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第16話 ★ 騎士団長 戦闘2

リギート「合図はどうする?」  


翠「僕はいつでも大丈夫ですよ。」  


リギート「余裕だな!」


翠「そんなつもりじゃなかったのですが、、」


リギート「じゃあ、行くぞ!!」


翠「はい。」


リギートが剣をかまえたあとすぐに突進してきた。それはとても早く人間のスピードとは思えないほど早かった。だが、


翠「いくらはやくても正面から来てはバレバレですよ?」


リギート「当たり前だ!」


と言いながら、あの体に似合わないほどの高速で動き、翠の後ろへ回り込む。翠はそれを読んでいたかのように後ろへふり向く。だが、リギートは、それも計算のうちかのようにそのまた後ろへ回り込んでいた。


リギート「もらったーー!!」


と叫びながら、剣を思いっきり翠のお腹へ打ち込もうとした。

だが、翠はそれをうしろを振り向かずに剣を持っていない、左手の親指と人差し指で止めてしまった。


リギート「な!!」


さすが王国の騎士団長ということか、一瞬、翠がしたことに驚き固まっていたが、すぐに頭を切り替え、行動しようとした。だが、


リギート「離れない!」


反撃するためにいくらリギートが力をこめても、その剣が離れることはなく、足で攻撃しようとしてもそれをすべて避けられてしまい、最後には剣を奪われてしまった。そして、打つ手がなくなったリギートの首に翠は剣を突きつけた。

リギートは、両手をあげて、


リギート「参った、俺の負けだ。」


と答えた。


リギート「お前強いな!」


翠「いや、そんなことないですよ。」


翠「リギートさんだって、すごいスピードやパワーを持ってるじゃないですか!」


リギート「、、、それは嫌みにしか聞こえんぞ。」


翠「ち、ちがいますよ。」


リギート「┐(´д`)┌ヤレヤレ」


翠「ほんとに違いますって、、」


リギート「まぁーいいや。お前が強いのはわかったしな。そうだ、お前ここの風呂入ったか?」


翠「いえ、まだ入ったことないですけど、、、」


翠「まさか、臭いました?!」


リギート「いや、汗もかいただろ?」


リギート「だから、一緒に風呂でも入ろうぜ!」


翠「リギートさんとですか?」


リギート「おう。裸の付き合いってやつよ!」


翠「分かりました。行きましょう!」


翠「ここのお風呂入ってみたいですし!」


リギート「そうと決まれば早速行くか!」


翠「はい!」


リギート「そうだ。あと、、」


翠「?」


リギート「お前の敬語気持ち悪いからなしな。」


翠「きもちわるい、、、ひどくないですか?」


リギート「いいな。あと、さんづけもいらないからな」


翠「えー」


リギート「返事は?」


翠「いや、でも、、」


リギート「返事は?」


翠「、、はい。」


リギート「敬語」


翠「わかったよ。これでいいか?レギート」


レギート「おし。じゃあ、風呂へレッツゴー」


翠「はぁーやれやれ(´д`)」

(暑苦しい性格だけど、悪いやつじゃないから、一緒にいて楽しそうだな)


その後二人で話しながらお風呂場へ向かった。



16話終わり


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