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現実逃避からの異世界冒険物語  作者: Piro
中級冒険者編
298/386

外伝51 ドロシーログ2

今月第二話。

 洋紅族は高い魔力を持って生まれる亜人種だ。外見の特徴に赤い瞳と赤髪がある以外はヒューマンとさほど変わらない。

 教会で読んだ本には洋紅族に関してはあまり知られていなかった。山奥に洋紅族の里があり、稀に山を下りる者達がいるくらいだ。その中には高名な魔導士として歴史に名前が残った者もいたらしい。

西大陸にはセロ唯一の魔導士の国がある。そこに行けば同胞に会えるかもしれない。

 私が冒険者になった理由は単なる憧れだけではない。自分の生い立ちを調べる事。私を捨てた親、同族に会いたい。別に復讐などは考えていないし今更恨んでもない。でも、自分の素性を知りたいだけだ。


 マンチキン村を出発してから間もない時、まだブィンドに着く前にヒロシ達には話した。自分の夢というか旅をする目的を語り合った。

「ふーん、そうか。見つかるといいな同胞」

「俺達で手伝えることがあるなら言ってほしいっす」

「ええ…ありがとう」

 養父(とうさん)以外に初めて自分の事を話した。2人とも真剣に聞いてくれた。それが何よりも嬉しかった。

「さて、3人とも各々夢を持っているってことだな」

「ええ、ヒロシの夢は何なの?」

 その後のヒロシの話には驚愕した。

3月か4月に新たなイラストを依頼しております。

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