表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/39

第22話 屋敷

王様から屋敷を貰った翠はその屋敷に向かっていた。


翠「ここが僕の屋敷か?」


翠「でかくね?」


翠「そういえば、王様が言ってたな、、、」


翠「いいところをくれたって、、、それにしても大きくないですかね?」


翠「まぁー広いにこしたことはないからいいけど。」


翠「それにしても異世界にセ○ムのようなセキュリティーシステムがあるとは驚いた。」


翠はそういいながら屋敷の門セキュリティーを解除して、中にはいった。


翠「王様が言っていたとおりに中は広いし、掃除されていてきれいだけど、家具は何もないな〜」


翠「さて、このあとどうするか?」


翠「確か王様はこのセキュリティーシステムが使えるのは最初だけだから、人を雇ったほうがいいって言ってたな。」


翠「どうやって人を集めるんだ?」


翠「この世界にタ○ンワークなんてあるのか?」


翠「ピーに聞くか!」


翠「ピー」


ピー「、、、」


翠「ピー?」


ピー「、、、ふん」


翠「なんで怒ってるの?」


ピー「誰かさんが私を呼んでくれないから、、」


翠「ごめんって。忙しかったんだよ。」


翠「なら、呼んでくれたら良かったのに。」


ピー「私はマスターから呼んでくれるのを待ってたんですよ、、、」


翠「悪かったって。今度からは話しかけるようにするから!」


ピー「、、、分かりました」


翠「僕も人間だから忘れることがあったら、ピーからも話しかけてよね。」


ピー「、、、、、、、、分かりません。」


翠「いやわかるだろ!!」


翠「(´Д`)ハァ…やれやれ」

(こんなピーってめんどくさい性格だったっけ?)


翠「じゃあ、この話は終わりね」


翠「早速だけど、人を雇う方法ってある?」


ピー「はい。いくつか方法はありますが、一つは、正規の使用人を雇う方法です。これは比較的安心ですが、お金がかかります。」


翠「なるほど。信用はあるけどお金は高いのか〜。いくら、王様に大金を貰ったからと言ってそんなに使ってられないしな〜。」


ピー「二つ目は、奴隷商に行って、奴隷を買うことです。」


翠「奴隷商?!」


翠「奴隷を買うってこと?」


ピー「はい」


翠「奴隷ね〜」


翠「地球には奴隷制度がなかったから、あんまり感覚が分からないんだよなー。それってこの国のルールとしてその辺は大丈夫なの?」


ピー「はい。この国は奴隷制度を認めています。ただし、誘拐や乱暴な扱いは、厳しく罰せられています。」


ピー「なので、国に認められた奴隷商は比較的クリーンなイメージがありますよ。」


翠「へぇーそうなんだ。」


翠「でもな〜、奴隷になってるってことはなんか悪いことでもしてるってことでしょ?」


ピー「奴隷には2つの種類がございます。」


ピー「一つは、犯罪奴隷です。」


ピー「これは先程マスターがおっしゃっられた通り、犯罪を犯したものたちのことです。この者たちは比較的安く売られていることが多いです。」


ピー「そして、もう一つが借金奴隷です。」


翠「借金奴隷?」


ピー「借金奴隷とは、自らが借金をしてその借金が返せなくなった場合や誰かの保証人になってその本人に逃げられてしまい借金奴隷になった者、親の借金を払えずに奴隷になった者のことを言います。」



翠「なるほど、そっちの人のほうがあんまり悪い人はいなさそうだね。」


ピー「はい。ただその分、犯罪奴隷よりは高くなってしまうのですが。」


翠「犯罪奴隷雇うよりは、少し高くついても借金奴隷を買うほうがいいと思う。」


ピー「わかりました。」


ピー「今すぐ行きますか?」


翠「うん。そうしようかな。」


ピー「わかりました。奴隷商までの道のりを案内します」


翠「ありがとう。ピー」



その後ピーの案内で奴隷商まで向かった。


22話終わり

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ