表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現実逃避からの異世界冒険物語  作者: Piro
現実逃避からの異世界転移編
21/386

第十四話 (今日はもう遅いし、寝るとするか。明日は朝からケビンさんとギルド行くし。)

またまた説明回です。

 想像力(イメージ)変り者(ストレンジャー)、両方とも結構便利なスキルだ。想像力(イメージ)は材料と作り方が分かればそのまま、完成品が作れる。このスキルは生産にかなり使えると思う。冒険者に必要な武器、防具や薬品の製造方さえ分かれば、自力で製作できる事になる。金銭的にも助かる。

(素材は冒険者をやっていれば溜まっていくだろうし。)

 変り者(ストレンジャー)はいろいろなアビリティが覚えられるスキルだな。この世界では、アビリティは職業とレベルによって習得できるものが変わる。高レベルになれば違う系統の職業アビリティも取れるようになるが、低レベル中は職業によって縛られる。しかし、スキル変り者(ストレンジャー)を持つ俺は職業関係なくアビリティを覚えられる。

(てことは、職業あんまり関係なくね。)

 とりあえず、レベルポイントを使って新しいアビリティを覚える事にした。候補はある程度絞っている。冒険者をやる上で必須のアビリティをラウラさん達にいくつか教えてもらった。まずは、それらを取ろうと思う。

 俺はレベルポイントの欄を押した。すると、職業一覧と同じような透明な板が出てきた。そして、目当てのアビリティを探してみる。

(お!あった、あった。)

 アビリティを選びポイントを消費して取得した。手に入れたのは索敵、鑑定、と解体だ。これで、残りのポイントは2つだ。せっかくだし使ってしまおう。残りは強化系にしようと思う。強化系は身体能力を向上させるアビリティだ。例えば俺が持っている視力も強化系の1つ。

 悩んだ挙句、俺は脚力を取った。そして、もう1つアビリティを取る。


 最終的に俺が会得したアビリティは索敵、鑑定、解体、脚力と成長だ。効果は以下にある。

索敵:隠れている魔物および人物を探る。

鑑定:取得した素材を判定する。

解体:討伐した魔物などを分解する。

脚力:足の力が向上する。

成長:取得経験値量が少し上がる。

 索敵は隠れている敵を見つける事に優れている。これは、魔物や敵を見つける時に使う事が多いだろう。この世界の治安はあまり良くない。外出時は防具を身に着けるのが冒険者では常識だ。

 セロでは自分の身は自分で守るのが常識だ。もちろん、町の中には衛兵がいるが住民は最低限の自衛手段を持っている。索敵は自衛手段の1つだ。これで、奇襲などは防げれるだろう。そして、鑑定は素材の品質、状態を教えてくれるアビリティだ。これは、採取系クエストなどで使えるだろう。まだ、この世界の知識が足りない俺にとっては重要なアビリティだ。解体は冒険者必須のアビリティらしい。倒した魔物を素材に分解してくれる。これを持ってれば自分で捌く必要がなくなる。脚力を選んだのは俺が足に自信があるからだ。あと忍者はスピード重視の職業だと思うので習得した。そのうち、他の強化系も取ろうと思う。

(身体能力を向上させるのはゲームでは基礎中の基礎だからな。)

 そして、最後に選んだのが成長だ。これは、アビリティ一覧を見ていたら目についた。もしかしたら、俺の予想の効果を持つかもしれないと思って取ったものだ。予想通り経験値アップのアビリティだ。これで、レベルが上がるのが早くなる。

(ゲーム要素もあるこの世界だったら絶対あると思ったんだよな。)

 窓を見ると外は真っ暗になっていた。ちなみにシャルル王国にも四季があり、1日24時間制だった。

(今日はもう遅いし、寝るとするか。明日は朝からケビンさんとギルド行くし。)


ちなみにアビリティ取得後のステータスはこうなってる。


ステータス

田中 裕 年齢:24歳

種族:ホモ・サピエンス 職業:忍者

レベル:10 レベルポイント(LP):0

身長:169㎝ 体重:65㎏

アビリティ 

視力(Lv Max)

 千里眼

 イーグルアイ

木刀術(Lv 0)

索敵(Lv 1)

鑑定(Lv 1)

解体(Lv 1)

脚力(Lv 1)

成長(Lv 1)

スキル

 想像力(イメージ)

 変り者(ストレンジャー)


俺はランプの光を消して寝た。

アドバイスあればぜひコメントしてください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ