ジーンズ「裾伸ばし」作戦
ジーンズの裾上げなら誰しもがよくやること(かな?)なんだろうが、裾伸ばしともなるとそうそうはいないのではないだろか?
でも私はやってみたです。
だってさー、まだ買ってからそんなに何回も洗濯したわけではないのだよ。
でも、その何回かで縮んでしまったのですよ。裾が。
いえ、そんないーかげんなブランドものを買ったわけではありません。ちゃんとしたメーカーもの(made in ○○は未確認ですけど)っす。
で、数回の洗濯の後、穿いたら何と足首の上に裾が来ていることに気がついた。
かなりツンツルテンでし。
あまりにかっちょわるい。
ので、「よし、裾の縫ってあるところをほどいて、伸ばしちゃおう!」作戦を実施することにしたです。
先ずは鋏を用意したのだが、これがどうして、鋏の先っちょが縫い目に入らない。
仕方なく、今度はカッターを。
縫い目の中に切っ先を入れてプツンプツンと切っていく。結構、ローテク。
〈一ヵ所解けば、一気に『ばららっ!』とほどけていくもの〉と思ってた私の期待を見事に裏切ってくれました。
中々解けないです。
…手ごわい。
「うんせ、うんせ!」と20分くらい格闘したかもしれない。ようやっと「解き」完了。
びろんっと広げたら、長さにして凡そ1.5cmくらいは稼げたような状況になった。
が、
明らかに「解きましたよ~」とわかる色の抜け具合・残り具合・スジの入り具合。
一体なんだこりゃ。
これではいけない。
どうにかしなければ。
その時、直感が働いた。
「キッチンハイターだ!!」
「こいつで漂白して、わかんないようにしちゃおう。」
…漬け込むこと数時間。
何やら水は藍色に変化し、それなりの「脱色」に成功した。
が、あくまでも「それなり」であって、、、
半端やん。
「ならばブライト入れて洗濯だ!」
件のジーンズを洗濯機に入れて二度ほど回しました。
洗濯完了!
干そうとしたところ、裾の部分が物凄くほつれまくってることが判明。
なんというか、裾が、筆の穂先というか、箒のようにわらわらなってしまってる。
これって、むかーしむかし、流行ったヒッピー状態のそれだね!変身だね!
踵の高いサンダル履いて、星形にレンズをくりぬいたサングラスとかかけたくなるよね!しないけど。
一緒に洗ったT-シャツには、その関連の糸くず(ゴミ)が沢山へばりついてしまってるではないか。後でガムテで取り除かなくちゃ…。
で、私はこの『完成品』を穿いて外(渋谷)に出かけた。
誰も見ていないだろうけど、結構人の目が気になって仕方ないわ。
そう、自分でも分かっていたのだ。
『完成品』が『失敗作』であることを。
今、私はこいつを捨てた方がいいかどうか考えている。。