55.3人トリオの目が覚めました!
ルリナ様は御家族から、公爵の剥奪をされたのにもかかわらず。
「私は公爵の娘なのよ!
その娘に好意を寄せられているなんて名誉な事だと思いなさい!」
「………………。」
「………………。」
「………………。」
「はあぁ〜っ……」
私は溜息を吐きながら、何の茶番劇? と思っていた。
本当に頭の中にお花畑があるんじゃなくて、苔畑があるんじゃないの?
ルリナ様はもう、公爵ではなくてただの平民のルリナ様になったのだから、呼び方は『ルリナ』にしなくてはいけないわね。
あらあら、ディロールの大臣の息子マウロ様・騎士団長の息子ヨーシュア・ギルドマスターの息子ダーティ様が引いてますわよ!
御顔がヒクついていますよ。
ディロール第二王太子のヴァンロットだけはルリナの隣にいた。
あらら、マウロ様・ヨーシュア様・ダーティ様は後ろへ下がっていますわよ!
気付いて無いのは、ルリナとヴァンロット王太子様だけみたいね。
「あの!ソフィーリア王族の皆様、バールナ公爵様、今まで本当に申し訳ありませんでした!!」
「俺も、本当に申し訳ありませんでした!!
俺にとって大切なのは自分の婚約者だけだと今、思い知りました!」
「僕も本当に申し訳ありませんでした!!
婚約者を蔑ろにしていた自分が恥ずかしいです、もう遅いって事は分かっています。
それでも、これから信用してもらえるよう一からやり直す事を誓いたい!」
マウロ様・ヨーシュア様・ダーティ様の順にソフィーリア国・王族の皆様とバールナ公爵様、そして私にお兄ちゃんと桜さんにも誓ってくれた。
そして『呪い』の魔術はルリナが魔術師の新人講師に色仕掛けをし、関係を持ち指示を出した事が分かった。
ルリナは、マウロ様・ヨーシュア様・ダーティ様に罵声を放った。
「裏切り者! 生きられなくしてやる!!」
一番弱そうなマウロ様に掴みかかろうとして、オール・ジン・お兄ちゃんが止めようとしたが、真っ先に止めたのは桜さんだった。
ルリナの首根っこを掴み、後ろへ投げ飛ばした!
ガッツィ! ブーーンッ!! ドカッ!!!!
「いった〜〜〜〜いっ!! ちょっとババア何すんのさっ!」
今度は胸ぐらを掴み威圧感を放ちながら怒鳴った。
「ピーピーと、うるせーーんだよ!
テメエはココネに何をした!
呪い? そんなの 神に頼んで呪い返ししてやるから覚えてろよ!!」
桜さんの言葉にオールと王様が「それだ!!」声を被らせた!
そうだよ、シンに聞いたら良いんだよ。
王族と私達は頷き合った!
誤字がありましたら、すみません。
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