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Deadman MetropolisⅡ -デッドマン メトロポリス2 -

少年は宝の地図のありかを問いただす

金はいくらでも出す お前が俺の道を作るのだ

老人は答える


"私の先祖は代々大量殺人鬼だった 街を震え上がらせる犯罪者だった

 その地図は私の祖先だったその人が隠した殺しの武器が眠る場所を指示している"


ジャックは復讐のため自分をコケにした豚達に断罪を下す

ジャックは特別な力を秘めている 

それは失われし超人的な力 それは古代に抹消された血が起こす 死を起源とする力


街を動かす歯車は静かに狂い始める

何者かが判決を下そうとしている

街に埋もれた滅びた人間達が復活しようとしている


少年は秘密を持っている 自らの名前"JILL-human-half”が示す暗号

ジルが通っている蒸気機関車を研究する大学には重大な秘密が隠されている

ジルには隠している ジルのは隠しながら彼らは彼を使って目的を成し遂げようとしている

ジルが持つ 秘密暗号 

彼は知らない内にこの秘密で世界を破滅させんとする計画に加担している


その夜何者かの遺体が発見された

その遺体の身元はシスター=エリザベス

すぐに賞金首ジャックによるあらたな被害者として世間に広まった


そして混乱さめ上がる中ある"予告状"がジルの通う蒸気機関研究所に送られた

『今すぐジルという生徒を差し出せ さもなくばこの学校に通う教授関係者皆殺しにする』

教授達はジルをかくまおうとするがジルが突然謎の失踪に会う

そして街の郊外で…ジルとジャックは出会った


シスターは目覚めた ここは夢の中か

死という実感はある 私から何かが目覚めようとしている

今街の時計塔の上に何者かがいるのが見える 私の生と死の狭間から逃れようとしている


"今すぐお前の封印を解いてやる"

 ジルに全ての記憶が戻る  いや偽りの事実が全て剥がれ落ちていく

 お前は人間ではない お前は野獣でもない

 お前の頭に人間として理性をない 野獣としての本能もない

 ただの武器だ お前は俺たちから生み出された薄汚い権力者達に使われる道具だ

 お前は自らの身でそいつらに反抗をする このジャックがお前を自由にしてやる"


俺は奴らに迫害されてきた 俺たちの先祖は異端児だ

この首都を古代から影で操る一族 俺とお前は兄弟さ 

一族の主流派 街を法によって守って支配しようとした連中は人々に無駄な血を流せず平和によってこの街を動かそうとした

しかし俺たち異端派は欲望のままに人を殺し続けた

そして俺たちの先祖は追放された 

しかし俺たちの祖先は自らの能力を途切れさせぬようある方法を思いついた

それは自らの能力を武器として後世に伝えることだ

そうやって力を永続的に残しておける方法を俺たちの祖先は編み出した

お前たちの大学の権力者はその主流派達の祖先さ

主流派達はお前のその力を使って世界を平定へと導く発明を残そうとした

しかしそういった行為全てがそもそも間違いなんだ

お前に刻まれた 暗号 その意味は…



…毎日真面目に働いてきた 家のため 世界のため

 今私の存在 意識感情は消えていく 誰にすがりつけばいい どんな言葉をかければいい

 ビルから見下ろす風景あの場所に救いがると思った けどそれは間違いだった

 あなたが導いてくれた あなたが 

 もう私はあなたの場所にはいない 私はどこへ向かえばいい

 あなたの背中が私の今いる世界から消え去ろうとしている -シスター=エリザベス最後の懺悔

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