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第二十話

 宇宙暦(SE)四五二二年十月一日標準時間一三〇〇


挿絵(By みてみん)


 スヴァローグ帝国のダジボーグ星系において、帝国艦隊とアルビオン王国・ロンバルディア連合艦隊が激突した。


 アルビオンのキャメロット第九艦隊は敵艦隊の側面に回り込み、更に後方に回り込むため、近接戦闘に移行しようとしていた。

 クリフォード・コリングウッド大佐はすべての準備が完了したことを確認し、艦内一斉放送用のマイクを握った。


「コリングウッドだ。全員そのまま聞いてほしい」


 そこで呼吸を整え、再び放送を続ける。


「帝国は死に物狂いで攻撃してくるだろう。特に我々第九艦隊が敵の後方に回りこめば、その時点で帝国軍の敗北が決まるからだ。逆に言えば、我々の働きいかんでこの戦いの趨勢が変わるということだ。厳しい戦いになるが、訓練通りに行動すれば必ず勝利は得られる。各員は上官の命令に従い、王国軍人としての義務を果たしてほしい。以上」


 特に興奮した様子もなく、落ち着いた口調で話し終える。

 その言葉に艦内の下士官兵たちは小さく頷き、隣にいる同僚と顔を見合わせる。その顔には死の恐怖はなく、やる気に満ちていた。


 戦闘指揮所(CIC)の後方にある第九艦隊司令部ではその間にも多くの命令を出していた。


「第二から第四巡航戦艦戦隊は第一戦隊に続け……」


「第八巡航艦戦隊、前に出すぎている! 艦隊陣形を乱すな!……」


 興奮気味に指示を与え続ける司令部の参謀たちとは対照的に、アデル・ハース大将は司令官用コンソールに映る情報を食い入るように見つめていた。


(敵は一個艦隊を回してきた。向こうの司令官が常識的な人物でよかったわ。第九艦隊(こちら)には大きな損害が出るけど、エルフィンストーン提督なら必ず勝ってくださる……)


 彼女は帝国軍が更なる隠し玉を持っているのではないかと恐れていたが、ほぼ同数の一個艦隊四千隻を第九艦隊に振り向けてきたことで、その懸念は小さいと安堵する。

 しかし、同格の敵が待ち構え、更にダジボーグ艦隊からも副砲などによる砲撃を受ける位置にあった。また、速度が〇・〇三(光速)と艦隊戦の戦闘速度を大きく超過しており、防御スクリーンの能力が低下するという非常に不利な状況でもあった。

 第九艦隊は元々防御力の低い艦で構成されている。そのため、ハースは艦隊に大きな被害を出すことを覚悟していた。



 帝国艦隊による第九艦隊に対する砲撃は激しさを増していく。

 帝国軍の主力兵器である大型ステルスミサイル“(チェーニ)”は搭載数の多い重巡航艦以上の大型艦からのみ放たれており、あと数分で到達する。


「敵ミサイルの到着に合わせて軽巡航艦以下は手動回避を停止。各戦隊旗艦はミサイル迎撃ネットワークを構築後、迎撃を優先しなさい。巡航戦艦は敵への攻撃を継続。各自でミサイル迎撃を」


 ハースの命令は常識を覆すものだった。

 敵艦隊との交戦中に手動回避を停止することは人工知能(AI)による予測を容易にし、敵からの砲撃の命中精度を格段に上げることになる。

 一方で手動回避を停止することにより、AIの予測を生かすことができ、ミサイル迎撃の精度を上げるという点では有利になる。


 ハースの命令は前衛の巡航戦艦、重巡航艦は砲撃を継続するものの、それ以外の小型艦はミサイル迎撃に集中し、ミサイルによる被害を食い止めようというものだった。

 この方針は演習では何度も行われており、その有効性は証明されている。特に初見の敵に対しては非常に有効な策であった。


 ハースは指示を出し終えると、横に座る参謀長セオドア・ロックウェル中将に笑いかける。


「今接近してくるミサイルを撃ち落せば、本隊を無視して我々だけにミサイルを撃つことはできなくなるわ。そうなれば重巡航艦以上の主砲にだけ注意すれば大きな被害は受けないはずよ。ここを耐え切れれば我々の勝利ということね」


 この言葉はロックウェルに対するというより、戦闘指揮所(CIC)にいる司令部や旗艦の将兵に対するものだった。司令官が不安に思っていないことを明らかにすることで、将兵たちの不安を軽減しようと考えたのだ。


 話しかけられたロックウェルだが、彼は演習での結果を知りながらも、今までと違う方法に素直に首肯できない。


「上手くいくとよいのですが。敵に看破されると小型艦に多くの被害が出ます」


「そうね。でも、この状況では賭けに出るしかないわ」と言ったところで、目の前のコンソールで時間を確認する。

 攻撃のタイミングになったことを確認したハースは命令を発した。


「巡航戦艦および重巡航艦戦隊、カロネード発射!」と命令を発する。


 その命令にクリフォードが「カロネード発射!」と即座に命令を下す。戦術士がそれを受け、十四基のカロネード砲から大量の金属球が吐き出されていく。


円筒状弾薬容器(キャニスター)の再装填急げ!」とクリフォードが命じるが、それに被るように作戦参謀の声が響く。


「敵ミサイル群接近! 迎撃開始!」


 メインスクリーンにはカロネードから発射された金属球によって破壊されたステルスミサイルの爆発が映し出されていた。ハースはカロネードによるミサイル迎撃を命じていたのだ。

 それでも全数を破壊することはできず、多くのミサイルが第九艦隊に向かってきた。


(チェーニ)ミサイル三基、いえ、四基接近!」


 情報士の緊迫した声がクリフォードに届く。


「迎撃開始」と静かに命令すると、五十基ある十ギガワット級対宙レーザーが一斉に硬X線レーザーを放ち始める。


 断続的なレーザー光が宇宙空間に向かって放たれ、すぐに二基のミサイルのアイコンがメインスクリーンから消える。

 しかし、まだ二基が接近し、更にその後方にも三基のミサイルのアイコンが浮かび上がった。


操舵長(コクスン)! 五秒間、手動回避停止!」


 クリフォードの鋭い命令が雑然とするCICに響く。


「二基迎撃成功……更に二基迎撃……全ミサイル迎撃成功!」


 CICに安堵の息が漏れる。


「手動回避再開します!」というコクスンの声が響くが、その直後にメインスクリーンが真っ白に発光する。


「敵戦艦主砲命中! マフムート級と思われます!」


「被害を確認し報告せよ」というクリフォードの声がその声に被る。


 機関士が焦りを含んだ声で報告を始める。


「A(トレイン)防御スクリーン過負荷緊急停止(トリップ)! B(トレイン)負荷五十パーセント! 質量-熱量変換装置(MEC)にて処理中! Aトレイン再展開完了! 助かった……」


 最後に安堵のひと言が加わっていた。そのため、CIC要員に笑みが浮かぶ。

 しかし、すぐに情報士の緊迫した声がその緩んだ雰囲気を変える。


「敵ミサイル群第二波! 本艦に六基向かってきます!」


「対宙レーザー自動迎撃開始しました……一基破壊……二、いえ、三基破壊……四、五基破壊。一基抜けてきます!」


 次の瞬間、ドーンという音と共に大きな衝撃がCICを襲う。

 そして、オレンジ色の非常照明に切り替わり、“ウォンウォン”という連続的な警報音が鳴り響く。


『CIC計装電源故障。非常用系統に切替え中……』


『A甲板(デッキ)放射線量率異常。当該エリアの乗組員は直ちに退避。繰り返します。Aデッキ放射線量率異常高。当該エリア……』


 AIの中性的な声が警告を続ける。


 クリフォードは指揮官シートの肘掛けに身体を預けながら、「状況を報告せよ……」と命じ、後方にいる司令部の面々に視線を送る。

 ハースは司令官用コンソールに突っ伏し、ロックウェルは椅子から転げ落ちている。首席参謀のレオノーラ・リンステッド大佐は頭を振りながら周りの状況を確認していた。


「リンステッド大佐! 提督と参謀長をお願いします! 医療班! CICへ急げ!」


 その間にCIC要員たちが報告し始める。


パワープラント(PP)異常なし! 対消滅炉(リアクター)出力八十パーセント。MEC五十パーセント。機関制御室(RCR)も異常ありません!」


「主兵装制御系異常なし! 左舷ミサイル発射管、対宙レーザー五基損傷!……」


通常空間航行機関(NSD)異常なし! 慣性制御システム正常範囲内、航行システム問題ありません!」


受動系監視装置パッシブセンサーシステム、一部機能停止。能動(アクティブ)系システムダウン。再起動中です」


 部下たちの報告を聞きながら、指揮官用コンソールで艦の状況を確認していく。


(ミサイルが至近弾となったか。直撃でなかったのは幸運だったが、CICの真横で爆発して衝撃をもろに受けたといったところだな……)


 クリフォードはすぐに指示を出していく。


「主砲は撃ち続けろ! 緊急時対策所(ERC)は独自に艦の応急補修を! 副長(ナンバーワン)、そちらは任せる! 戦隊の状況はどうなった!」


「リヴェンジ及びレゾリューション大破! 両艦のCICと連絡が取れません! ロドニーは中破、兵装系に異常とのこと! 他は無事のようです!」


 情報士の報告に安堵の息を吐き出しそうになるが、気を引き締め直して指揮を執り続ける。



 彼の後ろではリンステッドがハースの介抱を行っていた。


「ご無事ですか、提督!」


 その声に反応したのか、ハースがゆっくりと目を開く。


「じょ、状況は……」


 その言葉に副参謀長のアルフォンス・ビュイック少将が「運悪く旗艦近傍でミサイルが爆発しただけです。艦隊に大きな被害は出ていません」と答える。


 ハースは「ありがとう」といって司令官シートに座り直す。そして、コンソールを操作しながら、参謀長をちらりと見る。

 ロックウェルは頭を打ったのか未だに意識が戻っていない。


「副参謀長は艦隊の各戦隊に現状を維持するよう指示を出して。首席参謀、あなたが私に助言をしなさい。これから敵艦隊の後方を突っ切ります。攻撃のタイミングを計るのです」


 リンステッドは驚くが、「了解しました、提督(アイ・アイ・マム)」と答え、参謀用コンソールを操作し始めた。


「クリフ、旗艦はまだ戦えるわね」


はい、提督(イエス・マム)。ミサイル発射管が一つ使えなくなりましたが、主砲とカロネードは健在です」


「よろしい」とハースはいい、ニコリと笑う。


「敵に引導を渡します! ダジボーグ艦隊に向けてステルスミサイルを、スヴァローグ艦隊の横を抜ける時にカロネードを撃ち込みます。リンステッド大佐、指示を頼みますよ」


 リンステッドはそれまでのわだかまりを忘れ、敵との距離と速度から敵に最もダメージを与えるための最適解を探していた。


(ダジボーグ艦隊にはここで……こっちはこれでいいわ。問題はスヴァローグ艦隊に接近する時よ。相手は近接戦闘を苦手としているから、後退しようとするはず……)


 ハースはリンステッドに任せると、艦隊の状況を確認していく。


(二十パーセント以上が損傷を受けているけど、この状況なら上出来よ。問題は敵艦隊の横を通り抜けた後にどこに向かうか。ロンバルディア艦隊と合流するか、それとも敵の補助艦艇に向かうか……相手の司令官は常識的な人物のようだから、補助艦艇に向かうのは読まれているはず。恐らくあちらにもステルス機雷が隠されているわ。なら、ロンバルディア艦隊と合流して半包囲で敵に出血を強いた方がいい……)


 そのことをビュイックに告げ、運用参謀に艦隊の針路と加速のタイミングを計算するよう命じた。



 第九艦隊が帝国艦隊の後方を窺おうとしている時、アルビオン艦隊本隊は正面にいるダジボーグ艦隊と砲火を交えていた。

 総司令官でもある第一艦隊司令官のエルフィンストーンはダジボーグ艦隊の思った以上に堅い守りと遠距離からのステルス機雷による濃密なミサイル攻撃に手を焼いていた。


「敵は僅か二個艦隊。数で圧倒できるはずだ!」


 その言葉に総参謀長のフォークナー中将が異論を唱える。


「ダジボーグ艦隊は第五惑星(サタナー)のリングを上手く使っています……」


 フォークナーの言う通り、ダジボーグ艦隊はサタナーのリングに浮かぶ小惑星や岩塊を巧みに利用して戦っていた。リングにある岩塊や氷塊は直径数百メートルのものがほとんどだが、それでも大型戦艦を隠すことは可能だ。

 この戦法はダジボーグ艦隊の得意とするもので、内戦の時に何度も用いられており、勇将エルフィンストーンをもってしても容易に崩せないでいた。


「敵左舷から回り込むか、このまま乱戦に持ち込むしか突破は難しいでしょう」


 しかし、フォークナーの提案はどちらもすぐに実施できるものではなかった。

 前進するにしても迂回するにしても、ステルス機雷と小型艦による特攻的な攻撃で出血を強いられる。


 また、スヴァローグ艦隊も戦線を縮小し、防御重視の隊形で攻撃を加えてくる。幸いなことに第九艦隊に対応するため、一個艦隊が離れたことから圧力自体は強くないが、それでも執拗に攻撃してくるため、少なくない被害を出していた。


「我々は敵に圧力を掛け続け、ハース提督とロンバルディア艦隊に期待した方がよろしいかと」


 エルフィンストーンはその消極的な策に難色を示す。


「遠距離で撃ち合っているロンバルディア艦隊はともかく、第九艦隊は敵中に入り込もうとしているのだ。我らが圧力を掛けるだけでは大きな被害が出る」


「しかし、それで勝利を逃しては本末転倒です。確実な勝利のために最善の手を打つべきでしょう」


 フォークナーは意図的に第九艦隊を見捨てようとしたわけではないが、積極的に支援しようともしなかった。


「第九艦隊を失えば敵に抵抗の時間を与えることになる。敵が動かざるを得なくなるような手は……」


「第十艦隊のヘイルウッド提督から通信です」という副官の言葉に遮られる。


 ジョアン・ヘイルウッド大将は司令官の中で最年長の五十七歳。白髪で深い皺は更に老齢に見えるが、その眼光は鋭い。

 長い軍歴だけでなく、その堅実な指揮からエルフィンストーンも一目置く提督だ。


「忙しいところ申し訳ない。この状況を何とかせねばならんと思ったのでな」


「それは私も同じ思いですが……」と言い掛けたところでヘイルウッドがそれを遮る。


「時間が惜しいので、単刀直入に言わせてもらう。ロンバルディアの艦隊に少し強引に突いてもらってはどうか」


「確かにそうですが、ロンバルディア艦隊が狙われたら……」


「敵はタイミングを見て撤退を狙っておるはず。恐らく別の罠を用意しておるのであろうが……であるなら、ロンバルディア艦隊側に向かうことはないのではないかな」


「なるほど。では、それを少しアレンジさせて頂き、エネルギー供給プラントを破壊しにいくように見せかけて星系防衛隊を攻撃させましょう」


「それがよい。敵も一枚岩ではない。簡単にはプラントを放棄できんだろう」とヘイルウッドはいい、通信を切った。


 ヘイルウッドが一枚岩ではないといった理由は、帝国艦隊の構成にある。

 ダジボーグ人が主体のダジボーグ艦隊と星系防衛隊は自分たちの今後のことを考え、プラントを守りたいと考える。しかし、スヴァローグ艦隊は帝国の勝利もしくは敵により多くの損害を与えることを指向する可能性が高い。その間隙を突けば、帝国艦隊が分裂する可能性があると考えたのだ。


 エルフィンストーンはすぐに命令を下す。


「ロンバルディア艦隊のグリフィーニ提督に目標を星系防衛隊に切り替えるよう伝えよ。その際、エネルギー供給プラントを攻撃するように見せかけ、敵を引き摺りだすのだ。我らもプラントを攻撃するように見せて敵の焦りを誘うぞ!」


 エネルギー供給プラント周辺には艦隊戦に参加できないスループや監視艇などが五百隻ほど配置されていた。それらは遠距離からのミサイル攻撃からプラントを守る任務を帯びていた。

 流れ弾程度なら充分に防ぐことができるが、大艦隊から本格的に攻撃を受ければ対応しきれない程度しか配備されていなかった。


 エルフィンストーンの命令を受け、アルビオン艦隊は二つのプラントに数千発のミサイルを叩き込む。過剰すぎる攻撃だが、エルフィンストーンは本気を見せる必要があると考えたのだ。



 殺到するミサイルに帝国軍のスループや監視艇の指揮官は「撃ち落せ!」とヒステリックに叫ぶが、専門部隊でもなく付け焼刃的な連携であり、あっという間に二つのプラントは爆散した。


 ここにきて帝国軍の司令官カラエフも選択を迫られることになるが、彼は残りのプラントも放棄するつもりであり、エルフィンストーンの思惑に乗らなかった。

 しかし、ロンバルディア艦隊が前に出てきたことから撤退のタイミングを計り始める。


(ロンバルディアまで出てきたか……もう少し敵に損害を与えてからナグラーダに下がった方がよいな。そのためには敵の高機動艦隊を何とかせねばならん……)


 カラエフが考えるように要塞衛星のあるナグラーダ周辺に撤退するには第九艦隊の存在が邪魔だった。


(補助艦艇に向かえばよいのだが、恐らく罠の存在に気づいている。だとすれば、あの艦隊を潰した後に下がるしかあるまい……)


 カラエフは補助艦艇群にステルス機雷と多数のミサイルを隠していた。補助艦艇に近づいたところで、輸送艦に積んであるステルスミサイルを強引に発射し、攻撃するつもりだったのだ。そのため、補助艦艇は最初から破棄するつもりだった。


 ダジボーグ艦隊の司令官からプラント防衛の具申が来る。


「このままではプラントが破壊されてしまいます!」


「ここで艦隊を損なえば、星系ごと失うことになる。プラントを放棄することは皇帝陛下のご裁可を頂いておる」


 作戦前に確認してあったのだ。


「それよりも敵高機動艦隊を何としてでも叩き潰すのだ。奴らを逃がせば我らに勝利はなくなる」


 ダジボーグ会戦は第二幕が始まろうとしていた。

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本シリーズの合本版です。
(仮)アルビオン王国宙軍士官物語~クリフエッジと呼ばれた男~(クリフエッジシリーズ合本版)
内容に大きな差はありませんが、読みやすくなっています。また、第六部以降はこちらに投稿予定です。
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