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ハートモンドカレー
昔々、モンドと呼ばれる地方である病気が大流行した、その病気にかかった人達は治る事もなくやがて死んでしまう。
そんな時、その病気を治すために作られた薬ができたのだが、これがとても辛いもので大人は我慢して飲み込んだが、子供はあまりの辛さに吐き出してしまうのだった。
そんな時、一人の母親が息子に薬を飲ませる為、薬をカレーの中へと混ぜあわせ、食べやすいようにハチミツを入れたのだった。
息子は甘辛いそのカレーを気に入って食べ続け、やがてその病気が治った。他の人も真似をして子供たちに食べさせて病気を乗り越えた。
母親の愛情から生まれたモンド地方のカレーはハートモンドと呼ばれるようになり、
そして病気が治った後も子供たちはそのカレーを気に入り、大人になっても忘れずに食べ続けるカレーになった。
という話をもとにカレーメーカーが作り出したカレールーの一つである。