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現実逃避からの異世界冒険物語  作者: Piro
現実逃避からの異世界転移編
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第六話 「ステータス。」

やっとステータス画面かけるところまでこれた。

ラウラさんとの異世界の勉強も終わり、サンダーバードの皆と晩飯も食べ終えた俺はシャワーを浴びる事にした。現在ファミリア サンダーバード所属の冒険者は8名。ファミリアとは2つ以上のパーティー及び6名以上の団体を指す。それ以下はパーティーで、それ以上がギルドとなる。ギルドは10名以上と冒険者ギルド総括会って場所で許可を取らないとだめらしい。俺がサンダーバードに入ったら9名になるけど、冒険者にならなければいけない。今皆からいろいろ教えてもらってもいるし、冒険者にもなりたいと思っている。冒険者になれば、各地にいける。そうすれば異世界転移についての情報も手に入れやすくなる。冒険者は各地に旅に出てクエストをしていく職業だ。名が知れれば行ける場所、得れる情報の量と質も増える。当然クエストをこなせば報酬も貰える。上級冒険者になれば一躍有名人、富豪になる事も夢ではない。この世界の冒険者の地位はそれなりに高く、人々は困った事があれば冒険者ギルド総括会に依頼する事が多い。

(もちろん貴族や王族と比べたらそうでもないんだろうな。)

 費用はそれなりにかかるが、それがこの世界の常識らしい。まあ、難しく考えず元の世界のアニメやゲームの冒険者と同じだと考えて貰っていいと思う。とりあえず今の俺の目標は冒険者になって、元の世界もしくはあの女神モドキに会う方法を探す。あの女神モドキなら帰る方法も知ってるはずだ。


 シャワーを浴び終えて、自室に戻る。

「はー。今日も疲れた。」

 ついおっさんぽい言葉が出る。

(まだ24だってのに。)

 今はここの生活に慣れてはいるが、最初は大変だった。言葉がわからないから、身振り手振りで考えを表さなければいけなかった。雑用の手伝いは自分から始めた、流石にずっと客人待遇では俺の良心が痛む。雑用を終えた初日は筋肉痛で痛くて眠れないほどだった。

(今思い返せば、夜はよくピクピクしながら寝たっけ。)

 そのためか、今は以前と比べて筋肉が増えた。腹筋はシックスパックだし、腕も太くなっている。


 ベットに入り横になる。

「ステータス。」

 俺はそう言って左手をスライドさせた。

 すると、透明な板が出てくる。これはこの世界の仕組みの一つらしい。ステータスと唱え、スライドすると自分の情報が出てくる。どう説明したらわかりやすいかな。ゲームでよくあるキャラクターのステータス画面を想像してもらえたら分かりやすいと思う。大きさはちょっと大きいノートくらいかな、体の前で浮くので持つ必要もない。触ると薄い膜を触ってる感触がある。この世界の人々はこれで自分の状況、情報を確認するらしい。ちなみに今の俺の情報はこうなってる。


ステータス

田中 裕 年齢:24歳

種族:ホモ・サピエンス 職業:異邦人

レベル:10 レベルポイント(LP):5

身長:169㎝ 体重:65㎏

アビリティ 

 視力(Lv Max)

 千里眼

 イーグルアイ

スキル

 想像力(イメージ)

 変り者(ストレンジャー)

 もっと詳細の物を出せるが、これくらいで日常生活は十分なのでこれくらいにしている。 

そろそろ話を進めたい。

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