迫真空手部 -THE MEN DREAM-
念願の初投稿です。 初投稿なので色々とおかしい所があるかもしれませんが、そこは大目に見てくれよな~頼むよ~(懇願)
ストーリーは基本的に変えてはいませんが、つじつまなどを合わせるために色々な所を改変してますが、お兄さん許して
東京の下北沢にある大学、「聖バビロン学院大学」。そこには「迫真空手部」という世にも珍しい空手部が存在していた――
その迫真空手部の部員たちは合宿に来ており、部屋では「ぬわああん疲れたもおぉぉぉん、辞めたくなりますよ~、部っ活ぅ~」と部員であるSZKが叫びながらシャツを脱ぐ。そう、この迫真空手部、何が迫真なのかと言うと、全国、いや世界においても類を見ないほどのスパルタ特訓を日々行っていることにあり、しかしそれのおかげで彼らは全国空手大会を何回も優勝できているのだった。
だが、肉体的にも精神的にもキツイことであることに変わりはなく、実際SZKは何度も退部届を出し辞めようとしていたが、そのたびに師範であるAKYSに退部届を破り捨てられており、それを間近で見ていた先輩のMURは「どうしよっかな~俺もな~」と若干呆れながらも言葉を返す。それを後輩であるKMRがほほえましく見ながら服を脱ぐ。
そんなことを言っているうちにSZKとMURたちは服を脱ぎ終わり、SZKの「風呂入ってサッパリしましょうよ~」という提案で3人は風呂に入ることにした。まだ服を脱ぎ終わっていなかったKMRに、MURが「KMR早くしろ~」と声を掛ける。
SZKは誰よりも練習に励んでいる先輩を労わり、「たくさん掛けますね~」と言った。MURはそんなSZKに内心感動したが、それは顔に表さず「うっす」とだけつぶやいた。SZKは「でもこれだけ毎日続いたら、辞めたくなりますよねぇ?」とさっきMURに聞いていたことをわざとなのか馬鹿なのかはわからないが、もう一度聞こうとする。MURは今度は無視し、狭いバスに浸かっているKMRのほうを振り向いて「なぁKMRも今日疲れたろ?」と聞く。KMRはそれに「疲れました...」と答える。
SZKはそんなKMRに焼きもちを焼いたのか、「じゃ流しますね~」と言って、MURの体をシャワーで流す。MURにわざとらしく「頭にきますよ~...」と言ってKMRに牽制をかけようとするが、KMRはそんな張り合いなんかよりも、MURがSZKにシャワーを流してもらっているときにたびたび見せるアへ顔のほうが気になっていて、チラチラ見ていた。前々から何かおかしいとは思っていたが...。だが、まさか後にその行為が問題を引き起こすことになるとは、この時のKMRには思いもよらなかったのだった...。
そんなKMRに「はいっ、次KMR!お前もやるんだよ」とMURがKMRに言う。「えっ、僕もやるんですか?」と困惑するも、MURは「当たり前だよなぁ?」とSZKに同意を求めた。SZKはそれにあまり気分は良くなかったものの、尊敬する先輩のため「ん~、俺もやったんだからさ?」と渋々同調する。
そう言うとKMRは「わ...わかりました...。」とSZKからボディタオルを受け取り、MURの体を洗う。
SZKはKMRと入れ替わってバスに入り、「ぬわああん疲れたもおおん」と、KMRはまだ同じことを言っているのかと呆れるが、もしかすると。彼はただかまってほしいだけなのでは無いのだろうか?という思考が脳裏をよぎる。だが、今はそんなヤツにかまっているほどヒマではない。
そんなKMRの熱心さに感心したのか、MURが「KMRも結構、洗い方うまいじゃん」とKMRを褒める。KMRは嬉しいのか、「いやぁ...そんな...」と照れる。
気に入らないSZKは「後で俺も洗ってくれよな~頼むよ~」とせがむ。KMRはそれに「えっ...」と困惑するも、わかりました...と渋々承諾する。
KMRはMURを「じゃ、流しますぅ...」と言って、MURの体をシャワーで流そうとするも、それをMURが「あっ、おい待てぃ、"肝心なとこ"洗い忘れてるゾ」と制止し、自分の背中を指さす。完璧主義であったKMRはしまったという顔をし、焦って背中を洗い始める。そんな中、二人がなかなか反応してくれなく、寂しげなSZKは「カンノミホ...」と独り言ちた。
そうしてMURたち3人は体を洗い、風呂を上がった。
3人でビールを飲みながら、「MURさん、夜中腹減んないっすか?」「腹減ったなぁ」「この辺にぃ、うまいラーメン屋、来てるらしいっすよ...」と、MURとSZKはほのぼのとしたとした会話をしていたが、MURはさっき気になっていたことを思い出し、ビールを飲みながら雑誌を読んでいたKMRに問う。「おいKMRァ、さっき俺がSZKに洗ってもらってるとき、チラチラ見てただろ。」KMRは「はい、MURさんが流してもらってる時の顔が面白かったのでチラチラ見てました」などと言えるハズもなく、ただ「な、なんで見る必要なんかあるんですか」となんとか反論するも、さっきからKMRに対してイライラしていたSZKは、ここぞとばかりに「あっ、お前さぁKMRさぁ、さっきぬ、脱ぎ終わったときにさぁ、なかなか出てこなかったよなぁ?」と因縁をつける。こっちは完全にSZKのウソだったが、KMRはもしかするとやっていたのかも...?と思ってしまったため、「い、いや...そんなこと...」と、自信無さげに言う。
Q.E.D. KMRがMURを見たということが証明されてしまった。
するとMURが「見たけりゃ見せてやるよ」と震え声を出し立ち上がる。
そして先輩2人による後輩への熱心な指導(大嘘)が始まってしまったのであった...
ちなみにコレは一応短編小説って感じなんすけど、評価がよかったら続けようと思います(個人的には続けたい)
もしやるとしたらやっぱ今度は完全にオリジナルでやりたいっすね...(希望)