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越えるべき壁


 牙豚族の奥義が一つ《雷豪》。

 巨大な岩すら粉砕するその威力は凄まじく、正に雷のなったような轟きが響き渡る。


 コロンが吹き飛ばされ、勢いよく壁にぶつかる。

 観客席まで全て吹き飛び、砂塵の舞う規模からその威力がどれほどか伺うことが出来た。

 やがて静かになる。動く気配はない。


 パチパチと場違いな拍手がなる。


「見事だディンくん。流石名高い牙豚族の勇士。君を雇えたのは私にとっても僥倖だった。今後もよろしく頼むよ。さて、オーロも彼女の船を回収している頃だろう。これで、終わりだ。報酬の方も……」

「待て、まだ降りるな」

「何? あれを喰らって生きているはずが……」


 ジャララと鎖がモンティーズの方に飛ぶ。

 ディンはそれを跳躍して瞬時に殴り落とした。


「やはりな。あれでなお、立ち上がるか」

「無事な訳あるか! 身体中悲鳴を上げているぞ! げふっ、げふっ」


 コロンは満身創痍ながらも生きていた。

 鼻から血を流し、口からも吐血する。

 コロンはコートからエンリケとオリビア特製の薬を飲む。落ち着く為に深呼吸する。

 少しばかり痛みは治まったが、それでもやはり骨まで響いた鈍痛は治らない。ガンガンと頭は痛いし、血の臭いも口と鼻いっぱいに広がる。


「ぐっ」

「フラついている。やはり、もう諦めたらどうだい?」

「……」


 冷笑するモンティーズに対し、視線を逸らすことなくコロンを見据えるディン。


 その間もコロンは自らの胸を押さえていた。

 バクバクと心臓が鳴り、身体中の血液が沸騰されそうになる。タガが外れそうになる。


(駄目だ、呑まれるなっ……! 呑まれたら勝ち目がなくなる。オリビアを助けられなくなる……!)


 それでも心臓の鼓動は大きくなり、息も荒くなる。



 壊せ。

 こわせ。

 コワセ。



 破壊しろ。壊滅させろ。殲滅せよ。鏖殺しろ。虐殺させろ。破壊しろ。壊滅させろ。殲滅せよ。鏖殺しろ。虐殺させろ。破壊しろ。壊滅させろ。殲滅せよ。鏖殺しろ。虐殺させろ。



 鬼としての血が、理性をかなぐり捨てろと叫んでいる。本能のままに暴れろと囁いている。


 抑えきれない。コロンが血の衝動に飲まれそうになった時




 『血に呑まれそうになったらどうすれば良い、だと?』




 コロンは過去の記憶を思い出した。

 エンリケに鬼だとバレてから、ふと尋ねたのだ。


『そうだな、お前にとって守るべきものを思い出せ。お前は単純だからな。それだけで十分効果があるだろう』


 嫌味に聞こえるがそれは確かにコロンにとって何よりの特効薬であった。


 コロンは何度も何度も仲間の名前を呼び、楽しかった思い出を思い出す。


 リリー。

 リコ。

 ビアンカ。

 ノワール。

 アリア。

 クラリッサ。

 オリビア。

 ティノ。


 ……キケ。



 心臓の音が正常になる。

 やがて視界も正常に戻った。


(……本当に私は助けられてばかりだな。だからこそ、私も仲間を助ける)


 微かに笑みを浮かべながら気を引き締める。

 戦いはまだ終わっていない。

 

「……何やら只ならぬ気配に悪寒が走ったから構えていたが、収まったな。だが、ふむ。気配は収まったがワシの勘が先程より侮るなと警鐘を鳴らしておる」


 ディンは己の直感を何より信じていた。

 それに何より、コロンが無事だった理由を察していた。


「先程も《雷豪》が当たる瞬間、身体をくの字にしてほんの僅かに衝撃を流したか。更には全身の力を腹に込め、威力を受けた。大した瞬発力だな。だがもはやこれ以上戦えるとは思えんが」

「けほっけほっ。かもな。私じゃなければ痛みに泣き叫んでいただろう。だがな、私は負けられない。負けられないんだよ……! オリビアを助け出す。そして、私の仲間を傷付けたケジメをつけさせる」

「ワシより弱きお前がそれを成せると思っているのか?」

「成せる! いや、成すんだ!!」


 力のあらん限りの叫ぶ。


 オリビアは一人孤独な戦いを耐えている。

 外ではまだリリアンが戦っている。

 リコもモンティーズの言葉から戦っているだろう。

 《いるかさん号》にも魔の手が迫り、残った皆が戦っているに違いない。


 皆が皆戦っている。


「私は船長だ! そしてオリビアは仲間だ!! 船長とは! 導くんじゃない、船員を守る為に存在するんだ!!」


 なのに船長が真っ先に倒れては仲間を守れない。


「そして何より! お前に勝てなきゃ、私の夢は叶わない!!」


 此処はまだ始まりだ。

 《サンターニュ》は《未知の領域》への入り口、つまりコロンの夢である世界一周への一歩を踏み出す場所。ここからなのだ。コロンの夢は。


 約束したのだ。己の師匠と。


 自分はまだ一歩も踏み出していない。

 こんな所で足踏みなどしてられない。


 なればこそ、コロンにとっての壁はディンだ。

 ここでその壁を越えられなければ世界一周など夢のまた夢だから。


 コロンは立ち上がる。鎖を巻いて手元に戻し、(いかり)を握り締めた。


「私はお前を越えて自身の夢を叶える!! だからお前はまだそのまま聳え立て! 私が越えるべき壁であれ! 私はそれを越えていく!!」

「……ふは、ふはははは!! ほざくの。若さ故の無謀さか。だが確かにお主の目からは力強さを感じる。ならば今度こそ葬ってやろう。全身全霊でお主を葬る。それこそ、お主への敬意となろう」

「何? ディン君それは私との契約違反になるぞ」

「黙っておれ。此奴は我ら牙豚(オーク)族の"勇士"に劣らぬ心意気を持つ者だ。なればこそ、ワシは敬意を表す。来い! 己が全身全霊をもってしてワシにその思いをぶつけてみせよッ!! コロン・パイオニア!!」

「言われずとも! ディン・クラック!!」


 先に動いたのはコロンであった。

 思い切り地面に叩きつけ、大地を割り砂煙が辺り一面に広がる。


「渾身の一撃か。だが! 読み易いわ!! 《天竜椀(てんりゅうわん)》」


 僅かな空気の流れからコロンのいる位置を把握したディンは、強力無比なかち上げを行った。そのディンの一撃が振りかざされようとしたコロンの(いかり)を上に飛ばした。


「これで終わりだッ! 《打牙潰(だきつぶ)し》」


 左右からコロンの頭を潰さんと腕杭甲(ハード・ナックル)が迫る。例え辺りが砂塵に包まれていようとディンの卓越した観察眼はコロンの頭が何処にあるか分かる。


 腕杭甲(ハード・ナックル)同士がぶつかる音が鳴った。

 ディンは確実にコロンの頭を粉砕したと思っていた。


「……なに!?」


 だがそこにコロンの姿はなかった。


「消えただと!?」

「ディンくんッ! 上だ!」


 モンティーズの言葉にディンは上を見た。

 コロンは天井に突き刺さった(いかり)から垂れ下がる鎖を手にしていた。


 (いかり)を飛ばしたのはわざとだ。天井に引っかけ離脱するための。

 ディンはコロンの狙いがわかった。このまま落下して攻撃するつもりだろう。だが、その程度なら対応できる。ディンはそう踏んでいた。


「ーー何っ」


 コロンは天井を蹴り、加速した。

 予想外の展開に《巨木の構え》をしようとするも、余りの速さに間に合わない。それでも何とか相殺しようと腕杭甲(ハード・ナックル)を構えた。


「《悪鬼降(あっきくだ)し》」

「《猪突猛牙(ちょとつもうが)》」


 ぶつかり合う両者。


「がぁぁあぁぁぁぉッ!!」

「ぬぅらぁぁあぁぁッ!!」


 互いに力の限り叫ぶ。ビリビリと衝撃が走る。

 その余波は闘技場すら震えさせた。



 やがて、何かが割れる音がした。



 音の根源はディンの腕杭甲(ハード・ナックル)であった。

 並ぶものなしと呼ばれた硬度を誇る腕杭甲(ハード・ナックル)の先端に嵌められた硬ウルツァルビン鉱石が割れたのだ。

 そして遂にコロンの一撃がディンへ届く。(いかり)が、ディンの頭部にめり込んだ。



 コロンは策を練った。

 (いかり)により、地面を攻撃することで砂塵を起こし、ディンの視界を封じる。その後、上に吹き飛ばされた(いかり)の鎖を引くことで自らも上に上がり、思い切り引くことで手元に呼び戻した(いかり)を、叩き込んだ。


 コロンはディンを突破するには奇襲しかないと判断したのだ。モンティーズに気付かれたのは予想外だったが、すぐに機転で天井を蹴ってディンの対応できない速度で迫った。

 結果、《猪突猛牙》を使おうにも中途半端にしかなれず、コロンの方が優ったのだ。



「……やられた。武器を離したのはわざとか」


 ブラジリアーノを仕留めた一撃を受けてもなお、ディンは倒れなかった。

 コロンは(いかり)を構える。


「まぁ、待て。もはやワシに闘う力はない。今もすでに主の姿が見えん。まさか一撃で勝敗が決するとは思わなんだ。お主、なんちゅー力を持っとるんじゃ」

「はぁ……はぁ……当たり前だ。私は馬鹿力だからな」


 コロンは今までディンの猛攻を全て受けたが立ち上がった。

 対してディンは一撃、だけどその一撃で勝負は決まった。牙豚族を遥かに凌駕する鬼としての力がコロンにはあった。


「馬鹿力か。なるほどの、火事場の馬鹿力という言葉があるがお主もそれと同じで常にリミッターが外れているようなものか。強き者(・・・)よ、主はその力を持って何を成し遂げる?」

「? どういうことだ?」

「強さとは、何かを成し遂げる為の手段だ。目的ではない。そうお前は言った。ワシの夢は世界で最も強くなること。その為にワシは力を求めた。ならばワシより強い主は何を為す?」


 頭から血を流し立つのも必死なのに、ディンの瞳は真っ直ぐとコロンを見ていた。

 だからこそ、コロンもその問いに迷いなく答えた。


「私の夢は世界を一周することだ」

「世界一周? ぶははっ! 大層な夢を持ちよる! だが良い。あのような者とは比べ物にならんほど清々しく気持ちのいい夢だ。夢を見るのは強者の特権。それを叶えるのも、また強者だ。主にはその資格がある。ーーワシに勝ったことを誇れ、コロン・パイオニア」


 それだけ言ってディンは崩れ落ちた。


 自然と、コロンはディンへと敬意を表していた。


 確かに、悪に手を染めたが彼自身は悪人という訳ではなかった。実際、出会い方さえ違えば一緒に酒を飲み交わす事も出来たはずだ。


「本当ならこんな所で戦いたくなかったな……」


 戦いで勝てた事による高揚感と、寂寥感。


 だけどそれにひたる暇はない。

 まだ決着はついていない。


「馬鹿な、ディンくんが破れるなど……。くそっ、幾ら払ったと思っている! ふざけるな、こんな事計算していなかった!」


 余裕無く、頭を掻き毟り狼狽するモンティーズ。


 彼は自身の配下を捨て駒にしてちゃんと戦力を図った。だが、それでもコロンを……いや《いるかさん号》を過小評価していた。


 所詮は女と驕りがあった。


 彼は今まで失敗した事がなかった。全てが全てうまくいっていた。

 だからこそ、失敗した時にどうするのかの経験が欠如していた。ディン以外の護衛をこの場に連れてきていなかった。無粋な輩などいらないと自身の考えが仇となった。


 今迄殆どの人間は彼の思惑通りに動いた。

 だが、コロンはそんな彼の過信と傲慢を鎧袖一触で倒した。


 コロンは跳躍し、モンティーズの前に立つ。

 モンティーズは優雅さを取り繕うも、その額には汗が滲んでいる。


「待て、コロン・パイオニア。今回は君の勝ちだ。君の仲間、オリビア・コンソラータも開放しよう。今回の件については私に全面的な責任がある。謝礼金を払おう」

「言いたいことはそれだけか?」

「まぁ、待ちたまえ。君は世界一周を夢見ていると言った。ならば私が後ろ盾(スポンサー)となろう。人材、設備、船、その全てを私がバックアップする。あんな小さな船ではこの先進むことは困難だ。そうだろう? 君にとって悪い話ではないはずだ」

「私からお前に告げるのは一言だけだ」

「なんだい? 言ってみると良い」


 コロンは(いかり)を仕舞う。

 それを見たモンティーズが此方の話を受け入れたと思って笑顔を浮かべた。


「私の仲間に、二度と手を出すな!!」

「グッハァッ!!」


 そしてその笑顔に向けて思い切りコロンは殴りつけた。

 モンティーズは吹き飛ばされ、思い切り転がった。


「うむ! スッキリしたぞ!」


 コロンはニパーとにこやかな笑みを浮かべる。

 そして、頭を抑える。


「うぐぐっ、痛ぁーい! 身体中が痛い! 泣きそうだ! だが、まだオリビアを助け出していない! ぬぐぐぐ、耐えろ。耐えるんだッ。私はできる子だ、私は船長だ……やっぱり痛いー!」


 身体をグネグネとしながら痛みに悶える。目には涙がウルウルしているが泣くのは堪えている。


 その時、地響きが鳴った。

 新手かと構えるコロン。


「せんちょー!!」

≪うっきききーッ!!≫


 ドォーンと壁を破壊して現れたのは"戦顎竜"に乗ったリコ達であった。


「うわ!? なんだリコその魔竜は!?」

「この竜でありますか? 確かラゴ……ラゴウス? ……。ゴスであります! カッコいいでありましょう!?」

「ゴスか! カッコいいぞ!!」

≪グギャオッ!?≫


 リコが名前を覚えてなかった為に"戦顎竜(ティラゴサウルス)"はゴスの呼ばれる事となった。憐れ。

 "戦顎竜(ティラゴサウルス)"の姿にカッコ良すぎると目を輝かせるコロンだがすぐに目的を思い出す。


「こんな事をしている場合ではなかった! リコ! すぐさまオリビアを探すぞ! 敵のボスはそこにいる。すぐに聞き出そう!」

「その事で報告があるであります! さるしから《いるかさん号》に向かっていったビアンカ殿を見たとの話であります!」

「なぬっ、そうなのか!? 流石はビアンカだ」


 既に助けられていたと聞いてコロンは安堵した。同時にそれを成したビアンカを称賛した。


「もうこの地にいる意味はないであります。先程、さるっこにリリアン殿に先に戻るように言っておいたでありますし、リコ達もこの子に乗ってスタコラサッサするであります!」

≪グギャオォオォォォォッ!!≫

「良いのか乗って!? やったぁー!!」


 コロンはいそいそと"戦顎竜(ティラゴサウルス)"に乗る。


「では、後はお願いするであります!」

「あぁ、任された」


 リコの言葉に"戦顎竜(ティラゴサウルス)"の背後にいたセリューが頷く。


「ん!? 待て、リコ!? あれは誰なんだ!?」

「行くであります! はいよー!」

≪グギャオォォォッ!≫

「おわぁぁあぁ! リコ! 船長の疑問をちゃんと答えろー!」


 ドシンドシンと"戦顎竜(ティラゴサウルス)"に運ばれていく。

 その様子をセリューは見つめていた。


「しかし、嵐のような奴らだったな。さて……」


 セリューはすぐさま配下に周囲を確認させる。

 コロンが倒したと思われる牙豚(オーク)族がいた。部下に確かめさせたが、まだ生きてるらしい。牙豚(オーク)族はしぶといのだ。

 そのままの足でセリューは倒れ臥すモンティーズの側に寄る。


「ぐ、ぐ……。き、君は……確かリューグナくんと同期の……」

「何だ生きていたのか? 先生の船長らしいから、どれほど豪胆なのかと思ったけど、意外と甘いらしい」


 セリューは底冷えするような眼差しで倒れ臥すモンティーズの側にククリ刀を刺す。


「お前の天下は終わりだ。この街を牛耳るのは我ら《ボンターテ 》だ。あの馬鹿……リューグナーと一緒にあの世で見ているといい」

「……あぁ、あの船に手を出さなければ良かったよ」


 拘束され、連れて行かれるモンティーズ。吐けるだけの情報を吐いて貰ったら奴はもう用済みだ。この街に支配者は二人もいらない。始末されるだろう。

 その姿を見届けたセリューは残った者に話しかける。


「この期に生じて《サルヴァトーレ》の主要メンバーを掃討する。混乱している今がチャンスだ。衛兵も、外で暴れる猿の軍団と銃の女性に手酷くやられて手は出せないからな。そうすれば、この街に父上の敵はいなくなる。さぁ、さっさと手早く始めよう。各地の基地も潰せ。ついでに不正の証拠と奴隷についての資料があれば、そこから裏で取引しているであろう貴族達も操れる。そうすればこの街は父上のものだ」

「他のメンバーの捕縛には既に別の仲間が向かっています」

「えっ、そうなの? ……こほん、じゃなかった、そうなのか? むむ、ならば我々は奴の屋敷に乗り込むか。あと、ついでにソイツは治療して私達の隠れ家に連れて行け。ソイツの事は知っている。もしかすれば、良い戦力になるかもしれない」

「はっ」

「此処が境目だ。我々がこの街を支配する」


 これ以後、《サルヴァトーレ》は絶対的指導者のモンティーズを失った事で急速に力を衰える。表街への影響力もオーロが死んだ事で無くなってしまった。違法な奴隷についても、娼館の経営者であるサディコが捕らえられた事で娼館自体が厳しく管理され、資金源を失う。


 路頭に迷った《サルヴァトーレ》の構成員は犯罪者に堕ちるか《ボンターテ》へと降る。

 実質的にこの街を牛耳ったのは《ボンターテ》となった。



 闇から闇へと。

 常に権力者は変わりゆく。

遂に決着。死闘を潜り抜けたコロン。己の夢の為に上手のディンを倒す事が出来ました。

面白かった、続きが気になると思った方は是非ともブクマと評価の方をお願いします!


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