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レオーネの日常その2 幼馴染みバカコンビ

まぁ・・・後二人腐れ縁の男がいるけど・・・

あいつらおバカだからなぁ・・・


学園の廊下を歩いてる時その例の腐れ縁コンビと出会った

「ユーディアス、カイトじゃん・・・おはよー」

名前はユーディアスとカイト

彼らは幼馴染でよく昔一緒に遊んでいた

それはまるで男友達かのような関係だった、ちょっと距離を置き始めてはいるが今でも遊びに付き合ったりしてる

くせ毛金髪で白服礼服の方がユーディアス、隣のハクバ国の次男で第二王子様

ストレートの茶髪で青色ブレザーの方がカイト、隣国の第二王子

「ああレオーネちゃんちょうどいいとこにー、これみてよ面白いよー」

「今ちょうどまた新しいエロ本が異世界から転移したらしい、なんでもBL本だとかいうのらしい」

見ての通り、ユーディアスは天然で

カイトはバカでスケベだ

俺は二人のことを頭文字をとってユカイコンビだとかおバカコンビと呼んでいる

いつも二人して異世界から召喚したエロ本ばかり拾っては俺に見せにくる

まぁでもそれはまだ俺が男友達だと半分は思われてる証拠なのかもな

「またそれかよ、デリカシーの無い奴・・・はぁ」

「いいじゃん俺達友達だろ」

カイトが気軽に俺の肩に手をまわしてくる

「っ触んな・・・少なくとも女にエロ本見せびらかすバカな親友は持った覚えはない」

俺はそれをため息をつきながら払いのけ

冷たく言い放ち、その場を去ろうとする

ユカイコンビは後ろからまだ声をかけてくるが無視して進む

「いやあれはさ、昔レオーネのこと男の子だと思ってたからでー」


取り残された二人はふと最近のレオーネについて語りあった

「あいつさー、最近付き合い悪いよなー」

「まぁ仕方ないよ、レオーネのお母さんはアレだから」

過去レオーネにあったトラウマ、それが「男性」である二人との距離が遠くなった理由だった

「それに今日は成人の儀式だから余計にね」

加えて、今日はレオーネにとって大事な日でもある

大嫌いな父親に合わなくちゃいけないからである、それは過度のストレスだった

「ほら結婚できる年齢じゃん?僕たちもだけど・・・」

「結婚ねぇ・・・ま、俺達みたいなバカ共じゃ「あいつ」とは絶対にありえないな男友達と結婚とかありえねー・・・ははは」

カイトはありえないだろ笑って、ややりすごす

だが

「それは・・・どうだろ」

「・・・ユーディアス?どした?」

「なんでもないよ」

ユーディアスはレオーネに対してそうは思ってなかった

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