March of Death
自殺を図ろうとする少女 死までの日程にチェックがつけられたカレンダー
海を泳ぐ魚まで死んでいる 分かっているだろう?
悲惨な5人 カラフルなネガティブ
俺が手のひらで造り出した偽りの蝶と戯れていた3月
街を歩く大衆の8割が死んでいた
12月から3月の間 人類の8割もの人間が命を落としていく
会話をしながら歩いている カップル 友人 夫婦 その両方が死んでいるんだ
そして再生の4月 人類は何事もなかったように再生し
またそれぞれ別の道を歩み 生き また来年の3月まで死ぬことを目的とし
泣き 笑い そして支え合う
俺は夏祭りの夜 子供二人を悪魔に連れ去られて泣き喚いた母親が捨てた人形だ
俺はゴミ箱の中 ガラクタ共と一緒に
周りには黒猫共が集まっている
まるで黒い海に捨てられたようだ 冷たくて慣れてしまえば心地よい
ここには死の感触さえない 当たり前だ
俺は自分の亡骸を抱きかかえているようだ 冷たくて 悲しくて 無様で
何の感情も湧いてこない こんなもんだ 誰もかれも自分の死などなんの感情も抱いてねぇ
ただ街へ行き 海へ 買い物に行く そこには何人も死体が俺を見つめている
構ってほしいんだろ 話のタネにしてほしいんだろ?
俺は「ご愁傷さま」と静かにその横を通り過ぎる
これで死者達は安心して満足して空に帰れる
俺の前でドラマティックな殺し合いを見せてくれた奴らもいる
オペラをかけながら過激にビルから飛び降りて行った奴らもいる
俺は時を重ねるたびに進化していく
ふと気づいたら戻れなくような 気づいたときにすぐソレはずっと前に
おれはまだココで遊んでいる まだ目的が終わったわけじゃない!
まだ俺はここで自分の死を眺めている
俺と一緒にこのガラクタの海に残ってくれる奴はいるか
何が入っているか分からない 誰かが捨てた薬
飲み干す覚悟を…