表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勘違いしないと決心した俺は、それでも勘違いしてるらしい  作者: 陽瑞
第一章:親友のラブコメを羨むのはおかしいだろうか?
7/16

ショッピングモール

何の変哲もない授業を受けて、いつも通り、晴翔が部活に行ったので、朝日奈と2人で帰る。

最寄駅に着き、住むマンションに帰る途中に明日の買い物についてどうするか朝日奈に聞いた。


「明日、何時集合にする?」


「うーん、部屋前の廊下に朝10時とかでどう?」


「おっけー。どこに行くつもり?」


「あー、駅のすぐ近くにあるショッピングモールに行こっか」


「りょーかい」


明日の件について決め終えるとちょうど、家に着いた。


「じゃあ、明日はよろしく」


「遅刻すんなよ」


「しないよ」



◆◆◆◆◆



俺たち幼馴染は幼稚園の頃から、お互いの家族を交えて、誕生日パーティーをしていたので、誕生日を祝うのが家族間で習慣になっている。

そのため、日曜日に俺は晴翔の誕生日プレゼントを買いに朝日奈とショッピングモールに来ていた。


「うーん、晴翔への誕生日どうしよう? 霜月は決めた?」


「俺は決まってる」


まぁ、ここ2、3年渡すものは変わってないけど。


「ええっ⁉︎ もう決めたの? 早くない? ちなみに何渡すの?」


「ラノベ。晴翔の家にはよく行くからどのラノベ持ってるか知ってるんだよ。だから、持ってないラノベでおすすめのやつを何冊か買って、プレゼントするわ」


「あー、なるほどね。霜月も晴翔も好きだよね、ラノベ」


「まぁな、で、プレゼントどうすんの?」


「ほんと、どうしよ。全然いい案が思いつかない」


何でプレゼント1つでそんな悩むかな。

毎年恒例なんだから、気軽に選べばいいのに。


「スニーカーとかどうかな?」


「別に悪いとは思わんけど、足のサイズ知ってんの?」


「知らないです。プレゼントどうすればいいと思う?」


幼馴染への誕生日プレゼント選びがまさかの他力本願。

思わずため息が出る。


「はぁ、誕生日プレゼント選びを他人に任せるってどうなの?」


というか、去年まで自分1人で選んでいたはず。

去年までプレゼント選び、どうしてたんだよ。


「……!そうだね。もう少し自分で考えてみる」


「プレゼント用のラノベ買いたいし、本屋、行こ」


「うん、行こっか。」


俺は本屋で新作、おすすめのラノベを何冊か買って、ラッピングしてもらった。

そして、俺がラノベを選んでいる間に朝日奈もプレゼントを決めたらしい。


「プレゼント、どうすんの?」


「文房具にする。無難だから」


この後、朝日奈がプレゼントを買うと昼食を食べる時間になっていたので、昼食を取るためにフードコートに向かった。


面白ければ、ブックマーク、評価お願いします

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ