外人さんと会話
私の勤務先の取引銀行の中に、[Bank of the West]というのがあります。所在地はアメリカ・サンフランシスコ。そこに、入金やら送金やら残高確認などで、トラブルが発生すると決まって私が連絡を取る担当者がいる。名前はスージーさん(仮名)。
スージーさんは、日本語が堪能だ。だから安心してお話しが出来る。スージーさんのデスクのダイレクト・コール番号を聞いているので、こちらからの電話には間違いなく彼女が出てくれる。いなければ留守電だ。
そのスージーさん、電話を取った時の第一声はやはり本国だけあって、英語である。その声を耳にするとどうしても緊張してしまう。
「サンキュ・フォコゥリン、バンコブェスト、なんたらかんたら、メイアイヘルピュ?」
と、流暢に外国語(母国語)を喋るスージーさん、かっこいい。
「え~、もしもしぃ!」と返答するのは勿論わたし。
すると、スージーさん、いきなり日本語シフトで応対してくれる。
「はいはい、スージーでーす。」
嬉しい。
この間なんか、スージーさんにからかわれてしまった。こっちから電話しても暫く無言なのだよ。
しょうがないからつたない英語で喋る私。
「ディスイズ○○カンパニー、コォリンフロム、トキヨー、メーアイスピィクウィズ、スージーサン?」
「ンーフー?」
「あれ?…スージーさん?」
「スージーです、あはは、聞いていました。」
「うー、…いぢめないでください。」
ま、それは脇に置いといて。
電話連絡しても、相手が不在では困る場合がある。そんな訳で、私はスージーさんに彼女のメールアドレスを聞く事にしました。
「すんません、スージーさんのメールアドレスを教えていただけませんでしょうか?」
「いいですよ。ちょっと待ってくださいね。えっとですねぇ…susie○△□、Sanfrancisco-S, United-U, Sanfrancisco-S, Inform-I, English-E,…」
ほほぉ。@マークの前の部分が名前をもじっているのは解るにしても、それを伝える方法って、そういう例えで来るんかと、感心した。
@マークの次にはお約束的に「gmail.com」であった。
ポイントは「.」のところだ。
…もうお分かりですね?
「ドット」と言わずに「ダァッ」と言いよります。
「…ジィメル、ダァッ、コム」です。かっくいい♪
今度まねしよう!っと思いました。