表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

57/67

57.ソフィーリア国での話し合い

 ソフィーリア国の王族が立ち、2人に言い放った。


「ルリナとディロール国第2王子は、即刻ソフィーリアから出て行け!

 命がある事だけに感謝しろ!

 ワシからは以上だ!」


「ねえ、貴女って本当に公爵の者なの?

 礼儀も王妃教育も覚えないって、有り得ませんわ!」


「わたくしもお姉様と同じ意見ですわ。

 公爵家の方々に同情しますわ」


「そうですわね、淑女らしくが貴族娘としての基本ですのに。

 バールナ公爵の方々は苦労したのが分かります」


 王様、皇女様方、王妃様が順に話をし、ルリナは鼻息を『フーーフーー』鳴らしながら、私を睨んでいた。


 この子何なの? 私は何もしてないでしょ、たぶん? 記憶が無いから分からないけど、さっきはビンタをしちゃってたけどさ。


「ココネ様、椅子に座って休んで下さい」


 わあぁぁっ! 可愛い、モフモフな耳だ。


 触りたいなぁ、ちょっとだけ「良い! モフモフ!」と言いながら、ランの耳をモフって幸せそうな顔の私を見て、オールとジンだけではなく、謁見の間に居るルリナとディロールの王子以外の者が微笑ましく見ていた。


 ランは嬉し泣きしてて、始めは驚いたけれど、メイド長までモフらせてくれたんだよ。


 ジンの尻尾が気になって、ついつい触ってしまって「…………!!」ビクッとなるジン、尻尾が動くからサワサワすると、ジンの顔が赤くなっていた。


 オールと目が合い『超イケメン』と思った私、こっちに来る!


「目が合ったよね?」何このナンパのようなセリフは?


「合いましたね、意味はないんですけど、オールさんは何の獣人何ですか?

 見た目は人間っぽいから、聞いてみたくて」


 オールは笑顔で答えてくれた。


「王族である俺達は『黒竜族』だ。

 他の獣人は分かりやすいが、黒竜族は魔力だけではなく全てが強い。

 あとは、皮膚が固くて怒るとツノが出る」


 私は興味本位でオールの手を触ってみた。


「本当だ! 皮膚が固いんだね。

 頭は、ツノ無いね」


 微笑みながら、オールの頭を触っていた。


 オールは膝をついて、私の膝の上に頭を乗せて来た時は『ドキッ!』としたけど、頭を撫でたくてオールの髪を撫でていた。


「そこのバカ女!

 私のジンとオールに気安く触るな!!」


 怒鳴られてビクッとなった私に、オールは耳元で囁くように言ってくれた。


「大丈夫だよ、何があっても俺が守るから!

 ココネ、大好きだよ」


 きゃああぁぁぁーーーーーーっっっ!!


 カップルみたいな会話だよ!


 私がこんな会話するなんて思ってもみなかったわ。


 オールとジン、戦闘メイドであるランとメメルが私の前に立っている。


「おい、平民女。

 お前は誰に向かって口を聞いているのですか?」


「ソフィーリアの大切なお方に向かって何て口の聞き方なの、最悪な女!」


「ラン、私も言おうと思ってたのよ」


「俺の大切な婚約者に暴言を吐いてみろ、魔物の餌にするぞ!!」


 オールの頭からツノが2本出てる、マジギレ中なの? 止めなきゃ!


「オール、あの……怒らないで。

 その子は人間の国に送り返せば良いんじゃないかな?」


 生意気な事言ってごめんね。


 心の中で謝る私だった。

誤字や脱字がありましたら、すみません。


作品を読んでいただき、ありがとうございます。


続きが気になると思ってもらえたら『☆☆☆☆☆』にタップかクリックをして貰えると、今後の執筆の励みになります。


ブックマークと評価を宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ