第15話 懸念
先週はお休みしてしまい、すみませんでした。これからは何時ものペースで更新していきますので、今後とも宜しくお願いします。
「お疲れ様」
今、そう言ったレゼルの前には、満面の笑顔を浮かべた女子生徒と、憮然とした表情を浮かべた女教師がいた。
勿論、ミーファとルイサである。
右側奥の観覧席。ミーファがレゼルの隣に座り、ルイサが彼女の隣に腰を下ろす。
「見事だった」
「はい。凄かったです」
レゼルとセレンが口々に言うと、
「ありがと、二人共」
ミーファは素直に礼を言って嬉しそうな顔をし、
「私は負けたがな」
ルイサは眉を寄せながら顔を逸らした。
彼女の横顔は悔しそうだった。やはり、生徒――それも自分の教え子――に負けるのは悔しいのだろう。
だが、正直レゼルとしては、あまりウジウジされるのは面倒と感じるのである。それに彼女は自分より遥かに大人なのだから放って置いても良いだろう。
レゼルはドライな意識でそう判断すると、ミーファに会話を振った。
「それにしても、最後は凄かった。二発同時発射の回転式連発拳銃か。銘は何て言うんだ?」
「〔連星〕よ」
「〈双子座〉の二つの星の内の一つだな。成程、銃の機能と星の特徴が一致する」
ミーファ・リレイズは《暦星座》の一人である。彼女の《星庭》が〈双子座〉である事は、レゼルもセレンも創造学院に来る前から知っている。
レゼルが感心して言うと、ミーファはとても嬉しそうに笑った。
「まさか、あの銃が二発同時発射などという機能を備えているとはな……」
苦々しげに言ったのはルイサだ。
「隠していましたから」
ミーファがさらりと言うと、ルイサは何故かレゼルを睨んだ。
「は?」
何故俺を睨む? という意味のそれに、ルイサは意味不明な事を言った。
「ミーファに隠し技まで出させるとは……レゼル君、後で食堂の高級Aコースを奢れ」
「……いきなり何ですか。て言うかあれ、一万ソル以上しませんでしたっけ?」
「するわね。一万二千ソルよ。私は一回しか食べた事無いわ」
「一番高いのは高級Fコースで、三十万ソル近くするそうですよ」
「……セレン、それ本当なのか? そんなの誰が食べるんだよ」
三十万ソル。
セレンの言葉だから本気で疑ってはいないが、信じられないという気持ちはある。
「ウィスタリア様よ」
だが、ミーファから明確過ぎる答えが返ってきて、
「……あ、成程」
すんなりと納得出来てしまった。
因みに、普通の食堂の料理は四百ソル前後といった所である。
「……しかし、教え子に負けるのは悔しいな。授業の時だと尚更だ」
ふぅ、とルイサが溜め息を吐く。
「授業の試合で私が勝った事なんて結構あるじゃないですか」
何を今更、というようにミーファが首を傾げる。ちょっと容赦の無い言い方に聞こえるのは、レゼルの気の所為だろうか。
「そうなんだが、レゼル君が見ている訳だし、今日は久し振りに本気だったからな。本気と言っても、ルールに引っ掛からない範囲でだが」
「何でレゼル君が見てると負けられないんですか?」
ミーファの声が鋭さと冷たさを帯びた。――気がしたのは、レゼルの気の所為ではない筈だ。何でかは分からないが。
「レゼル君は編入生だからな。最初くらいは担任として勝っておきたかったのさ。決して、ミーファのような理由では無いぞ」
「「怪しい……」」
「何でセレンまでそこでハモるんだよ」
レゼルはけらけらと笑ってツッコむ。
「「「この鈍感男」」」
「……」
二人がハモったと思ったら三人でハモられ、レゼルは言葉を失ってしまった。
困惑する彼に、女性陣が呆れた顔を浮かべる。セレンは無表情だったが、雰囲気で彼女も呆れていると分かった。
「何なんだよ……」
レゼルは憮然として三人から目を逸らす。
「……エネディス先生」
レゼルの機嫌が悪くなったので、セレンが話を変えようとルイサに話し掛けた。
「何だね、セレン?」
話し掛けられた彼女は嬉しそうで、抑え切れないというようにニヤニヤと笑みを漏らしている。
「その顔気持ち悪いですよ同性愛者」
「流石、親子だ」
ルイサから放たれた意味不明の台詞にミーファが眉を顰めた。
「で、何だね?」
ルイサが自身の補佐である少女に視線を送り直す。
「大した事ではありませんが、今月は第十一の月、つまり〈双子月〉ですよ。時期からしてミーファが有利でしたから、エネディス先生が今日負けたからといってあまり悲観する必要はないかと」
「「……あ」」
ルイサとミーファがハッとしたように微かな声を漏らした。
そんな二人に小声で「忘れてたのかよ」とレゼルはツッコんだが、幸い(?)彼女達は聞こえなかったようだ。
今は〈双子月〉と呼ばれる月である。《星庭》を〈双子座〉に契約しているミーファにとって、双子座が夜空の天頂に昇るから最も戦い易い時期なのだった。――戦い易い、というより創造術が行使し易いと言った方が適切だろうか。
「まぁ、今日は雪が降っていて星は雲で隠れていますから、ミーファとエネディス先生にあまり差は無かったでしょうが……どちらかと言うとミーファの方が有利でしたね」
雲が星光を満足に地上に届かせていない今日は、創造術が行使し難い日だ。
そんな、夜空のコンディションが最悪な日にミーファとルイサの二人はあれだけの創造術戦闘を繰り広げたのだから、流石は《暦星座》といえる。
レゼルが僅かに苦笑しながら発言すると、ルイサが硝子張りの天井越しに雲に覆われた空を見上げた。
「……次は負けないぞ、ミーファ」
「私も負けません、エネディス先生」
教師と生徒。
だが、好敵手でもある。
不敵に微笑む彼女達の姿を、レゼルは眩しそうに目を細めて眺めた。
彼女達は彼にとって、あまりにも遠く、違い過ぎる存在だった。
「ソレイユ、ちょっと良いか」
レゼルが自分の異端さについてふと考え込みそうになった時。
誰か――いや、ジェイク・ギーヅが声を掛けてきた。レゼルの身体の上に影が落ちる。
「ギーヅ、どうした?」
レゼルの前に立つジェイクに質問を投げたのは彼の同僚であるルイサだった。
「少しソレイユに話……いや、提案があってな」
ジェイクはルイサに目を向ける。するとルイサは、何故か納得したような顔になった。
彼が近付いて来るのは分かっていたが、まさか話し掛けられるのが自分だと思っていなかったレゼルは、「意外だな」と思いながら立ち上がった。
「何でしょう?」
「もし模擬試合の相手がいないのなら、俺と戦ってみないか、ソレイユ」
視線をレゼルに戻して率直に言ったジェイクに、レゼルは半ば強制的に頷いた。
――ジェイクの目が、獰猛な肉食獣さながらに鋭い光を持っていたからである。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
レゼルとジェイクは、闘技場の真ん中で対峙していた。
ジェイクが実技試験の時の四年生なら、その時と同じ構図だ。
闘技場に他の生徒はおらず、皆観覧席に座って二人を見下ろしている。これはミーファとルイサの模擬試合の時のような羨望の含まれた注目ではなく、嫌悪や得体の知れない奴への好奇心が含まれた嫌な注目だった。
既にこんな視線には慣れっこであるレゼルは、ポーズではなく本当に何も気にしていない体でジェイクを見据えている。
そんな彼を、ジェイクは「強いな」と思ったのだが、顔には出さなかった。
「それでは、始めるか」
ジェイクの合図で、戦闘服を着用した二人が身構える。
レゼルは半身になって、腕を動かさずに自然体で直立。観覧席にいるギャラリーの声が聞こえなくなった。レゼルは常に、途切れる事なくセレンに意識を配っている。だから、彼が外部の声を遮断したのではなくて、観覧席の生徒達が話すのを止めたのであった。
セレンの事を気に掛けながら戦うのは、明らかに集中していない証である。ジェイクが聞けば怒っただろう。だが、それでもレゼルは、模擬試合だけに集中する気は毛頭無かった。
カタン、と何処かで小さな音が鳴った。
それは本当に微かな音だったが、今はやけに響いた。
そして、二人が動いた。
全身に融合体を送り込みながら、融合体の一部を外に引っ張り出して『物質』――今の場合は創造武器――の構築も並行して行う。
レゼルの灰色の髪が輝く銀髪に、漆黒の瞳が鮮やかな碧眼に変わる。
「ほう。凄いな、本当に変わるのか。それに、天候のコンディションが最悪な日でも並行創造が出来るとはな。……認めよう、お前は強い」
ジェイクは瞼を閉じながら言った。
「――だが、それはあくまで、学生の範囲で、だ!」
ジェイクの前に陽炎のような空気の揺らぎが生まれ、それは一瞬で彼の背丈よりも長いハンマーを形作った。
鈍い鋼鉄色の、無骨なハンマー。
「……」
レゼルは、その撲殺武器を手にした実技担当教師を見て、ちょっとだけ言葉を失った。
彼の唇が、自分以外の全てを嘲笑うように歪んでいたのである。
「……ぶっ殺す」
ボソッ、と歪な曲線を描いた口から、教師にはあるまじき言葉が放たれた。
「何か……」
可笑しいだろ、とレゼルは困惑しながら思う。
それでも彼は、とっくに創造武器の構築を終わらせ、右手には青い光の刀身を持つ〔光剣〕を握っているのだが。
「レゼル君、気を付けて! ギーヅ先生って戦闘になると人格変わるのよ!」
観覧席からミーファの声が響いた。
「人格変わるって……二重人格か何かか?」
少し驚きながら、レゼルはジェイクをまじまじと凝視する。
するとハンマーを両手に握った彼に睨み付けられた。
「ガン飛ばしてんじゃねェよ糞餓鬼!」
「……」
ガン飛ばしてんのはそっちだ、と思ったが、レゼルは心の中で溜め息を吐くに留めて置いた。二十年前くらいの不良みたいになった教師とはあまり言葉を交わしたくなかったからである。
「今日は……そうだな、肋骨でも折るかァ? なァソレイユ、お前は何処を折られたい?」
「何処も折られたくありません」
「そォかそォか、首の骨を折られたいのか。お前見掛けによらず勇気あるなァ」
「……そんな事一言も言ってないし、死ぬだろ首の骨折られたら」
会話に付いていけない、とレゼルが感じたその時。
ジェイクの身体から、抑える気も無い闘気と殺気と狂気が放たれた。
それを真正面から直に浴びたレゼルは顔を顰める。
だが、それはジェイクの発する三つの気が煩わしいと思っているからでは無かった。このくらいの闘気と殺気と狂気は、NLFの中で何度も体験したし、彼だってやろうと思えば「気」だけで人を気絶させるのも容易い。
レゼルがちょっと鬱陶しそうな顔をしたのは、ジェイクの放出している気にエナジーと、折角エナジー脈に取り込んだ星光、そして融合体までも含んでいたからだった。
それは、明らかに無駄な行為であった。
放出されたエナジーや星光は単体では何の役にも立たないから言わずもがなだ。
では融合体は、というとこれも無駄である。
創造術の『物質』創造では、構築し創造するものの「情報」が重要になってくる。例えば林檎を創造したいなら、林檎の「情報」は、果物、赤い、(アバウトな表現になるが)丸い球体、中身は黄色、美味しい、果汁、ビタミン、などなど。そういう「情報」が沢山あって正確なだけ創造物の質は高くなる。
創造術の創造と、想像はイコールで結ばれる。
創造物の「情報」とは、即ち「想像する事」で補えるのだから。
だから大抵の創造術師は、想像力をアップする事も重要と考え、武器の新作を創る時などは絵に描いたり鍛冶師に試作品を作ってもらったりする。形やデザイン、性質を一つに固定する事により、『物質』創造は構築の速さ、正確さ、強度などの質を得るのだ。
という訳で、何の想像もせず融合体を撒き散らすのは、相手にプレッシャーを掛ける以上の意味は一切無い。
今の模擬試合の場合、相手がレゼルなのでプレッシャーを掛ける事さえ出来ていないから、全くの無駄と言い切れるのである。
知的そうな切れ長の瞳といい、普段の言葉遣いといい、ジェイクは冷静で綿密な戦術を用意しているような創造術師かと思ったが、どうやら純粋なパワーファイターのようだ。
榎倉とは対照的なタイプである。
レゼルは心に「見た目で判断するのはNG」という子供の教育でよく登場するような教訓を刻み込んだ。(こちらの場合は戦闘スタイルの事で、決して道徳心的な意味合いでは無いが。)
「死ね、餓鬼ィ!」
レゼルが心のメモ帳を開いていたら、遠慮なくジェイクが突進してきた。
柄の長い無骨なハンマーを持ちながらなので、何だか人里に下りてきた鬼のようだ。表情が笑っているから余計である。
百キロ近く重量のあるだろうハンマーを軽々と振り被り、ジェイクはレゼルに肉薄した。
右に跳躍、ジェイクの放ってきた上からの一撃を避ける。
ズドォンッ!!
と、強化素材の床にこそ罅割れは出来なかったが、実技棟の闘技場に衝撃が広がった。
レゼルは難なく遣り過ごしたが、ジェイクは止まらず攻撃を続けてくる。
「まだまだァ!」
ジェイクは嗜虐的な笑みを浮かべ、ハンマーを横に薙ぎ、上から振り落とし、時には下から振り上げてくる。
一切の攻撃をしないまま、レゼルはそれらのパワフル極まりない攻撃を避け続けていた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
右側の観覧席から闘技場を見下ろして、セレンは何とも言えない気持ちになった。
人格の変貌を遂げた教師と戦う銀髪碧眼の少年――レゼルが、手を抜きまくっている事についてだった。
勿論、彼が本気を出せば創造学院どころかリレイズの街、いやディブレイク王国全土をも焦土に変える事が可能だろう。
彼が創造学院というアマチュア達の教育機関で本気を出せる訳がないのだが、今セレンが思っているのは、そんな事ではなかった。
対《堕天使》用の創造武器は使うと学院ルール違反――模擬試合で相手が死亡・再起不能に至る攻撃は禁止――なので使えないが、彼なら素手でも一瞬でジェイクを倒せる。
確かにレゼル・ソレイユには、力を極力隠さなくてはならない理由がある。NLFエース、「血塗れ」の正体を悟らせない為だ。
昨日の《堕天使》討伐の時にも、レゼルは炎の広域創造を人々に見せてしまっている。些細で小さな戦闘スタイルや攻撃パターンから、レゼルが「血塗れ」だと悟られる訳にはいかない。その為、彼は「血塗れ」の時のように戦う事は出来ない。
――のだが。
現在彼は、セレンから言わせてみれば「遊んでいる」状態だった。
右手の〔光剣〕を使わず、ただただ避けているだけだ。前述と同一の理由でレゼルはあまり人に力を見せてはいけないから、わざと避け続けているのは分かるが、レゼルが勝つ事を疑っていないセレンは複雑な心境になるのだった。
圧勝してしまって欲しい、という気持ちと、レゼルが「血塗れ」だと悟られてしまうのは避けたい気持ちだ。
相変わらず、彼女の表情は「無」だったが。
「レゼル君、苦戦しているな」
隣に座るルイサがぽつりと呟いた。
どうやら、レゼルの「苦戦している振り」には《暦星座》も騙されるようだ。ミーファも彼が手を抜いていると気付いていない。
「レゼル君、やっぱり〔光剣〕を使ってきましたね」
ミーファが闘技場を見下ろしたまま言う。
「そうだな。対創造術師戦には打って付けだと言っていたし、それでいくとは思っていたが」
と、ルイサが答える。
「ジェイク相手では、流石にロナウドのようにはいかないか」
ロナウドは、ルチアから融合結晶を買い取っていたコバード家の落ち零れである。
「でもレゼルさんは、冷静ですね。――まるで手を抜……いえ、何でもありません」
後ろから声が聞こえた。
三人が振り向くと、女子生徒二人を連れたノイエラが、セレン達の座る観覧席より一段高い背後の席に座るところだった。
「――? ノイエラ、何?」
ミーファが金髪ポニーテールを揺らしながら首を傾げた。
ノイエラが近付いて来た理由より、彼女が言い掛けた言葉が気になったようだった。
彼女はちょっと困ったような顔をした。
「い、いえ……本当に何でもありません……」
「そう? なら良いのだけど」
ミーファとノイエラの会話を聞きながら、セレンはノイエラの言い掛けた言葉を頭の中に廻らせていた。
――まるで手を抜いているみたい。
彼女はそう言おうとしたのではないか? いや、それでは「ブラッディ」がレゼルだと知っている可能性が九分九厘になる。それは流石にないだろう――
――本当に?
セレンは言い知れない不安を覚えた。
ノイエラ・レーヴェンスは、もしかしたら「ブラッディ」の正体を知ってしまったのかもしれない。
そんな、笑えない危惧を抱きながらも、セレンの表情に揺るぎは無かった。
まだ確実な事では無いし、「ブラッディ」の正体がバレるなんて余程の事が無ければ起こらない事態だ。
表情には出さなくとも、内心ではかなり慌てていた彼女は、そう思う事にした。
だから、ノイエラ・レーヴェンスの先程の発言は、違う事を言おうとしていたのだ。一応、後でレゼルには報告するが、今は落ち着け――と。
「ソレイユさんって、凄いんだね。四年の先輩にも圧勝しちゃうし、聖箆院くんにも格闘で勝っちゃうし、ギーヅ先生とも戦えるなんて……」
「《雲》の容姿してるのが信じられないね」
「うん。やっぱり灰色の髪と黒眼だとどうしても避けちゃうけど、銀髪碧眼の彼は……えっと、格好良いよね」
「おやおやぁ? まさか代表と恋敵になっちゃったり?」
「ちょ、何言ってるの貴女達!?」
「代表、もうクラスの皆には気持ち、バレてますよ」
「なっ……」
「ソレイユ君って意味分かんない奴だけど、悪い奴じゃ無さそうだし。私思ったけど、《雲》だって創造術が使えなくて髪と瞳の色が固定されているただの人間……なんだよね」
「……うん。私もそれ、ソレイユさんを見てて思った」
ノイエラが連れて来た女子二人と、ミーファ、ノイエラの会話を聞きながら、セレンは実に複雑な心境になっていた。
レゼルへの見方を変えてくれるのは良いし、セレンも嬉しい事なのだが――
「本当にレゼルは、女の子に好かれますね……」
彼女の声は、別人かと疑いたくなる程に低かった。
突然ですが、作中ではストーリーの関係上、双子座が11月に天頂に昇ると書かれていますが現実世界ではそれは誤りです。正しくは3月初旬の夕暮に南中する星座です。ややこしくて申し訳ないです。
これまた突然ですが、新しい物語を書き始めました。
タイトルは「蒼穹輪廻の魔法騎士」。魔法と機巧のファンタジーです。「創造術」の方を優先しているので不定期更新になりますが、「創造術」とリンクするところがあったり無かったりします。勿論、どちらかしか読んでいなくても問題はありません。
……なんて高尚なことを言ってみましたが、作者は未熟です。面白くできるのか、2作品も書いていけるのか、作者自身分かりません。それでも精一杯頑張りますので、宜しくお願いします。
更に更に突然ですが、ルチアにミーナにジェイクに、口調変わる人物が多いですね。……気付いたのは最近でした。多分口調変わるキャラが好きなんだと思います。←コイツ等の所為でメインキャラがかすれてしまっているかもWW
後、《暦星座》も今のところ女性しかいない、という……。男が全体的に少ないんですよね……。
感想・ご指摘・評価などを頂けると嬉しいです。