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19.獣人王族に心配されていましいた

 まったりと談笑しながら、結婚の話をしていた。


「結婚式は婚約者と一緒に出席してくれ」


「うん、私の時は桜さんも呼んで家族で来てね」


 お父さんとお兄ちゃんは泣くんだろうなぁ。


「私そろそろ帰らないと、帰るって変な感じだよね?」


「そんな事ないわ、それが当たり前なのよ。

 嫁ぐんだから、その家へ帰るのは不思議な事じゃないのよ?

 私だって初めはそうだったんだから。

 心音、いつのも貴方らしく頑張りなさい!」


 優しく母に抱かれ涙が溢れた。



 気持ちも落ち着き「また来るね」と言ってドアを開けた瞬間に!!


「ココネ!! ココネ!! 」


 オールに抱きつかれて『ぎゅううぅぅっ』オールの背中を叩きながら「ギ、ギブ〜ッ!!」って叫ぶ私、それを泣きながら見てるオール家族と目が点な私の家族。



 やっと離してもらえたけどオール達に話して私の家族を紹介しないと。


「王様、王妃様、皇女様、オパール殿下、御心配をおかけして申し訳ありませんでした。

 オパール殿下からお聞きになっていたかと存じますが、わたくしがこちらへ来て数日が経ち、地球の私の家族が捜索しているやもしれないと思い、勝手ながら部屋付き浴室と地球の自室を繋いでしまいました事、御許し下さい」


 と謝罪すると私の家族はビックリしてた。


 王族の皆さんは安心したのか、笑顔で「こちらの都合だけでココネを呼んでしまったんだ。だから良いんだ、その謝罪受け取っておこう!」っと王様が仰ってくれた。



 地球の私の部屋へ王族の皆さんを招き、挨拶をした。


「王族の皆様、御前失礼致します。

 私が育った部屋で御座います。

 私の家族をご紹介させて頂いてもよろしいでしょうか?」


 カーテシーを綺麗にし返事を待った。


「ここは地球だ、地球での挨拶で良い」


 そう言ってもらえたので、家族を紹介した。


「父の真二しんじ、こちらが母の由美ゆみ、そして私の自慢の兄の翔太しょうたです。

 あと数ヶ月で兄が結婚するので家族がもう1人増えるんです」


 笑顔で紹介した。


「初めまして、心音がお世話になっています。

 私どもの大切な娘を、末永く……グッ……お願い致します……ズズッ」



 お父さん泣いちゃった。


 てか、お兄ちゃんまで鼻水だらけだし、汚いなぁ。


 グスッ……私も人の事言えない……うぅッ……親子そっくり!


 オールは私の腰を引き寄せ、もう片方の手でナデナデしてくれた。


 私はぎゅっと抱きしめたが、お兄ちゃんが「お兄ちゃんの胸で泣きなさい!」と茶々を入れてきて皆で爆笑だった。



 行き来が出来るって聞いてたけど、王様達が地球に来れた?


 ちょっとお兄ちゃんを使って実験をする事にした。


 お兄ちゃんの手を掴みドアを開けて入る!


 ………!!


 は〜い〜れ〜た〜!!


 つ〜れ〜て来れた〜!!


「本当に行き来が出来るじゃん!」


 ペイッとお兄ちゃんの手を払いのけ。


「ちょっと待ってて」


 と言って調理室まで走り、パンを持って戻り……グニィ! とちぎったパンをお兄ちゃんの口に放り込んだ!


「おい! 何するんだよ。

 うげぇ〜っ! 何だよコレ、固すぎだし味がしねぇ。

 おい、何日放置してたパンだよ、腹壊すだろ」


「今焼けた、この世界で一番美味しいって言われてるパンだよ。

 だからイーストが必要だったんだよ」


 言い合いしていると皆がソロソロと入って来た。


「はあぁぁっ! この不味いのが一番美味しいって、俺なら死んでるぞ!」


 もう一度パンをちぎって、お兄ちゃんの口に入れる!!


「……!」


 母がハッとして走って行き戻って来た。


 どうしたんだろうって見たら、袋に様々な菓子パンやデザート、食パンが詰められていた。

誤字がありましたら、すみません。


読んで下さって、ありがとうございます。


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