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3.私自慢のケーキとお兄ちゃん頑張って!

 

 ご飯も終わったし、これから本題である結婚の話になるのかな。


「あっ、私が用意して来るからお母さんは座ってて」


 今日はお兄ちゃんと桜さんが主役で私は、見守る!



 パウンドケーキを人数分に切り分けて、あまりは置いていたら誰かが食べてくれるよね?


 上の方に生クリームを綺麗に盛り付けて、横に苺とブルーベリーを置いて……。


 完成!!


 飲み物は、アップルティーも良いけど、ここは無難にミルクティーにしよう。



 皆の前にパウンドケーキとミルクティーを置いていった。


「どうぞ」


 皆、本題に入ってないのかな。



「ふぁ〜〜! おいしい〜〜!」


 桜さんの目がキラキラしてて、フォークを持ってない左手でホッペを触っている。


 その一言に押されたように、お兄ちゃんが結婚の話をしだした。


「コホンッ。

 あぁ〜〜……」


 お兄ちゃん頑張って! っと心の中で応援し、お兄ちゃんに見えるように力拳を作った。


 お兄ちゃんは、うん! っと頷き。


「心音、ありがとな。

 父さん、母さん

 俺は山田桜さんと結婚したいです。

 桜の両親には了承を得てます。

 結婚させて下さい」


 お兄ちゃん、グッジョブだよ。


「お義父さん、お義母さん、お願いします」


 お兄ちゃんも桜さんも頭下げたまま、お父さんとお母さんの言葉を待った。


「何言ってるの?

 此処へ来た時から桜さんは家族のつもりで出迎えてたのよ?

 桜さんみたいな可愛い娘が出来て嬉しいわ」


 お兄ちゃん、良かったね。


 私はお母さんと一緒にニコニコしながら二人を見た。



 その間、お父さんはケーキのおかわりしてたのは秘密にしてあげよう。



 幸せそうなお兄ちゃんと桜さん。


 お父さんもお母さんも凄く良い笑顔で、幸せそう。


「私も大事にしてくれる彼氏が欲しいな」


 ボソッと小声で言った声が男二人に聞こえたらしく


「心音にはまだ早い!」


「変な虫が付いたらどうするんだ!」


 とか言われて、耳を塞ぎたくなったよ。


 お母さんと桜さんがフォローしてくれたから、二人組の男達から解放されたから良いけど、私が今のお兄ちゃんみたいに『結婚したい人が出来ました』って連れて来たらどうなるんだろう?


 お父さんは私の意思がかたいと悟ったら、頷いてくれてたから大丈夫なんだけど、問題なのがお兄ちゃん!


 考えるのやめよう。



 今日は遅いから、お兄ちゃん達はお泊り。


 私は、乙女ゲームと漫画に小説が待ってるから、先にお風呂に入って身なりを整えて。


 うん、大丈夫!


 いざ出陣!!

(武将ではないので何も起きません)


 コホンッ。


 気を取直して。


 じゃぁ、大好きな異次元の世界へレッツゴー!!

誤字がありましたら、すみません。


読んで下さって、ありがとうございます。


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