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忘却の勇者  作者: 服部 忍
深い眠りの後に
1/5

星空の下で

「ここはどこだ…?」


 まず目が覚めて一番最初に出た言葉である。本当に場所がわからない。見たこともない物に囲まれている。ただ一つこちらの世界の言葉で言い表すならばそれは「草原」という感じである。キョロキョロと辺りを見回していると声をかけられた。


「お目覚めですか?」


 いきなりすぎて驚いたが声のした方を向くと1人の女性が立っていた。


「あんたは…?」


 その女性は耳が隠れてしまうほどの青く長い髪で美しかった。


「私は…私の名前はアテナ。1人で散歩をしていたらあなたが倒れているのが見えたので…」


「助けてくれたのか」


「はい…。」


 アテナはコクンと軽く頷いた。


「そうだ、あなたの名前は?」


「そういえば、自己紹介がまだだったな。俺の名前は…。」


 ここでようやく気付いた。自分の名前がわからない。それどころか記憶が一切ない。倒れる前までなにをしていたのかさえわからない。


 応答に困っているとアテナが質問してきた。


「まさか、記憶…ないんですか?」


「あ、あぁ…。そうなんだ。いままで自分がなにをしていたのかさえ思い出せない。」


「記憶喪失ですか…。かなり強い忘却魔法にやられてしまったのですね。ここじゃなんですし、私の家に行きましょうか。」


 女の子の家…女の子の家…妄想が膨らむ…。えへへへへへ…。


「…く行きますよ。ねえ!早く行きますよ!!」


 アテナの大声で我に返った。どうやら妄想に耽っていたようだ。


「お、おう…。行こうか。」


 道中、一番気になることを尋ねてみた。


「な、なぁ…その、家には誰かいるのか…??」


 すると、アテナはしゅんとした顔で、


「家には人間である祖父が1人いるだけです。」


 しまった、地雷だったか…。話題を変えないと…


「人間の?それ以外何かいるのか?」


 するとアテナの表情は驚いた顔に変わった。


「そんなことまで忘れてしまったのですか…。いいですか?知恵を持つ種族はまず5種類います。まずは人間です。人間はエルフのように魔法が使えず、ドワーフのように力が強いわけでもないので最弱と言われています。」


「お、おう。」


「次にエルフ。エルフは先ほど申し上げた通り、魔法を使わせたら右に出るものはおりません。しかし、プライドと自尊心が高く、あまり他種族との交流を持ちたがりません。」


「そして、ドワーフ。ドワーフは力が強く、土木工事などによく駆り出されます。この種族はとても結束力が高く、全体で家族のような仲間意識を持っています。」


 ここまで話したところで、アテナは一度説明を切った。なぜなら、アテナの家と思しき建物に着いたからだ。森のど真ん中で家の周りだけ雑草の手入れがされている。


「さ、着きました。どうぞ、上がってください。説明の続きは家の中でしましょう。」


「お、お邪魔します。」


 ドキドキしながら木造の家に足を踏み入れた。


「おじいちゃーん!ただいま帰りましたよー!」


 どんな人なのだろう、と緊張していると、奥から元気な声が聞こえた。


「おや、アテナ。帰ったのか」


 奥から出てきたのは目尻に皺が寄った柔和な顔をした老人だった。


「そちらの方は…?」


「散歩…してたら道に倒れていて、目を覚ましたと思ったら記憶喪失だったのです」


「ほう、記憶喪失とな…?」


 柔和だった表情が一瞬険しくなる。——しかしその一瞬だけですぐにまた柔和な表情を戻すと、


「ほっほっほ!今は大変じゃろうが、ごゆるりとされよ」


「あ、ありがとうございます」


 なんだかよくわからないがどうやら寝床だけは確保できたらしい。完全に他人事な思考回路だが、頭がついていけないのだから仕方がない。


 しかしその老人は「ただし」と付け加えてから、


「ここにいる間タダでというわけにはいかん。じゃから色々と仕事をこなしてもらうぞよ」


「は、はい!」


 突然のことに思わず大きい返事をしてしまった。しかしそれが良かったのか、その老人は柔和な表情で、


「ほっほっほ、良い返事じゃ。さて、改めて自己紹介でもするかの。——わしは名を『ノア・グロリアス』という。ノア爺とでも呼んでくれ。よろしく頼むぞ、小僧!」


 ノア爺の最後の言葉にアテナが「あ」と小さく反応する。


「小僧って呼ぶのもなんだし、名前をつけてあげたらどうかな?」


「ふむ、そうじゃな・・・ならばこればどうじゃ?」


 ノア爺はスクッと立ち上がり、妙な威圧感を出しながら、


「——ダ・サイダー」


「ダサいって言われてるみたいで嫌だし、溜めていうことでもねえし、なんのパクリだよ!!」


 思わずツッコむダ・サイダー。


「おい!地の文もうるせーぞ!」


「ほっほっほ、冗談じゃ」


 2人であーだこーだしていると、ずっと手を顎に当てて考え込んでいたアテナが何かを思いつく。


「なら、これはどうですか?——『クロ』」


「なんかペットの名前っぽくないか?それ」


「あらそうでしょうか?この名前はこの国の英雄の名前ですよ?50年前、この国では大きな戦争があったのです。その時たった1人で軍に立ち向かい、撤退させたのが『クロ』なのです」


「すごいやつだってのはわかるが、いまいちパッとしないんだな」


「ほっほっほ、本名は誰も知らんからな」


「誰も知らない?」


「そうです。『クロ』という人物については誰も素性を知らなくて、本当におとぎ話の世界に生きているような人物なのです」


「なるほどねぇ〜。まあ、なんでもいいや、呼びやすいように呼んでくれや」


「うむ!よろしく頼んだぞ、ダ・サイダー!」


「それだけは勘弁!!」


『クロ』という名前をもらって、記憶無し男の新たな生活がスタートしようとしていた。最初は訳も分からず連れてこられたこの場所がクロにとっては居心地の良い場所になろうとしていた。


「ふむ、それでは夕食の支度に取りかかるとするかの・・・。クロとアテナ休んでおれ」


「え、いいの?私まで・・・」


「なに、休むと言ってもクロの話し相手になってやってくれという意味じゃ。記憶がなくて不安なこともたくさんあるじゃろうからの」


 ノア爺はニッコリと笑顔を作ってこの部屋の扉の先にあるキッチンへと向かった。


「「———————」」


 部屋の中に気まずい沈黙が流れる。


 さすがのクロも記憶がないとはいえ、この空気は気まずいということは理解できる。なにか話題を振らなくてはと必死にあたりを見回しているとアテナの方から喋り出す。


 アテナは「あの」と言葉を継いでから、


「クロはどんな食べ物が好きなんですか?」


「食べ物か・・・食べ物ねぇ・・・」


 ここでクロの脳裏にふと映像がよぎる。金色に輝く液体に肉やら野菜が入っている。


「——コンソメスープ」


 それが何かわかった時には思わずつぶやいていた。


「そうなんですね!」


 なんだか少しだけわざとらしく理解を示すアテナを見てクロは気だるそうに、


「その・・・敬語とかやめてくれよ。なんだか落ち着かない」


「ご、ごめんなさい。私昔からの癖で敬語がなかなか抜けないんです。許してくださいませんか?」


 そうは言われても同い年くらいに見える女の子に敬語を使わせているのはなんだかむず痒い。


「まあ、最初は慣れないだろうが、少しずつでいいから敬語をなくしていかないか?」


「は、はい!」


 そう言ったアテナの明るい返事とは裏腹に明かりのせいだけではなく表情が暗くなったようにみえた。


「そうだ、さっきの話の続きしてくれよ。エルフがどうとかドワーフがどうとかってやつ」


「そうでした!話の続きでしたね!・・・おっほん、エルフとドワーフの話はしましたよね?あと他に2種族います——天使族と悪魔族です」


「てん・・・し?」


「天使族、悪魔族のその素性は謎の一言に尽きますが、天使族はこの空の雲の上に住んでいると言われています。逆に悪魔族はこの地上の下、地底に住んでいるとも」


「その二種族だけいやに情報が少ねえんだな」


「たしかにこの二種族に関しては情報が非常に少ないです。しかしただ一つだけ言えるのが、この二種族は——どの種族よりも強い、ということです」


「どの種族よりも強い、か・・・。なあ、その天使族と悪魔族が戦ったらどっちが勝つんだ?」


 クロの質問にアテナはニッコリと人差し指を立てながら、


「さっすがクロさん!いいとこついてます!」


「お、おう」


 かわいいな


「現在この二種族は停戦協定を結んでいます。お互いが本気を出したら全てが滅亡するので」


「そ、そんなに恐ろしいやつらなのか・・・」


「しかし、会ったことのある人なんてそうそういませんけどね!」


 一体どうなってるんだこの世界は。俺は今までこんなところでどうやって生きてきたのだろうか。全くもって不思議な話だ。


「——夕食ができたぞ。手伝っておくれ」


 ノア爺の一言で会話は断たれた。


 準備を終えて席に着くなりノア爺が尋ねてくる。


「クロよ、お前さんこれからどうするつもりじゃ?記憶のないままいつまでもここにいるわけにもいかんじゃろうて」


「ああ・・・それはそうなんだが。具体的にはどうしたらいいと思う?」


 すると、アテナは思い出したように「あ」と言葉を継ぐと、


「なら王立図書館はどうでしょう?あそこなら忘却魔法の解き方もわかるかも知れませんよ!」


「そんなものがあるのか。じゃあ是非その王立図書館に連れて行って欲しい」


「ええ!いいですよ」


 その会話を聞いていたノア爺がストップをかける。


「待つのじゃ、アテナよ。——本当に良いのか?」


「クロが困ってるんだもの。放っておけるわけないじゃない!」


「そうか・・・」


 ノア爺は諦めたようにそう呟くと、「は」と大きく溜息をついた。そして今度はこちらに向き直り、


「クロよ・・・厳しいことを言うと思うがアテナに何かあったらわしはお主のことを絶対に許さぬ。必ず守るのじゃ!」


 そもそもの会話の意味がわからないクロは「はい」と返事をするほかなかった。


「ふむ・・・して、クロ、お主かなり膨大な量のマナを秘めておるようじゃが、どうしたことかの」


 そんなこと言われてもマナなんてモノを大量に秘めた覚えなんてないし、ノア爺が何を言っているのかわからない。


「マナ?」


「そうじゃ、マナと言うのは魔法を使うときに使うものじゃ。体内にあるマナの量が多ければ多いほど使える魔法の幅も強さも正確さも跳ね上がるのじゃ」


「ほぇ〜そうなのか・・・。で、魔法ってどうやったら使えるんだ?」


「疑わないことじゃ」


「疑わないこと?」


「ほっほっほ、お前さんにはまだ難しかったかのう」


 ノア爺はここで話を切ると、「さて」と言葉を継いでから、


「もうこんな時間じゃ、王都に行くのならば明日は早いぞ」


 ——ふと周りを見渡すと、ノア爺もアテナもいつの間にか食事を終えている。クロは自分の眼前に残っている食事を慌ててすませた。


 ————————————————————————


 ——クロの安定した睡眠は爆発音とともに破られた。


「うおっ!なんの音だ?!」


 慌てて飛び起きて外の様子を見に行くと、もくもくと黒煙が立っていたせいで視界が悪い。


「くそっ!どうなってやがる!」


「——クロ?」


 アテナの声に振り返る。


「アテナ、無事だったか!!」


 黒煙の中にアテナの姿を発見する。アテナも慌てて飛び出してきたのか、寝巻きのままだった。


「ノア爺は?」


 アテナの問いかけにクロは左腕で顔を隠しながら、


「一旦この煙から脱出するぞ。俺たちが生き残らないと探せもしない!」


 二人はしっかりと手をつないで黒煙の外に出る。


 ——出た先にノア爺はいた。正しくは、うつ伏せに倒れていたと言うべきだ。辺りは赤い絵の具をぶちまけたように真っ赤だった。


「———————」


 あまりの惨状に無言になるアテナを置いてクロは駆け寄って助け起こした。


「おい!何があったんだ?!」


 クロの大声でノア爺は目をさます。


「クロ・・・か。・・・がはっ。」


「やっぱりいい!何も喋るな!!」


「クロ・・・の・・す・・・気を・・つけ・・・・ろ・・・」


 クロの手を握っていたシワシワの手から力が抜ける。ダランと垂れた腕は持ち主が生きていないことを示すのに充分だった。


「ノア爺ぃいいいい!!!」


 泣き叫ぶクロの背後に立ち上がる黒煙の中から声がする。


「クックック・・・逝ったか、『ノア・グロリアス』よ。この俺に楯突くからこうなるのだ」


「——誰だ?!」


「クックック・・・我が名はアルタイル!!貴様が主の言っていた『クロ』か・・ゴホッゴホッ」


「——どうでもいいが、お前いちいち笑わないと喋れないわけ?あとはやく黒煙から出てきたら?」


「う、うるさい!くそっ!我が姿その目に焼き付けるがいい!!」


 そう言うと周りにあった黒煙はそれが嘘のように晴れていき、ソイツの姿を現した。


 ——全身に白い衣を身につけ、背中には白い羽が生えている。さらに金色の髪がサラサラの伸びており、片手には弓矢を持っている。どうやら黒煙はその弓に収束されたようだった。


 ふわふわと浮いているアルタイルはおもむろにクロの目の前まで降りてきた。


「我が主人の命令だ。一緒に来てもら・・・ぐはっ」


 アルタイルの言葉は途中で途切れる。


 アルタイルの背中越しに両手を合わせて前に突き出しているアテナの姿を見た。


「——なん・・・で?なんでノア爺を殺したの?!」


「なんでだと?フッ、そんなの決まっているさ。俺は主の命令で『クロ』を探していた。それを邪魔をするものは消すだけだよ」


 余裕そうに喋るアルタイルの表情はアテナの魔法攻撃のせいで苦悶の表情に満ちている。


「ノア爺は私の・・・私のたった一人の家族だった!!」


「フンッそんなのはこの俺には関係ない」


 ——その刹那クロの目の前にいたと思われるアルタイルの姿はアテナの前にまで移動していた。クロが気付いた時にはもうアテナは意識を失いその場に倒れた。


「ア、アテナ!!くそっ!お前は一体なんなんだ!俺が目的なんだろ?!関係ない奴らに手を出すな!!」


「邪魔をする奴らはみんな同じだ」


「お前もう絶対に許さん」


 激昂するクロの体の周りには白いオーラが漂っている。


「な、なんだ?!お前のそのマナの量は・・・それにその色・・・」


 アルタイルはそう呟いた直後、なにかを理解したようだった。


「クックック・・・なるほどな。これは面白い、俺も全力で行かせてもらうぞ!!」


 アルタイルは地面を蹴ったと理解してから目の前に現れるまで一瞬であった。おおきく振りかぶった右腕から繰り出されるフックはクロの左頬を撃ち抜いて吹き飛んだ。


 近くの木々に叩きつけられたクロはマナをどう扱えばいいのかわからず戸惑っていた。


「いってぇ・・・」


『——疑わぬこと』


「そんなこと言われてもなぁ、いつもやってるわけじゃないしな・・・あ!」


 ここまで自分で呟いてようやく気づく。


「そうか、わかったぞ・・・」


 とはいえ、なにをどうしたらいいかわからないのでクロは先ほどアテナがやっていたように両手を重ねて前に突き出す。


「全く・・・あの爺さんも難しい言葉を言うもんだ。疑わぬことは信じること!信じて魔法が出ることをイメージするんだ。身体中のマナが手のひらから打ち出されるイメージを」


「フハハハハハハ!どうしたらクロとやら!!俺を倒したいのなら口より手を動かしたほうがいいぞ!!・・・ん?」


「エクスプロージョン!!!」


 アルタイルが気付いた時にはすでに時遅く、真っ白に輝く光が直撃しだと思うと、爆発した。


「んなっ!」


 爆風によって吹き飛ばされたアルタイルの体は今度は逆に木に叩きつけられた。


「どうだ!!まいったか!!」


 魔法を出せたことで高揚しているクロの言葉に、アルタイルは「ククク」と笑いながら、


「いいぞ!クロ!面白い、今回は見逃しておいてやろう」


「え?」


「しかし、次に会ったときは覚悟をしておくんだな」


「ま、まて!!」


 飛び立とうとしたのを止めるクロにアルタイルは振り返ると、


「おっと、そこの爺さんはまだ生きているからはやく治療してやるんだな」


 そう言い残すとそのまま空の彼方へ飛び立っていった。


 唖然とするクロは我にかえると、アテナを起こした。


「アテナ!アテナ!!」


「・・・クロ?はっ!あいつは?!」


「あいつは追い返した!!・・・そんなことよりノア爺はまだ生きてる!!治療出来ないか?」


 クロの言葉にアテナは慌てて起き上がってノア爺に駆け寄り、両手をノア爺に向ける。


「大丈夫そうか?」


「はい、一命は取り留めました。ですが、目を覚ますにはもっと特別な治癒魔法が必要です。今の私では扱えないので、王都の病院へ行かなければ・・・」


「わかった!ノア爺も一緒に王都へ連れて行こう!」


「い、いいんですか?」


「世話になったしな、それに——アテナの家族なんだろう?」


 アテナの目からポロポロと涙が零れ落ちる。その雫を両手で拭いながら、


「ありがとうございます・・・ありがとうございます・・・」


「お、おいおい、そんなに泣かなくてもいいだろう」


「ひぐっ・・・私・・えぐっ・・・おじいちゃん以外の人に優しくしてもらったことないから」


「————ッ!」


「だから・・・ありがとうございます!!」


 彼女は立ち上がって深々とお辞儀をした。


「明日、三人で王都に行こう!だから今日は一回しっかりと休もう」


「はい!」


 アテナの綺麗な返事が響き渡る夜空には煌々と月が輝いていた。

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