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第23話 奴隷商

翠「ここ?」


ピー「はい。」


翠「じゃあ、入ろうか。」


翠は奴隷商の中にはいると、


中から男の人が出迎えに来た。


奴隷商A「いらっしゃいませ!」


奴隷商A「私、この奴隷商店トレードの店長、クリケットと申します。今回はどのようなご用件で?」


翠「すみません。奴隷を何人か買いたいのですが?」


クリケット「どのような奴隷でしょうか?」


クリケットはそういいながら、全身を見回すように見ていた。それは商人特有のことで客がお金を持っているかどうか見極めるためだった。



翠「借金奴隷を何人か」


クリケット「かしこまりました。」


クリケット「ですが、借金奴隷を数人となるとお値段が上がってしまうのですが、、」


翠「一人あたりだいたいいくらですか?」


クリケット「借金奴隷は一人あたり平均金貨2枚〜3枚、高くても5枚程度です。」


翠「じゃあ、問題ないです」


と即答した。


クリケットはその様子を見て、目の色を変えた。

それはこの客がしっかりとお金を持っていることがわかったからである。

なんでわかったかは商人の感である。


クリケット「では、こちらへどうぞ!」


と言って、翠を借金奴隷がいるところへ連れて行った。



23話終わり


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