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角行と飛車1-5

飛車はと言えば相変わらずの無表情なのだが、林と同じように右手を差し出した。少し筋肉質で傷と肉刺(マメ)だらけで冷たかった。でもどこかで懐かしさがあった。小さい頃、姉と同級生でよく遊んでくれた男の子の手みたいで。

離してからもずっと手の中に感触が残っていた。

「それじゃ、解散」

歩貝の一言で。一気に現実に引き戻された。

「何ぼーっとしてる」

冷たい視線で見下ろす飛車。なんか夢に出てきそうなほど目が怖いんですが…。


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