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プロローグ


トニーは目覚めた。目の前には、大幅な遅刻を指摘する時計。


それを見ても特段驚きを感じないのは、自習である二時限目の終わりまでに登校するのに慣れすぎてしまったせいか。


それとも、「学食のみそラーメンさえ確保できればいいや」という楽観的な思考が脳内に留まり続けているせいなのか。


だが、そんな心配などしなくても みそラーメンの食券は友人のアルフォートが確保してくれているだろう。


「授業に出られないとしても、みそラーメンさえ食えればいい。」


この思考が、後に彼を苦しめることになるのである。

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