三番目くらいがちょうどいい【アンソロジーコミカライズ】
「あなたの三番目くらいがちょうどいいと思うの」
今日はほぼ初対面の婚約者との顔合わせ。あとは若いお二人で~というお決まりの流れで、二人で庭園を散歩することになったわたしたち。
「は?」
これまで俯き気味だったバファロウ子爵令息が、驚いて顔を上げた。
長い前髪の隙間から現れた顔は、思ったよりも整っていて素敵かも。髪も肌も手入れして、背筋を伸ばしたら見違えるようにカッコよくなるんじゃないかしら?
「あら、やっとわたしを見てくださったのね。ご挨拶をしてお食事をして、今日お会いしてから、やっと。自分の希望ではなく、親に連れて来られて仕方なくいらしたんでしょうけれど」
グッと言葉を詰まらせて、またわたしから目を逸らしてしまう。
「わたしも親に言われるがまま、この場にいますので、おあいこ、ということで。バファロウ子爵領と我がシシーイレ子爵領との間にある山から貴重な鉱石が見つかったんですもの。事業を共同で行うには縁を繋いでしまうのが手っ取り早いし、わたしも納得しておりますの」
政略での結婚など、貴族家に生まれた者として、当たり前のことだ。お相手のバファロウ子爵令息は見たところ少々細身で少々猫背ではあるが、無駄なお肉がついていないところは好ましいし、男性としては背が高いほうではないが、小柄なわたしからしたら十分な高さ。
悪い噂はもちろん、いい噂も聞いたことがない。貴族学園も卒業しているようだし、見合いの場に幼馴染のピンク頭の女を腕に絡ませて連れてきていないだけで、もう政略絡みの婚約者としては及第点でしょう。
「ただ、わたしはあなたのことをゆくゆくは家族になる方として、大切にしていきたいとは思ってはいるんですが、一番は他におりますの。なので、あなたもわたしのことは三番目くらいに大事にしてくださったら丁度いいんじゃないかしら?」
こてん、と首を傾けて、あざと可愛い(と自分では思っている)上目遣いをしてみる。
「……他に愛する男がいる、ということか?」
「人に言えない恋人が、とかではないんですのよ?ただ、ちょっと『推し』がおりまして。かの方をこの世の誰よりも敬愛しているんですの。それに二番目は美味しいご飯、三番目は睡眠、四番目が髪と爪のお手入れ。あら、バファロウ子爵令息は五番目くらいかしら?」
指折り大切なものを数えていて、自分でも驚いてしまう。なんなら大好きな小説に、お気に入りのイヤリングなんかも入れると、余裕で十番以下まで格下げできる。
「僕と婚約することに否はないが、僕を愛するのは五番目?」
「そうですねぇ。わたしのことも五番目か六番目くらいに大事にしてくださったらいいんじゃないでしょうか?」
だって政略結婚だし。大っぴらに愛人を本邸に住まわせたりされなければ、ある程度はお互い譲歩しあって暮らしていくしかない。
ポツポツと、空から雫が落ちてきた。
「あら、雨ですわ、戻りましょう」
こちらの声が聞こえているのかいないのか、ぼんやりと立ちつくす彼の腕を引っ張り、屋敷へと戻る。
その日はそのまま解散となった。
わたしの五番目発言に少々驚いていたようだけれど、彼も貴族だもの。理解してくれるでしょう。
そんなことよりも、わたしには大好きな推しがいる。推しに愛を捧げる生活を邪魔されないのであれば、彼とは円満な結婚生活をおくってみせよう。
お見合いの翌日、わたしは街にある小さな劇場へ向かった。
前日の夜には念入りにトリートメントとパックをして、爪はツヤツヤに磨いて。今朝は十分な睡眠でお肌の調子も万全。お気に入りのドレスにお気に入りの靴、買ったばかりのオシャレなミニバッグを持って、今日も完璧な装い。推しに会いに行くんですもの、一番キレイなわたしじゃなくっちゃね。
「ミレーユさん! 今日も来てくれたんですか?」
「ジャン君の初主演舞台だからね! とっても楽しみにしていたの」
劇場に入ったわたしを見つけて声を掛けてくれたのは、今回、初めて主演を演じることになったジャン君。下積み時代から見守っている彼の初主演舞台、絶対に見逃せないわ。
カダール劇団は三年前に発足したばかりの小さな劇団で、発足当初から通っていた常連のわたしは劇団員さんたちとも顔見知りで、見つければ声をかけてくれる。
ジャン君と立ち話をしていると、見覚えのある後ろ姿を見つけた。
「どうしたんですか?」
「知り合いに似ている人がいたような……」
開幕にはまだ早い時間のため、劇場にいるのはほとんどが関係者のはず。昨日お見合いの席で見たばかりの猫背の後ろ姿はバファロウ子爵令息では?
「あ、来てたんですか!?」
ジャン君の声に振り向いたのはやはりバファロウ子爵令息で、わたしの顔を見て「しまった」というような表情をする。
「やっぱりバファロウ子爵令息様! どうして、こちらに?」
「どうして、って」
なぜかバファロウ子爵令息より先に喋りだそうとするジャン君に、思わず両手を突き出してストップの意思を伝える。
「この世界で最も素晴らしいカダール劇団のお芝居を観にいらした方に、どうして、なんて愚問でしたわ。あなたもこの劇団のファンでしたのね! 嬉しいわ!! あ、でもわたしは劇団初回公演からの大大大ファンですので、そこのところはよろしくですわ!!」
「僕は別に、ファンというわけでは」
「そうなのですか!? では、古参ファンであるわたしが、この劇団の魅力を存分にお伝えさせていただきますわ! こちらのジャン君は、あ、お知り合いでしたね。ではご存じかと思いますが、立ち上げ当初からのメンバーで、今回初めての主演ですのよ。これまでも脇で主演を立てる名演技の数々、メインの役者に選ばれずとも、表も裏もどんな時でも全力で頑張る素敵な方ですの」
えへへ、と照れて頬をかくジャン君をバファロウ子爵令息は睨むかのように見ているわ。前髪が長くて邪魔だから、目つきが悪くなっているんじゃないかしら。
「シシーイレ子爵令嬢の『推し』とやらは、ジャンのことか?」
「ジャン君も、カダール劇団の皆さまも、劇団全ての舞台も大好きなんですけれど、わたしの推しは脚本家のオルサ様ですの」
「カダール劇団が好きだと思っていたんだけど、脚本家のオルサさんが他の劇団に脚本提供したときの舞台を観て、オルサさんの脚本のファンだって気づいたんだよね」
ジャン君の言葉にうんうんと頷く。
そうなのだ、最初はカダール劇団の初回公演を観て、この劇団にドハマりしていたのだが、ある時、専属脚本家の方が他の劇団に脚本提供すると聞いて、その舞台も観に行った。そうして、確信したのだ。わたしはオルサ様の書く世界に魅了されているのだと。
「男性か女性かもわからないんですが、オルサ様はわたしにとって神に等しい尊さですわ。この世に降臨されし、輝く推しですわ!!」
「おま、恥ずかしくないのか!?」
バファロウ子爵令息は顔を真っ赤にして、なんてことを言うのか。
「なにが恥ずかしいんですか!? 推しは布教してなんぼですよ? オルサ様の名前の意味、知ってます? 古語で『ここから始まる』っていう意味なんですよ? 超カッコよくないですか!?」
さらに顔を真っ赤にしたバファロウ子爵令息は、口をパクパクさせて、反論できずにいる。
そうでしょう、そうでしょう。オルサ様、センスめっちゃ神ってるでしょ。オルサ様のカッコいいペンネーム以外にも、脚本の中の名台詞とか名場面とか、どんどん語っちゃいますよ。
「ファンレターも舞台の度に出すんですけど、毎回、短いけれど丁寧にお返事をくださって、この前なんて、小さなお花のブーケもついてたんですよ?」
思い出すと幸せな気持ちになる。お返事をくださるだけでも嬉しいのに、舞台で使用したのと同じ種類の花のブーケを添えてくださった、あのお心遣い、推せる。
「ジャン! まずい事になった!!」
カダール劇団の団長トムソンさんが慌てた様子で走ってくる。
「お前も来てたのか」
バファロウ子爵令息の存在も確認して、その次にわたしの存在にも気が付いて、軽く挨拶を交わす。
「ミレーユお嬢様も、もう来ていたんですね」
「ええ、今日の舞台も楽しみにしているわ。団長さん、慌ててどうなさったの?」
「いや、実は女優のアメリが風邪ひいて熱を上げちまって、本人は絶対に舞台に立つんだ、ていうのを説得して休ませることにしたんだが」
カダール劇団は小さな劇団だ。役者も裏方も、ギリギリの人数で回している。役者は出番がない時は裏方に回るし、裏方も役者が足りないときは舞台に上がることもある。
つまり、一人でも欠けると成立しないのだ。
「開演まであと二時間もないな。知り合いの劇団の役者にあたるにしても……」
アメリさんの代役を探す算段を練る団長を横目に、ジャン君はバファロウ子爵令息を見て、なにか考え込んでいる。
「今回のアメリの役は、ずっと舞台に出ずっぱりで、動きはあるもののそう複雑ではないですよね?」
「ああ、口がきけない令嬢の役だからセリフも覚えなくていい。ただ、立ち位置だったり、場面ごとに立ち回りは必要だから、リハーサルもなしでは、難しい役だな」
団長に確認をしたジャン君が、ガッシリと、バファロウ子爵令息の腕を握った。それはもう、絶対逃がさないぞ、という意思が感じられる握り方で。
「舞台の流れも、アメリの役の動きも、もちろん把握してますよね?」
バファロウ子爵令息がYES以外の返事を言えない圧で、ジャン君は迫っている。けれど、なんとか目を逸らしたバファロウ子爵令息は小声で抗う。
「でも、化粧と髪はアメリが自分でやっていただろ。僕は出来ないぞ」
カダール劇団は少人数で、メイクが出来る人は何人かいるけれど、貴族風の今回のメイクやヘアセットは、アメリも苦労して覚えたと言っていた。
街の化粧師を探して、お願いすることも出来るだろうけれど。
「はい! わたしメイクもヘアセットも出来ます!!」
たいして裕福ではない子爵令嬢のわたしは、王都で行われる大規模な夜会以外では自分でメイクもセットもするし、なんなら妹や従姉妹たちにもやってあげる。
こうして、バファロウ子爵令息の意思は関係なく、彼は令嬢のドレスを着て、舞台に立つことが決まったのだった。
わたし達は控室に移動して、バファロウ子爵令息にドレスの着付けを手伝う。その後は、わたしが彼にお化粧をして、劇団にあったウィッグを被せて髪型をセットしてみると、なかなかの美女に変身した。
わたしは協力するおかげで、舞台の袖からお芝居を観ることが出来た。
舞台が始まるとバファロウ子爵令息は出ずっぱりであったが、戸惑うことなく、役をこなしている。
劇団のファンであるわたしは、時々リハーサルにもお邪魔させてもらっていたが、バファロウ子爵令息の姿を見たことはなかった。彼は、劇団とどういう関係なのかしら?
そんなことを考えていたのは舞台の最初だけで、物語が進むにつれ、わたしはその世界に浸りきって、気付けばエグエグと泣いてしまっていた。
感動のフィナーレを終えて捌けてきた役者たちはいつものわたしの号泣に苦笑しながら頭や肩をポンポンと叩いてくれる。
バファロウ子爵令息だけは、驚いてギョッとした顔をしていたけれど。
「どこか痛いのか!?」
「感動して泣いているんです!!」
バファロウ子爵令息はおバカさんなのかしら!?こんなに素敵な舞台を観て、泣かずにいられるかっていうのに。
「ラストで、『誰も死なない殺人事件』のトリックが明かされた快感! バファロウ子爵令息が演じていた言葉を喋れない令嬢が裏で行っていた残虐な行動の真相!! 手に汗握りましたわ!!」
「お、おう。なかなか良いミステリーだっただろう」
舞台に出演したバファロウ子爵令息も、自慢げに応じます。
「ミステリーとしての出来栄えはもちろんですが、やはりオルサ作品の真髄はその言葉選びですわ。天涯孤独の主役の最後のセリフ、沁みましたわぁ」
最後の最後であのセリフ、オルサ先生、天才です!!
「どんな時もどんな場面でも、オルサ作品には相手を思いやる言葉で溢れていますの。きっとオルサ様の人間性ですわ。舞台を観終わった後はいつも、心の真ん中がほんわかしてくるの」
それを甘いと評価する方もいるけれど、わたしはそんなオルサ脚本の作品が大好きなの。
「三年前、わたしは落ち込んでいて家に帰りたくなくて、たまたま時間を潰すために入った劇場で観たのがカダール劇団の初回公演だったんです。その舞台を観て、勇気が出て。少しずつ変わっていけたの。それから、ずっとオルサ様の作り出す世界に、救われてきたんです」
どうしたのかしら、バファロウ子爵令息が顔を真っ赤にして、フルフルと震えているわ。ウ〇コを我慢する散歩中の犬みたい。
「バファロウ子爵令息、お手洗いはあちらですよ?」
「違う!!」
親切にお手洗いの場所を教えてあげましたのに、怒らせてしまったみたいですわ。
二人で騒いでいると、向こうから劇団の演出家ジョシュアさんがいらっしゃった。
「ミレーユちゃん、今日はお手伝いありがとー」
「ジョシュアさん、お疲れ様です! 今日もカッコいい演出でした!!」
「本当? 嬉しいー!! あれ、オルサと会えたの? 良かったね。オルサもちゃんとファンレターのお礼、言いなよ」
え?オルサ様!?
どこどこ?と周囲を見回すも、周囲には舞台の片づけをする見慣れた劇団員さんしかいない。
「オルサ様、どこにいるんですか?」
「目の前にいるよ!! 僕がオルサだ」
問いかけたバファロウ子爵令息に怒られた。この人怒りっぽくないかしら。お腹空いているのかしら。
ん?僕がオルサだ????
「え――――!!」
バファロウ子爵令息がオルサ様だというの!?
「あれ、ミレーユちゃん知らなかったの?オルサってば舞台の陰からいっつも『ファンレターの娘』だ、て頬染めて客席のきみを見てたよ。きみと結婚したくてお互いの家に有益な商売や資源がないか探しまくって、やっとお見合いを申し込むことが出来たって、この前、酔っぱらって教えてくれたんだから」
なにそれ、知らないわ。ではバファロウ子爵令息と我がシシーイレ子爵領の間の山に鉱山が見つかったのは偶然ではなくて、オルサ様がわたしにお見合いを申し込むために頑張ってくださった結果ということ!?
バファロウ子爵令息はため息を一つついて、覚悟を決めたようなお顔で、わたしを見る。
「学園では読書ばかりしていて、目立つことが無かった僕に同じクラスのトムソンが将来劇団を立ち上げたいから脚本を書いてくれ、って言ってきたんだ。それまで夢中になれることなんてなかったけど、書き出してみたら面白くて、実際に舞台で演じるところを観たら、自分の書いた世界が現実になっていた。けれど、甘ったれた素人作品だと評判は悪くて、家でも、金にもならない劇団に入れ込むなと叱られて、そんな時に、シシーイレ子爵令嬢から舞台の感想の手紙をもらったんだ」
当時、父親に再婚相手とその子供を家族として紹介されたばかりで、わたしはこの家に必要とされていないんだと落ち込んでいたのだ。家に帰りたくなくて街で時間を潰していたわたしは、軽い気持ちで劇場に足を運んだ。偶然にも、それがカダール劇団の初舞台。
それは、小さな贈り物がどんどん大きくなって、誰もが幸せになっていく、というありきたりなストーリーだったけれど、萎んでいたわたしの心を膨らませてくれた作品だった。
「あの舞台に勇気をもらったの。『俺だって怖いけれど、一歩踏み出すんだ。それで二歩戻ることになったとしても、次は三歩進んでみる』、あの台詞で、わたしも頑張ろうと思えた。その決意表明みたいな気持ちで、劇団にお手紙を送ったの」
「新しい舞台の度に、きみは手紙をくれて。きみは次第に家族と歩み寄って、遂にケンカも出来るようになったと書いてあった時は、劇団員のみんなと勝手にお祝いをした。いつしかきみは、劇団ではなく、オルサ宛に手紙をくれるようになって、僕は、それがとても嬉しかった」
それは、オルサ様が他の劇団に脚本を提供したことで、わたしはオルサ様のファンだって気がついたから。変わらず劇団宛にも舞台の感想の手紙を送ってはいたけれど、オルサ様への手紙は、ファンレターというか、もはやラブレターのような内容になってしまっていたと思う。
そこに思い至ると、急に恥ずかしさが込み上げてきた。
「オルサ様がバファロウ子爵令息だとは知らなかったものですから! あくまで一ファンとして、オルサ様の作品を愛でる者として、言葉の限りを尽くしたといいますか」
「僕の書く世界が好きだと書いてくれていた。僕のことを知りたい、僕の愛の言葉を聞いてみたい、と書いてくれていた言葉に、嘘はある?」
真剣な表情のバファロウ子爵令息に、誤魔化すようなことは出来なくて。
「……ありません」
物語の王子様のように跪いたバファロウ子爵令息はわたしの手を取り、上目遣いにこちらを見上げる。
「舞台の感想を綴る素直なきみの言葉を読んで、舞台を観ながら泣いたり笑ったりするきみの表情を見て、僕はいつしかきみに恋をしていた。脚本を書くくらいしか能力のない僕だけれど、きみへの愛は本物だ。どうか、これから先の生涯、僕の愛の言葉をすべて受け取ってくれないだろうか?」
大好きなオルサ様の言葉に、嬉しくて倒れそうになりながらも、こくりと頷くと、チュと軽い音を立てて、手の甲に口づけを落とされた。
気を失いそうになりながらも、大事なことを言わなくちゃいけないことに気が付く。
「でもオルサ様の一番は執筆活動、二番は舞台とわかっておりますので、やっぱりわたしは三番目くらいがちょうどいいと存じておりますから、ご安心ください!!」
「いや、でも、もう僕はきみのことが一番……」
「おめでとー!!」
「ピュ――!!」
「オルサ、良かったなぁ」
オルサ様が何か言いかけたようだが、劇団員さんたちからの祝福の嵐で、それは聞き取れなかった。
まだ劇中の貴族令嬢の衣装を着たままのオルサ様は恥ずかしそうに持っていた扇子で顔を隠す。
貴族令嬢風のバファロウ子爵令息に愛を告げられた様子は、傍目には喜劇のようであったと思う。けれど、わたしの目には、どんな王子様よりも輝いて素敵に見えた。
彼からの愛情は三番目でも、わたしの愛はこれから先、ずっと彼が一番だ。
数ある作品の中から見つけてくださり、読んでくださり、ありがとうございます。
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