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君からの笑顔

あいつのハグはは切ないほどに温かかった。でも、このままだと流される。


ドンッ


「そうやって甘い誘いで私を食おうって言ったって乗らないわ。ふざけないで。」


「何言ってるんだ?」


「私のことなんて蹴落とそうと思ってるんでしょ、璃子のお兄さん」


「はっバレてしまったんだな。」


そりゃ名前も知ってて当然か。

全て計画の上だったんだから、


「じゃあ、さようなら。大人っぽいなとは思ってたけど、年上だったのね。もう二度と私の前に現れないで。」


「ちょっと待てよ。」


あーあ、これからどうしよう。

あんなこと言われて平気授業に行けるほどメンタル強くないんですけど。


何よ、ちょっと待てよとか言いながら今度は追いかけないんだ。

好きなのにな。

こんな時に音楽なんて聞いたら涙止まらないの知ってるのに、聞いちゃう。

周りの声なんて聞きたくないからさ、

シャッフルして流れた歌は私よりも香川よりも残酷に思えた。


* 君のたまに笑うその顔が素敵すぎてどうしようもなく抱きしめたくなるんだ

でもね、君は僕のことなんて知らないから今はただ幸せであってほしいと願うよ*


やばい。

あいつの笑顔なんて思い出したくないのに。


もう忘れよう。

授業はテストの日だけ行けばいいや。

知り合いは他にもいるし。


*僕のこと知らない君がね、一度だけ僕に笑ってくれたことがあるんだ

君は覚えているかな

あ〜あ そんなこと君にとっては些細なことでも僕にとっては大切な思い出*


こんな健気な男の子に出会う日までまじめに生きることにするか。

本当にいい歌だな。

Lilyの「君からの笑顔


Lilyの「君からの笑顔」

は私が作詞しました!

この物語が終わる時に全部載せようと思いますので、歌詞が変わることもあるかも??

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