表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/16

解決への道

短めです(・∀・)

心臓の音が鳴り響く中、香川が来るのを待つこと30分


彼は来ない。


不安になって、きっとここに美奈子さんは入院しているのだろうと思った私は美奈子さんに連絡することにした。


『お久しぶりです。今、病院の下まで来ているのですが病室がわからないので案内してもらってもいいですか?

詳しいことは後でお話しします。』


すぐに電話が来て、病室まで辿り着くことができた。


「ここまでありがとう。一体何があったの?」


ここ数日であった出来事を話すと美奈子さんは大変驚いていた。


「香川と話したの?」

「話しましたけど、ちゃんとしたことは今日話すってことだったので。何なんですか?私もう、耐えられません。」

「それはきちんと香川に伝えた方がいいわ。私からよりも香川から聞く方がいい。」



結局美奈子さんからは真相は聞けないままだったが、橙色のガーベラが部屋に飾ってあったということはやはり香川がお見舞いに来たようだ。


耐えられなくなった私は香川に電話をして呼び出した。



「どういうつもりなの?呼び出しておいて来ないなんて」


「ごめん。本当に今までごめん。時間がかかってしまった。」


香川の後ろから出て来たのは璃子だった。


「今更何?何なの?」


「小春、本当にごめん。私のただのやきもちなの。」


何を言ってるのかよく分からないが、とりあえず話してくれるということに安堵を覚えた昼下がりだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ