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今度は僕が  作者: 益次郎
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7

 守に促され、僕は学校へ戻った。

 休み時間に学校を飛び出していたことをすっかり忘れていたのだ。学校へ戻ると、幸いなことに給食の時間が終わり、昼休みだった。担任教師も僕が教室からいなくなったことに気付いていないらしい。素知らぬ顔で教室に戻っても、気付いたのは植山たちくらいで、他のクラスメイトは気にも留めていない様子だった。

 僕の学校での存在感など、その程度のモノなのだ。

「どこ行ってたんだよ」

 放課後に話しかけてきたのは植山だった。あの一件以来、二度目だ。しかも一度目は今日の午前中――。嫌な予感しかしない。

「別に――」

 知らん顔してさっさと教室を出ようとしたが、案の定、首根っこを掴まれてしまった。

「別にじゃねぇだろ。会ってきたんだろ、あいつ――長谷川守によ」

 名前を言われてどきりとした。いや、自宅の住所や怪我の情報を知り得たくらいだ。名前くらい当然知っていても不思議ではない。だけれど、植山に守の名前を呼ばれるとなぜか不愉快だった。

「怪我どうだった? 心配だよなあ、祐ちゃん?」

 なぜ。

 祐ちゃんなんて呼ぶのは守しかいない。そんなことまで植山の耳に入っているのか。守が学校の子に言うはずがない。じゃあ、どこでそんな情報を?

「そんな顔するなよ。あの馬鹿が口滑らしたんだよ。クラスメイトに。あの公園で見かけたけど、あの子は誰って聞いたんだと。そしたら、祐ちゃんだよって素っ気なく答えたんだってさ。お前のことだろ、祐ちゃん?」

 守らしくない。だが、聞かれたことに応えただけだ。まさかその子が植山たちと繋がってるなんて思いもしなかったのだろう。悪気はなかったはずだ。

 そんな思いを巡らせていると、植山は僕の肩を引き寄せ、耳元で囁いた。

「調子に乗るなよ?」

 ドスの利いた、低い声だった。脅しを含んだ憎しみの籠った声だ。

「久しぶりに行くぞ、祐ちゃん」

 植山の指が肩に食い込む。忘れていた、久しぶりの感触だった。

 ようやく訪れた平和がガラガラと崩れていく音が聞こえたような気がする。

「ま、まずいよ。勝ちゃん」

 川島が恐る恐る口を開いた。

 植山を止めようとしている?

「そうだよ、勝ちゃん。それはまずいって」

 新田までも躊躇している。植山を煽っている連中の様子がおかしい。

 一体、なぜ。

「なに言ってんだよ、お前ら。大丈夫だって。あの野郎は学校に行けないほどの怪我敷いてるんだからよ。なにも出来やしねぇよ」

 植山だけは僕を連れ出す気満々だ。

「だって、あいつ――あんなこと言って――」

「うるせぇって言ってんだよ!」

 今にも川島に殴りかからんとばかりに植山が凄んだ。

「お前らも情けないな。あいつがそんなに恐いかよ。別にいいんだぜ。俺だけでも行くからよ」

 なんの話をしているのだろう。植山が殴られたことが、川島や新田にそんなにも恐怖を植え付けたのだろうか。僕は全く話が見えないでいた。

「もう関わるなって、あいつの目、本気だったって。ナイフまで出して――」

「やめろ!」

 僕の目の前で新田が殴られた。勢いよく吹っ飛んだ新田が、近くにいた女子生徒にぶつかり、悲鳴が上がる。こんな仲間割れの光景は初めて見たし、ここは無人の公園ではない。教室なのだ。まだ多くの生徒が残っている目の前で、植山は暴行を働いた。

 僕にですら学校内で暴力を振るったことのない植山だ。狡猾で計算高い植山がこれほどまでに動揺するのを僕は初めて見た。

 守が一体どうしたというのだろう。ナイフがどうしたというのだ。守が植山を殴ったとき、守はナイフをちらつかせてもいない――はずだ。

 放課後の教室内はちょっとした騒ぎになっていた。先生を呼べだとか、誰か止めてと主に女子たちが騒いでいる。僕は今のうちに逃げることだってできたはずなのに、なぜかそこに留まり、状況を見つめていた。

 教室の床に倒れている新田。拳を握りそれを睨みつける植山。そのふたりをオロオロしながら為す術なく眺めるしかない川島――。

 数週間前なら想像もつかない光景だ。

 守という異分子がほんの少し加わっただけで、こうも状況が変化するものなのだろうか。

「もうやめよう、勝ちゃん。新田が怖がるのも無理ないよ。あんなもので脅されたら、誰だってビビるって。知ってるんだろ、祐樹?」

 茫然としている僕に向かって、川島が急に訊いてきた。

 なぜ三人が揉めてるのかも分からない僕には応えようがない。

「知ってるって――なにを?」

「あいつが俺たちになにをしたかってことだよ。知ってるから、そんな平気な顔して学校来てるんだろ」

「ちょっと待ってよ。守く――彼がなにをしたって? 僕はなにも知らないよ。知ってるのは、彼が植山君を――」

 瞬間、僕の目の前は真っ白になった。

 我に返ったときには、僕の体は五秒前に立っていた位置よりも何メートルか後ろに下がっている。しかも視界には天井しか見えていない。

「調子に乗るなよ、祐樹。俺はあいつの脅しなんか怖くもないからな」

 ――脅し?

 頬がズキズキと痛みだした。舌が鉄の味を確認する。

 僕は殴られたのだ。

 数週間ぶりに。

 あまりの混乱に植山の拳が飛んできたのも気付かなかったし、痛みの感覚も随分遅くに訪れた。

「俺はナイフで脅されたくらいで怯まないからな。いつでも相手になってやるってあいつに言っておけ」

 大声でそう吐き捨てた植山は、足を踏み鳴らして教室から出て行った。

 教室内はまだざわついていた。植山の蛮行を目撃した女子生徒たちが、肩を並べて囁き合っている。

 この場所から一刻も早く立ち去ろう。

 教室でこんなに注目を集めたのは初めてだ。堪らず、僕は通学カバンを抱えて教室から飛び出した。殴られた頬がまだ痛むが、そんなこと気にしてられなかった。

「待ってくれよ、祐樹」

 下駄箱で靴を履こうとしていると、呼びとめられた。

 そこには川島が立っていた。走って追いかけてきたのだろう、肩で息をしている。それに顔色も心なしか青ざめている。

「今日のこと――言わないでくれよ」

「――言わないよ」

 そう言うと、川島はほっとした表情を浮かべた。

「大体、俺は関係ないからな。勝ちゃんが勝手に――」

「ちょっと待って、川島君」

 川島の名前を呼ぶのなんて初めてのことだ。ましてや、面と向かってふたりきりで話すなんて、以前なら考えられない。

「さっきからなんの話をしてるの? 守君が一体なにをしたんだい」

 川島は呆気に取られた顔でこちらを見ている。

「知らないのか? 本当に?」

 僕は黙って頷く。

 あの日――。

 川島は声を押し殺して話し始めた。

「あの日――勝ちゃんがあいつに殴られた日。お前らふたりが逃げていっただろ。あの後、勝ちゃん、すごい剣幕で怒りだしてさ。どこのどいつだあの野郎って。俺達だって驚いてたから。あんなに一方的に殴られる勝ちゃん見るのなんて。それで、しばらくあの公園で東中の知り合いに訊いてみようって相談してたんだ。そしたら――」

 守がひとりで戻ってきたという。

 川島は恐ろしいモノでも見たかのように続ける。

「ビビる様子もなくこっちにゆっくり歩いて来たんだ。勝ちゃんは殺気立ってたから、遣り返す満々だった。この野郎、って殴りかかろうとした瞬間――。持ってたんだよ。右手に」

 川島が息をのみ、右手の拳を立てて、僕の目の前に突き出して見せた。

 ――ナイフ。

 あの後。

 僕と別れた守はあの公園に戻ったのだ。そして――。

「怒り狂っていた勝ちゃんも流石に凍りついていたよ。本物のナイフなんて見たの、初めてだったし。そして、あいつはそのままゆっくり勝ちゃんの前まで行くと、こう言いやがった――」

 ――今度あの子に手を出したら許さない。 

 僕は背筋に冷たいものを感じた。と、同時に腹の底から熱いものが湧き上がってもいた。

「こうやって、勝ちゃんの目の前にナイフを立てて、そう言った。あの時のあいつの目。あれは普通じゃない。人殺しの目だ。俺も新田も怖くてなにも出来なかった。もう祐樹に関わるのはよそうって。お前らが時々会ってるらしいって東中の奴に聞いて、なにかやったら絶対にヤバいって。勝ちゃんにもそう言ったんだ。なのに、あいつ――」

 川島は懇願するような目で僕を見ていた。

 よほどそのときの守が恐ろしかったのだろう。僕の知っている守からは想像もできない。

 今日、守とあったときに呟いたあの言葉。

 ――足りなかったかな。

 独りごとのように呟いたあの言葉。きっとそれはこのことだったのだろう。つまり、植山たちに対する脅しが足りなかった――きっと守はそう呟いたのだ。

 守には守ってばかりだ。

 感謝の気持ちと悔しさとが入り混じった感情が込み上げてくる。初めて会った赤の他人の僕に対して、なぜそこまでしてくれたんだ。助けてくれたばかりか、そのあとのことまで心配してくれたなんて――。

 あいつに言わないでくれよ、という川島の震える声を無視して、僕は学校を出た。

 守はそこまでしてくれた。あいつらから解放してくれた。

 僕にはなにができる――。 

 脳内でその言葉が繰り返される。

 僕が守にできること――。

 こんな弱い人間である僕が――。

 ふと、あの痛々しい姿の守の姿が思い浮かんだ。

 女の子と見紛うような綺麗な顔に浮かんだ生々しい傷跡。

 細く長い指と柔かな黒毛を包み込む白い包帯。

 守も僕と同様苦しんでいたはずなのに、会っている間、そんなことは微塵も感じさせなかった。ひょっとすると、僕の苦しみよりもはるかに重いものなのかもしれない。事実、僕はあそこまで、見た目が変わるような怪我をしていたわけでもない。どちらかといえば、植山たち三人によって、精神的に追い詰められていた。苦痛だったけれど、それは学校にいる間――それも放課後の数十分だけだ。

 守は。

 本来なら平穏に暮らせるはずの我が家が苦痛の場だ。逃げようがない。しかも相手は体も力も敵わない大人だ。僕の稚拙な想像力でも、その苦痛が大きさくらい分かる。

 きっと、いつか守はあのナイフを使うつもりなのだろう。だけれど、植山たちにしたような脅しが大人に通用するとは思えない。ナイフをちらつかせたくらいで怯むような奴が、子ども相手にあんな怪我を負わせられるはずもない。

 それなら。

 やはり守はあのナイフを実際に使うつもりなのかもしれない。使えば、痛いでは済まされない。血も出るだろうし、傷だって大きなものになるだろう。もし使いどころが悪ければ――。

 死――。

 僕は足を止めた。

 ――あれは人殺しの目だ。

 川島の涙声が耳から離れない。

 駄目だ。

 守はそんなことをしてはいけない。

 守は実際にナイフを使ってはいけないのだ。

 僕は来た道を戻った。

 今度は僕が守を助ける番だ。

 歩みは次第に速くなり、気付けば僕は走り出していた。体育が苦手なはずなのに、いつもより景色が速く通り過ぎてゆく。頭の中は守を助けることでいっぱいだった。

 夢中で走っていたが、とある場所で僕は思わずスピードを緩めた。

 閑静な住宅街。あの角を曲がれば、あの公園が見える。

 僕はブロック塀に添うように体を隠し、公園を窺った。なぜそんなことをしたのか、自分でもわからない。なぜかそうしなければいけないような気がした。

 そっと顔をのぞかせると。

 守がいた。

 芝生の上に座って所在なげにどこかを眺めている。頭の包帯は巻かれたままだった。

 今日は会う約束の日でもある。その日ではあるのだけれど、午前中に会ったし、あの怪我のこともある。来ないという選択肢もあったはずだ。

 なのに。

 僕の中に熱いものが込み上げてきた。得も言われぬ感情が沸々と湧き上がる。

 そっと目を閉じ、僕は呟いた。

「ごめん――」

 僕は別の道を選んで行くことを決め、公園に背を向けた。

「おい――」

 目を開けると、目の前に植山が立っていた。

 予期しない出来事に言葉が上手く出なかった。なぜここに植山がいるのかという答えを導き出すまでにそれなりの時間を要した。

「ちょうどいい。今からあいつに会うんだろ。いいもの見せてやるよ」 

 植山は興奮していた。鼻息も荒く、顔中が紅潮している。

 正気ではない。

 彼が右手に持っているものが、そう確信させた。

 震える右手に握りしめているもの。植山は金槌を携えていた。木柄に付いた十センチほどの黒い大きな塊。釘を打つ部分は丸く、反対側は釘抜きが二股になって鋭く伸びていた。

「なにをする気?」

 僕は植山を睨んだ。不思議と恐怖心は無い。この前まで反抗もできないほど恐ろしく、されるがまま殴られていた相手だというのに。

「武器には武器を、だよ」

 目が血走っている。本気で守を殴る気か。この凶器で。

「どけよ」

 僕は植山の前に立ち塞がった。こいつにこの道を曲がらせるわけにはいかない。守は今、大けがをしている。そんな守がいくらナイフを持っていたとしても、興奮状態にある植山相手に勝てる保証もない。それに、あのときは不意打ちだったから勝てたのだと守本人が言っていた。正面から武器を持った植山相手では分が悪すぎるだろう。

 僕が止めなければ。

 だが、どうする。

 やめてくれと頼んだところで、こいつが素直に聞き入れてくるはずがない。

 力尽くで――といってもそんな力があれば、これまであんな暴力を受けなくて済んだはずだ。

 どうする――。

 僕はふぅっと大きく深呼吸した。

 気持ちを落ち着かせるためだ。恐れてはいけない。怯んではいけない。あの日、守が見せてくれた勇気を、今度は僕が見せる番だ。

 ――先手必勝。

 守の言葉が脳裏に浮かぶ。

 そうだ。植山は、まさかこちらから攻撃してくるとは思ってもみないはずだ。先手を打てば、向こうが怯む。チャンスは一瞬。失敗すれば、逆に僕がやられるだろう。今の植山は歯止めが効きそうにもない。これまで以上の痛みが僕を襲ってくるはずだ。なにしろ、僕はこれまで一回も歯向かったことなどないのだから。

 やるそ。

 意を決した僕は、自分でも驚くほど冷静だった。不思議と恐怖心もない。

 どうやって植山を止めるか――。頭に思い浮かべた通りに行動しよう。

 僕はすっと膝を折り、その場に屈みこんだ。そして、植山を見上げるような姿勢でこう呟いた。

「植山君――」

 僕の意味不明な行動に、植山は眉を上げ、少しだけ怯んだ。なにをしてるんだ、とでも言いたげな表情で僕を見下ろしている。

 その一瞬の隙に。

 僕は目の前にある、植山の握り締めている物を素早くひったくった。金鎚の重さが僕の腕に伝わる。だけど、そんな重さを気にしている暇はない。僕はすぐに立ち上がり、植山の正面に立つ。

 驚いたのは植山だ。僕の意表を突いた行動に呆気に取られ、なにが起きたのか理解できずに目を見開いている。

「お前――」

 こいつの声を聞いている余裕はない。

 あの日の守のように畳み掛けなくては――。

 僕は植山から取り上げた金鎚に力を込め、強く横に振った。

「ぎゃあ!」

 どこを狙ったわけではなかった。僕が武器で威嚇すれば、奪われた植山もさらに怯むだろう――そんな安易な考えで振り回しただけだった。

 ところが、植山は叫び声を上げた。

 取られたものを取り返そうとしたのだろう。植山の伸ばしかけた左腕と、僕の振った金鎚の軌道とが偶然重なり、交差した。

 僕はなにかをかすったような手応えを感じた。さほど大きくない手応えだった。

 そのはずが。

 ぎゃあっという声と共に、血しぶきが隣のブロックに飛び散った。

金槌の鋭利な部分が植山の左手の肉を切り裂いたのだ。

 あまりの激痛に、植山は左手を抱え込んで、その場にうずくまってしまった。

 眼下には植山の丸まった体。痛みのあまり声も出ないのか、左手を押さえて震えている。

 そこへ――。

 僕は足元の背中目掛けて、金鎚を振りおろした。

 何度も。

 何度も。

 ずんずんという肉を叩く感触が手に伝わる。

 釘を打つのと違って、弾力のある背中はよく弾んだ。その弾んだ勢いを逃がさないように、また振り下ろす。まるで和太鼓を叩いてるようだ。太鼓の音色の代わりに聞こえてくるのは、植山の苦痛の声。額を地面に擦り着けるほどに頭を下げ、両手で頭をかばっている。殴られる度に植山の体が震えた。

 ぐぅっ。

 うぅっ。

 何度殴ったか分からない。

 怒りにまかせ、僕は何度も金槌を振り下ろした。

 決してこれまで受けた数々の恨みからくる怒りではない。そんなことは微塵も考えていなかった。

 守をこんなもので殴ろうとしていた植山が憎かった。

 あんな怪我をしている相手に、こんな卑劣な武器で。そんな怒りが沸々と込み上げてくるのだ。

 やがて、植山という音色の悪い和太鼓は音を出さなくなった。背中の弾みもひどくにぶい。気付けば、植山の白い上着は真っ赤に染まっていた。

 気を失ったのか、死んだのか――。

 そんなことはどうでもよかった。

 僕は守を守ったのだ。

 肩で息をするくらいの疲労感も、額に浮かんだ汗も心地よかった。やり遂げたという達成感と、植山を自分の力で打ち負かしたという満足感で満たされていた。

 いや、まだだ。

 僕にはやり残していることがある。

 植山などとは比べものにならないくらいの大きな障害。

 守にとって、一番排除すべき邪魔な存在。

「もうすぐだからね――」

 まだ公園で僕を待ち続けている守の背中にそう呟いて、僕は再び走り出した。


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