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ガロンとパイント

海外小説などを読んでおりますと、パブでビールを飲むシーンなんかが出てまいりますな。主人公が「ギネス、1パイントくれ」などと注文している風景ね。だけどそもそも、1パイントって、どんくらいの量なんだろう?


…ので、辞書で調べた。


「8分の1ガロン」ときた。


10進法ではないし、しかも、ガロン。全くイメージできない。


・・・ので、ガロンを調べた。


そしたら英国と米国で違うと言うではないか。


英国;1ポンドの水の量=概ね4.546リットル

米国;231立方インチ量=概ね3.785リットル


・・・かなり違う。


日本では、米国ルールに準拠している場合が多いと言う。

そうね、350ml缶の『10杯分+もうちょっと』的なイメージが1ガロンと言われると、何とはなしにイメージができてきた。

そいつの8分の1か・・・ん~ 

3.785÷8=0.473125

500ml一杯弱ってところか、結構な量だな。

これ、ビールだからいいものの、日本酒だったらけっこうキますな。


そういや、カントリー&ウェスタン系の米国南部にはテンガロンハットってのが浸透しておりますね。あれって10ガロンからきてるんですよね。…まぁ、そのくらい大きいって事なんでしょうが、それを英国ルールで読んでしまうと45リットルもの容量ってことになっちゃいまして、2リットルのペットボトルが20本以上入る容量ってことになっちゃう。米国ルールにしたって18本以上・・・そんなに頭が大きい人なんてのは見たことないし、洗濯機じゃあるまいし(笑)。比喩ですってば。わかっちょるってば。


日本人として慣れ親しんでいる酒の量の単位は「ごう」です。10合で1升ね。

1升は約1.8リットル。

1合は180mlだから、上記のパイントとの比較では、概ね2合半=1パイントってこと。

ほぉ、何だか段々身近になってきた気がするぞ>パイント


今度、居酒屋で店員さんに「熱燗つけてください!」と頼んで、「何合徳利?」と聞かれたら、「1パイント」って言って見ようかな? ほぼ100%の確率で「?」と反応されるわな。いかんいかん。。笑いもとれない。


じゃぁ、ビアパプで「ギネス2合!」ってのはどうだろう? これなら反応してくれる店員さんがいそうな気がする…しかし、徳利にギネスが注がれてきたら困るし、枡なんかに注がれてきたらもっと困るから止めとこう。


そうそう、そうなんだよね、お酒に限らず、どんな飲み物でもそれにふさわしい容器ってのがある。容器の選択を誤ると、それだけで不思議に味が落ちてしまう。ほんと、不思議な現象だ。


そういや昔、「鍋で作ったラーメンを鍋のまま食すのは是か非か」ってのを議論したことがあった。友人は「絶対にどんぶりに移すべき」を主張したが、もう一人の友人は「洗い物が増えるからどんぶりのままで良い、味は変わらん」と主張した。

味を感じる手法は色々あっていいと思うし、視覚で味わう味覚と言う論法もあるだろう、それより何より、好みの味なんてのは人間の数だけ違うと言ってもいいと思う。だから、どっちでもいいのだ。私はそう結論した。だって、自分の場合、「今日はどんぶりで食べたい気分」ってのと「鍋のままワイルドに食いたい」って時があるんだもんね。TPOって言うんでしたっけ? そういうのって

(^^;


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