表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

スイミングスクール

あたしは小学二年生の時にスイミングをやり始めた。


みんなとは遅いスタートだったが今日まで8年間やりとおした。


はじめクロール・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライなんて泳げなかったのに・・。


泳げるようになった。


途中で友達が辞めていくのを見てて水泳をやめようとはおもわなかった。


だって水泳すきだもん。


単純だけど、本音。


そして今。


スイミングを引退する。


年齢制限により、退会。


もっともっと、スイミングしたい。


そこでやりたかったのにな。年齢がなんだよ。年齢なんて関係ない。


やりたいことがあれば、やればいいのにやれない。


これから隣の市の高校に行く。


スイミングスクールともお別れだ。


辛いことや悲しいことよりも楽しいことばっかりだった。


タイムがあの子よりも遅かったら、悔し泣き。


タイムが自己ベストより速くなったら、うれし泣き。


ともかくスイミングがあたしの中心だった。


確かに週に一度だけだったがその時だけ楽しかったような気がする。


水の中で呼吸。水の中で足をばたばた。水の中で手をうごかす。


水泳って全体運動。


すっごく疲れる。けど、あたしの一番のスポーツ。


水泳はあたしの宝。


親に「あんた、高校は入ったら何部にするの?」


中学の時は剣道部。けど、今やりたいことは水泳。


だから


「水泳部。」


なのだ。


けど、これで終わりじゃない。


あたし3年後戻ってくるから。


コーチになって、スイミングスクールに戻ってくるから。


だからそれまでスイミングスクール。


ちゃんとあたしをおぼえてて。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ