40.あの『四人組』が登場
その事が全生徒の耳に入り罵倒の嵐よ。
「金やコネを使った」
「オパール王太子殿下様に色目を使ったから」
「ユージン様にお色気で泣きついた」
「公爵家の力を使った」
などと言われ最悪な学園ライフ? 学園生活? が始まるのね。
あぁーー、最悪だわ。
噂を聞きつけた『あの連中』が学園の中庭まで『走って』来た。
令嬢としてどうなのかしら、この子って公爵家の娘だよね?
その娘が大股で走るって、礼儀作法とか習ってるんじゃないの?
てか、顔コワッ!
何あの顔、どこの悪鬼?
アレはないわーー、走るんではなくて早歩きで来なさいよ!
もっと教育を、今からじゃ手遅れではなくて?
私は身内以外と屋敷以外は令嬢としての振る舞いをしているのに、この差って有りなのかしら?
私はこの世界で育ったんじゃないけど、ゲームやアニメ、異世界漫画のお陰で覚えていたってだけなんだけどね。
バタバタバタバタッ!!
「オール! ジン!
待ってーー!!」
オールは私の肩を抱き寄せ。
「………。」
険しい顔でルリナ様を見ていた。
ジンは、汚物や害虫を見るような嫌そうな顔で私とオールの前に出て一言。
「何の御用ですか?」
周りにいた騎士団長の息子ヨーシュア、大臣の息子マウロ、ギルドマスターの息子ダーティをボロ雑巾を見るかのように見ている。
ヨーシュア、マウロ、ダーティは、ジンの威圧と隣でフェンが元の姿になり「グルルルルッ!」と唸ってるのを見て騒ぎ出す。
「魔物だ!」
騎士団へ連絡し事を大きくした『アホな四人組』を無視して私はフェンリルを撫でていたら。
「あの女は魔族だわ!」
と言ったルリナ様をオールとジン、フェンが無言の威圧感をもろに出している。
オールはツノを出し、ジンとフェンは毛を逆立てて激怒している。
ルリナ様は後ろから両親に声をかけられ、説教されたがスルーだ。
「ルリナ!
何て事を言うんだ!
言葉には気をつけなさいと、何度言えば分かるんだ!」
「貴女って子は、ルリナ!
オパール皇太子殿下様とユージン様に謝罪をしなさい!
公爵家の娘として恥ずべき行動は慎みなさい!」
ルリナ様はスルーして、オールに抱きついて来た。
その時、醜く怖い顔をして私を、皆の目の前で魔力を使って思い切り力を込めて後ろへと吹き飛ばし、体が思い切り大木に当たり。
ダアァァンッ!!
「ガハッ!!」
肺にあった空気が一気に押し出された。
私の体は地面へと強打した時に横腹に鈍い痛みと熱い痛みが押し寄せて来たが、意識が遠くなるのが分かる。
足、折れたかも。
息も……「ゲホゲホッ!」片手で口を押さえて咳込んだ時に、手についた血を見て吐血してしまった事がわかった。
「ココネ!!
クソッ、なぜ身体が動かないんだ!
貴様の仕業か?」
ルリナはニヤニヤして、オールの腕に抱きついて気持ち悪い笑顔をしていた。
誤字がありました、申し訳ありません。
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