗っても、相手の反撃を見てから軌道を変えた――アンジェリークの、カウンターに対するカウンターがハジメを襲う。
もう止められない。
互いの剣が互いの身体を切り裂こうとしていた。
その時――
「――はいストップー」
間に割り込んできたのはエリザベート・レ・ファニュだった。
なんてことのないような顔で軽々と両者の剣を手で受け止めている。
すさまじい力と反応速度だった。
「リザか……邪魔をするな」
「小娘風情があたくしに口答えかしらぁ? なんなら今ここでまとめて相手してあげてもいいけど、二人とも回りを見てみたら?」
「ふんっ……」
アンジェリークは剣を下げ、周囲を見渡した。既に観客は退避し、会場は半壊していた。
「もう余興は終わりよ、十分楽しませてもらったわ。ほら、ボーヤも剣をおろしなさい」
エリザベートが話しかけるが、ハジメはうつむいて反応しない。
「どうしたのかしら、ボーヤ?」
「……どけ、吸血鬼」
「何言って――」
「俺に指図するな!」
一閃。
エリザベートの肩が深く切り裂かれていた。
「なっ――あたくしを攻撃するなんて!」
「その女は俺を殺そうとした……だから今ここで殺す」
「余興は終わりと言ったはずよ、まさかあたくしとも戦おうというの?」
「邪魔をするなら殺すまでだ」
ハジメは冷たい目でエリザベートとアンジェリークを見ていた。
慈悲も優しさも、人間性もそこにはない。オルセンと戦っていたハジメとは全く違っていた。
自己防衛と攻撃衝動の塊、それが今のハジメだった。
「それがお前様の望みならば、わらわはかまわぬ、かかってこい」
「ちょっと、あたくしの言うことを聞きなさいな!」
戦闘意欲の衰えないアンジェリークに、エリザベートは困惑する。
もはや止められない、そう思い始めていたその時だった――
「ハジメ!」
ふわりとハジメの身体を抱きしめる小さな身体があった。
マリィだ。ピスケスに連れられてここまで降りてきたのだ。
「ハジメ、もうやめて……傷だらけだよ、もういいでしょ……誰もハジメを傷つけたいなんて思ってない。だから、お願い……いつものハジメに戻って……」
「……俺は」
「お願い……ボクを独りにしないで」
「――マリィ……?」
冷たかったハジメの声色が、変わった。
♪ ♪ ♪
「えっと――ご迷惑をお掛けして、ほんと申し訳なく……」
僕はとりあえず自分を取り囲む女の子たちに平謝りをしていた。
状況はなんとなくわかる。戦いの中でトランス状態に陥っていたとはいえ、記憶が全くないわけじゃない。完全な集中状態と興奮で抑えが効かなくなってしまっていたのだ。
その結果、いろいろな人に迷惑をかけることになった。会場の惨状を見ればわかる。
特に――
「あの――ごめんね、ファニュ卿。傷、大丈夫?」
「あなた程度の攻撃であたくしがどうこうなるはずないでしょう。『血界真祖』をあまり舐めないことね」
自分の攻撃で傷つけたファニュ卿にも頭を下げた。
けどその時には既に傷は完全にふさがり、服も修復されているようだった。
吸血鬼の生命力には驚かされる。やはり相手にしたくない。
「マリィとピスケスにも心配かけたみたいだね、ごめん」
「ほんと心配したんだけらねっ! 敵じゃないのにあんなにガチで戦うなんてちょっとどうかしてるよ! ゲーム脳だよっ!」
「おっしゃる通りで……」
「ピスケスはなかなか楽しめたぞ。ハラハラした」
「そんなアトラクションみたいに……」
いや、もともとオルセン卿とボクの決闘はそういう扱いで催されたんだけども。
「ハジメさまーっ!」
そしてそうこうしているうちに闘技場に入ってきたリデルが涙目で僕に飛び込んできた。
「ハジメさま、お、お怪我を……! 今治療いたしますから……!」
「ああ、後でいいよ。致命傷はない」
「わたくしはハジメさまに何かあったらと思うと……ふえぇ……」
リデルは大泣きした。わりと涙もろいのだろうか。
「ふふ、おなごに囲まれて随分と楽しそうじゃのう、お前様よ。結構結構、英雄色を好むと言うからな、何人はべらすとしても一向に構わんぞ」
そして最後に皇帝と共に僕の前に現れたのはアンジェリーク・カーラ・セラエティア第三皇女。オルセン卿と僕の決闘に飛び入りした困った人。
はっきりいってめちゃめちゃ強かった。常に死ぬかと思っていた。戦うときはトランス状態になって恐怖心を失うけど、今ならわかる。本当に怖い相手だ。
「で、挙式はいつにする――?」
「――は?」
「ふえぇ!?」
僕だけでなく何故かリデルも声を上げて驚愕していた。
「は? とは何じゃ、わらわは式の日取りを聞いたのじゃ。お前様はわらわの強さに敵うだけのものを持っておる、勇者として申し分ない。故にわらわの婿となれと、そうもうしわはずじゃ。戦いを受けたからには、お前様は受け入れるということであろう?」
「いや、僕はそんないきなり……!」
「そうだよ、ダメダメ!」
僕とアンジェリーク皇女の間にマリィが割って入る。
「ハジメが嫌がってるじゃん! 本人の意思を無視した結婚なんて時代遅れだよっ、だから絶対だめー! 美人だからって許されないのっ!」
「ほう、マリィよ。貴様のようなちんちくりんが、まさか嫉妬して、対抗しようというのか?」
「し、嫉妬!? 違うもん! っていうかちんちくりんじゃないし、べーっだ!!」
マリィは僕の腕にしがみついて舌を出した。
「ふむ、わらわが正妻となるのは当然として、マリィにも側室の座くらいは開けておいてやろう」
だめだ、この皇女様人の話をきかない!
僕が困り果てている時、アンジェリーク皇女の隣で皇帝が微笑み、彼女の頭をなでた。
「もうよい、アンジェよ」
「父上様……?」
「お前たちは引き分けじゃった。お前が勝てば勇者ハジメを自由にすることも許されたであろうが、お前は自分に負けた男など好かぬであろう。そして勇者ハジメが勝てば、敗者の望みは叶わぬ。どうにしろ、戦いによる婚姻など最初から成立していなかったのじゃ」
うまい!
皇帝さすが政治家の頭脳! このまま皇女様を論破してくださいお願いします!
「しかし――此度の戦いは引き分けじゃった。つまり互いの願いは保たれ、妥協案を探さねばならぬ。ここで余にまかせてはくれぬか、アンジェ、ハジメよ。それで良いな?」
「……良いだろう、父上様に預ける」
「……僕も、お願いします」
「ではここに宣言しよう、我が娘にして神星セラエティア皇室第三皇女アンジェリーク・カーラ・セラエティア。そして異世界よりまいられた勇者ハジメ。神星セラエティア皇帝の名において、ここに――二人の婚約を宣言する!!!」
「えっ――」
ええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!
えええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!
どうして、どうしてこうなった!
どうしてこうなった!!!!
というわけで――
僕は尾張始。日本の首都東京でゲームをしながら引きこもっていた普通の人間。
そんな僕は今、なんだか普通じゃない状況に巻き込まれています。
異世界にいきなり転送されたかと思ったら、いろんな人とあって、いろんな戦いをして――
そして今、一国のお姫様が僕の婚約者になりました。
第一章・終わり
ここまでで第一章終わりです。最後の方雑ですみません。
誤字が多いので、二章を書きながら徐々に一章までの誤字の修正もしていきます。
大学始まったので更新速度が遅いですがよろしくお願いいたします。




