ドーナツホールとキミ哲学
ひょうきん者の高校生男子、御子柴哲郎(みこしばてつろう)。
彼はある日、何者かから『果たし状』なるものを受け取る。
指定された空き教室を訪れると、待っていたのは同じクラスの転校生。
「明けない夜はありません。上らない太陽はありません。救済はみなに等しくもたらされるべきです」
やたら宗教勧誘じみた一言で始まる語り口。そして鍛冶谷真魚(かじやまお)と名乗る風変わりな少女はさらにこう続ける。
「わたしは、逢原朔(あいはらさく)さんの記憶を持っています」
それは二か月前——突如意識不明となった悪名高き女生徒の名だった。
「あなたたちは彼女の被害者です。過去も。そして今も。放置しておくことはできません」
逢原朔の記憶を受け継ぐ、無鉄砲で危なっかしい少女。真魚。
哲郎はしかたなく、彼女に協力することを決める。
かつて逢原朔の毒牙にかかり青春を歪まされた少年少女たちの、長くも馬鹿馬鹿しい毒抜き作業とも言うべき茶番の幕開けだった。
彼はある日、何者かから『果たし状』なるものを受け取る。
指定された空き教室を訪れると、待っていたのは同じクラスの転校生。
「明けない夜はありません。上らない太陽はありません。救済はみなに等しくもたらされるべきです」
やたら宗教勧誘じみた一言で始まる語り口。そして鍛冶谷真魚(かじやまお)と名乗る風変わりな少女はさらにこう続ける。
「わたしは、逢原朔(あいはらさく)さんの記憶を持っています」
それは二か月前——突如意識不明となった悪名高き女生徒の名だった。
「あなたたちは彼女の被害者です。過去も。そして今も。放置しておくことはできません」
逢原朔の記憶を受け継ぐ、無鉄砲で危なっかしい少女。真魚。
哲郎はしかたなく、彼女に協力することを決める。
かつて逢原朔の毒牙にかかり青春を歪まされた少年少女たちの、長くも馬鹿馬鹿しい毒抜き作業とも言うべき茶番の幕開けだった。
(日誌)演劇部のテンマツについておれのほうから。
2025/12/10 18:32
(1)オールドファッション片手に
2025/12/10 18:34
(改)
(2)鍛冶谷真魚と、くだんの三人。ついでにチュロス
2025/12/10 18:40
(3)雨降って、火傷のこる。
2025/12/10 18:44
(4)演劇部のイマ
2025/12/11 16:00
(5)聞き込みと呼ぶには乱暴な
2025/12/11 16:01
(6)つまらない人間
2025/12/11 16:03
(7)レイアップ、決まらない
2025/12/15 12:10
(8)I know 恋愛脳
2025/12/15 12:14
(9)まだ宙をたゆたっているんだ
2025/12/15 12:21
(10)白昼夢のような
2025/12/15 12:25
(11)籠の中のマゾヒスト
2025/12/20 18:02
(12)傷だらけの堕天使と書いてチジョと読む
2025/12/20 18:05
(13)夕闇と氷の首輪
2025/12/20 18:07
(14)ドーナツの穴ぼこは
2025/12/20 18:09
(改)
(15)君はどこに
2025/12/20 18:10
(16)ぼくたちわたしたちの茶番
2025/12/20 18:13
(17)輪郭をなぞるように
2025/12/21 16:19
(終)ドーナツは甘くておいしい。
2025/12/21 16:21
(改)