名前の言霊
言霊と言うわけでは無いが、言葉の威力は凄いと思う。
名前にしてもしかり。
「ま」行の名前の子は優しい傾向があるとか、「た」行の名前の子は賢い一方で我が強い子が多いとか。。。そんな話しを耳にした事がある。客観的な判断はどうとも言えないけど、自分が今までに会ってきた友達やら知人やらの名前を反芻してみると、なるほどあながち嘘ではないような印象を受けるね。「ま」行は「ma」という風に「m」ではじまる「鼻音」と呼ばれる発音系で、母音に近い音色がある。これは「n」ではじまる「な」行と同じ特性があるそうで、「鼻音」がもたらす優しさ柔らかさのトーンが影響しているようだ。真由美さん、勝くん、萌恵ちゃん・・・。
自分のイメージと、自分の名前を比較すると、それはそれで確かにキャラの一致が確認出来るような気もする。それって、一方では、「じゃ、もし、僕が○○なんて名前だったら違うキャラが出来上がっていたのかな?」とも思えてしまう。
これって、何気に荒唐無稽では無い気がするよ。だって、長い人生、名前を呼ばれる機会は非常に多いのは事実でしょ?親とか親戚とか友達とか知り合いとか、そこから「記号」としての「名前」だけでは無い何かの影響を受けるのではないか?と漠然とではあるが感じるな。つまり、言霊か。
「あき」君というなまえなら「あっちゃん」「あきくん」「あーちゃん」などと呼ばれる。常にその子には「A」音が浴びせられる。「あ」の響き。そこに攻撃的なイメージは少なくとも私には無い。むしろ、やんちゃで優しい響きを感じ取れる(あくまで個人的イメージですが)。
一方、「たく」君だったらどうだろう?「たく」とか「たっちゃん」などと呼ばれながら育つのは「TA」音と向かい合いながらの成長だ。
「た」は破裂音である。破裂音はそれだけでは攻撃的な意味を誘発するわけでは無いけれど、なんとなく我の強さをイメージしてしまうね。破裂音による呼びかけがもたらす影響。。。そういうところからやんちゃな子が多くなるような気がする(あくまで個人的見解です)。今度、そういう研究があったら読んでみたいと思う。無いとすれば、なんかマーケティングでもして論文ひとつ書いてみたい気もするなー。結構注目されるんじゃないかなー。(商売にはならんか?)
さて、ならば、ガイジンだったらどうなるんだろう?ガイジンさんだって人間だ。その名前ってのに受ける影響なんてのはあるに違いないよね。つまるところ、コトダマ。
これまた個人的偏見に満ちているけど、先入観からくるイメージは中々吹っ切る事が出来ない。
例えば「ビル」。
こう言う名前の人は筋骨タイプをどうしてもイメージしてしまうね。
「ピーター」なんて人には何故か「黄色」のイメージが付きまとう。
「ジョー」とか「ジョニー」だと、なんだか髪の毛をオールバックにしなくちゃいけないような気がするし、「ジョージ」、「ボブ」とかになると口ひげをたくわえないといけない気もしてしまう。
「トム」とか「トミー」には乳臭いイメージ。
「キャサリン」にはおばあさんなイメージだ。
「ジョン」になると犬みたいな印象を受けるし、「アレックス」にはインテリ・イメージがある。
「ウィリアム」ってのはどうでしょう?・・・そうですね、中世ですよね。
「ジャン」。・・・好青年!(根拠不明)
しかし、、、いくらガイジンさんでもイメージの構築が出来ないガイジンさんもおられます。韓国、中国、台湾などのアジアンなエリアのお名前は、全くイメージが出来ないのだ(あ、中国や香港は「英語名+中国苗字」か)。
えっと・・・「ビョンホン」「ドヨン」「サンウ」に「ジヌ」。。。だめです、全くダメです。イメージがから回りしてまいます(T_T)
あ、そう言えば「イソジン」さんと言う韓流男優がいらっしゃるんですよね。
ま、いろいろありますな。