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魔法少女と僕  作者: 特別な週
1/1

1.転校生

見切り発車で書くので、正直どんな内容にするかは、決めていません。大きな流れとしては、日常学園ラブコメをしたいです。後は語彙力も無いので、戦闘描写は全カットになると思います。

その日僕は、魔法少女になって化け物と闘う転校生を見かけた。

「記憶を消さない変わりに条件がある。」

「条件?」

「1つは、今日見たことは誰にも話さない。そして、もう1つが・・・」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーー




中学二年の春。始業式を終え、早2週間。僕宮永カナタは、ぼっち生活を送っていた。

僕が中学生に上がると同時に、引越しして知り合いも居なく、周りは小学校からの付き合いのため、グループが完成されていた。

だったら、話しかければ言いじゃんっと思うかもしれない。正しい考えだと思うが、コミュ力が高かったら、今現在こんな状況になってないと思う。

休み時間はライトノベルを読んだり寝るフリして妄想したり、学校が終わったら、すぐに帰宅している。

そんな日々を過ごしいると両親から、「友達は居ないのか?」と心配された。僕は、「友達は、部活が忙しいから遊ぶ時間がないんだ」と嘘をついた。そしたら、両親は安心したのか、2人とも海外に出稼ぎに行った。

今思えば、嘘つかないで、地元に戻りたいって伝えてたら、今より状況にはならなかったと思うし、後悔した。

コミュ力もなく、ぼっちで、1人で暮らしでのラノベ主人公みたいな感じな僕。

これで、転校生が来て隣の席でそこから学園ラブコメが始まる!

そんな都合のいい展開にならないかと毎日考えては、妄想している。


「おはよう。皆席に着いて。」


今日もくだらない事を妄想していると先生がきた。


「今日は、良いニュースと悪いニュースを持ってきた。どっちから聞きたい?」

「じゃあ、悪いニュースからで!」


先生の問に、すぐに答えたのが、学級委員の花田キラさんが答えた。可愛いし、男子人気も高く、なによりこんなぼっちな僕に話しかけてくれるいい人だ。主に、提出物関係だが・・・

話しかけてくれる人=いい人

僕の中では、この構造が出来上がっている。


「オッケー。まずは、悪いニュースからだ。実はな先生、今日で給料が底を尽きた。だから、お前らの給食から夕飯にまわすから協力よろしく。」


この先生は、去年も担任で、競馬にお金をつぎ込んでは、負けてはいつも生徒の給食で食いつないでるクズである。


「先生がお金ないのは自業自得じゃないですか?なんで私達が協力しないといけないんですか?また、競馬ですか?」

「よし。次に良いニュースだな。」


花田さんの質問を無視して話を続ける先生。


「今日は、皆に転校生紹介しよう。入ってきて良いぞ。」

「失礼しまーす」

「自己紹介よろしく。」

「はーい!沖縄県から来ました、我那覇華那ガナハカナです。気軽にかーなーって読んでください!それから、先生?」

「なんだ、我那覇」

「かーなー達の給食を夕飯にしないで下さい!」

「わかった。考えておく。」


正直僕は今胸が高鳴りあっている。我那覇さんは、ちょっと日に焼けていて小柄で可愛い系である。そして、なにより髪型がボブ。僕の好みな髪型で可愛い系だ。ラノベ主人公みたいなステータスの僕だ。隣の席になったら、学園ラブコメができるかもしれない。そう思うと、緊張して仕方ない。


「じゃあ、我那覇は、この列の1番後ろ席だな。隣は佐藤か。それじゃあ佐藤なんかあったら、教えてあげれよ」

「分かりました」

「よろしくね。佐藤君」


笑顔で佐藤の隣に座る我那覇さん。

おいぃぃぃ、くそ教師。なんで、隣が僕じゃなく佐藤なんだよ。佐藤がイケメンだからか?僕の学園ラブコメ生活が・・・


「それじゃあ授業始めるか」


そんな、僕の心の声は聞こえる事はなく今日の授業が始まっていく。





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