表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/148

外人さんと会話

私の勤務先の取引銀行の中に、[Bank of the West]というのがあります。所在地はアメリカ・サンフランシスコ。そこに、入金やら送金やら残高確認などで、トラブルが発生すると決まって私が連絡を取る担当者がいる。名前はスージーさん(仮名)。


スージーさんは、日本語が堪能だ。だから安心してお話しが出来る。スージーさんのデスクのダイレクト・コール番号を聞いているので、こちらからの電話には間違いなく彼女が出てくれる。いなければ留守電だ。


そのスージーさん、電話を取った時の第一声はやはり本国だけあって、英語である。その声を耳にするとどうしても緊張してしまう。


「サンキュ・フォコゥリン、バンコブェスト、なんたらかんたら、メイアイヘルピュ?」

と、流暢に外国語(母国語)を喋るスージーさん、かっこいい。


「え~、もしもしぃ!」と返答するのは勿論わたし。


すると、スージーさん、いきなり日本語シフトで応対してくれる。

「はいはい、スージーでーす。」

嬉しい。


この間なんか、スージーさんにからかわれてしまった。こっちから電話しても暫く無言なのだよ。

しょうがないからつたない英語で喋る私。

「ディスイズ○○カンパニー、コォリンフロム、トキヨー、メーアイスピィクウィズ、スージーサン?」

「ンーフー?」

「あれ?…スージーさん?」

「スージーです、あはは、聞いていました。」

「うー、…いぢめないでください。」


ま、それは脇に置いといて。

電話連絡しても、相手が不在では困る場合がある。そんな訳で、私はスージーさんに彼女のメールアドレスを聞く事にしました。


「すんません、スージーさんのメールアドレスを教えていただけませんでしょうか?」

「いいですよ。ちょっと待ってくださいね。えっとですねぇ…susie○△□、Sanfrancisco-S, United-U, Sanfrancisco-S, Inform-I, English-E,…」


ほほぉ。@マークの前の部分が名前をもじっているのは解るにしても、それを伝える方法って、そういう例えで来るんかと、感心した。

@マークの次にはお約束的に「gmail.com」であった。


ポイントは「.」のところだ。


…もうお分かりですね?


「ドット」と言わずに「ダァッ」と言いよります。

「…ジィメル、ダァッ、コム」です。かっくいい♪



今度まねしよう!っと思いました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ