誤解と脳内変換
「膠原病」と聞いて勝手に「高原病」と変換し、「高原にいると罹ってしまう病気で、どんな症状なのかわかんないけど大変な病い」と思い込んでいた御同輩の皆様こんにちは。
先日、東京日本橋・八重洲界隈を徘徊しておりましたところ、私の背後からやたら声のでかいおばあちゃんがやってきましてね。。
「あ、ごめんなさいね、ちょっと遅れちゃったわね、もうすぐ着きますよ!」
どうやら友人と待ち合わせか何かの電話をしているのだろう、そのように話しながら私を抜き去り、ずんずん歩いていく。健脚だ。
「え!?なに?千葉?千葉の店??・・・もうちょっと先かしら?」
そうか、千葉の店で落ち合うのか、しかし、歩調が速いな、長生きするな、多分。
「千葉って、千葉県の千葉でしょ?アンテナショップね?はいはい、、ないわねぇ。」
声がでかいから数メートル離れてても何をしゃべっているのかよく聞き取れる。
「私、場所間違てる?そんなことないはずよね、ほんとに千葉の店なの!?}
おばあちゃん、立ち止まってあたりをぐるぐる見渡し始めた。
「ないわよ!どこなのよ!」
…多分、恐らくですが、おばあちゃん、それ、「滋賀の店」です。滋賀県の滋賀。
目と鼻の先にあります。
脳内変換ミスってのは、一旦インプットしちゃうとそれを覆すのになんかのきっかけを要するという説でした。