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6、2,000曲歌ってみた

 5年ほど前に、自分はどれくらいの曲を歌えるのかに挑戦を始めた。知っている曲を片端から歌った。2,000曲を歌った。思っていたより沢山あった。しぼり出せば未だ出て来ると思った。しかし、知っている曲を探し出すのが困難になって来た。デンモクは曲を探し出すいろんな目次を提供しているが、<私の知っている曲>という目次はなかった。


 この2,000曲は、ラジオやテレビで聴いた曲である。記憶力の悪い私でも覚えていた曲である。古い時代のフォークソングや、グループサウンズも含まれているが、最近のものはない。ダンシングが主になっている曲も入っていない。アニソンや現実離れした歌詞の曲は今後も入れません。


 ここまで歌い終わって感じた事を書きます。

 いつの時代の曲でも、記憶に残っているのは名曲ばかりです。歌われた年代の人々を感動させ、現在の人々をも感動させます。高音、低音、カスレ声、澄み切った声等いろいろ有りますが、産まれながらの声ではない様に思う。個性を出す為や、楽な発声をする為に研究して造られた声の様に思う。


 例えば森進一です。私は声が潰れるまで練習したからカスレ声になったと思っていました。ところが、声が枯れた時に森進一を歌っても上手く歌えません。綺麗な声が出る時の方がカスレ声が出るのです。つまり発声の仕方なのです。フランク永井もそうです。低い声なのではありません。低い声の出し方を習得したのです。


 私は老若男女を問わず、高音、低音、カスレ声、澄み切った声等いろいろ有る全てを歌いました。多少、無理な部分もありましたが、全て原曲で歌いました。最高音、又は最低音が出ない事は有りますが、同曲でその両方が出ない事は無かったと思う。我慢して発声すれば、だんだんと出る様になりました。


 約150人の歌手の曲を歌いました。ここまでで学んだ事はそれぞれの歌手を真似る事の大切さです。声を真似るのではありません。発声の仕方を真似るのです。歌手はそのキーを出す為、その雰囲気を出す為、艶を出す為、力強さを出す為、等、必死に工夫しています。その成果を頂くのです。声の幅が拡大されます。全ての歌手がそうである様に、誰にも遺伝された個性が有ります。それに技術を加えるのです。


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