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Neo World Order  作者: 超銀河☆千輩
第一章 「星々を喰らう蛇」
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「星々を喰らう蛇」 - 1

さーて、ミライショウセツ落ちたし、こっちにも予定より早いけど

上げていきます。

pixiv では 超銀河☆千輩 として活動してましたが、

最近では ぎーくおぶじえんど として活動している なろう! が主戦場になりつつあります。

そんで、それぞれのサイトから移植もやってます。

今日台風で出勤できないので時間はある。

三千年前に旧世代の人類 《オールドジェネレーション》 だけが地上から姿を消した―。


~・~・~・~・~


目覚まし時計の鳴る音が頭の中に響き、せっかく気持ちいい夢を見ていたのに起こされてしまった。

僕は眠い目をこすりながら、もそもそと起き上がり目覚まし時計を止め、あくびをしながらうーんと伸びをする。

窓のブラインドモードをOFFにすると、今日も太陽の光が僕の部屋の中を照らした。

窓の外を見ると、遠くでは公共交通機関専用の白と青の二本のラインが入った大型のVTOL(垂直離着陸機)が次のステーションに向かって飛び、その下を自家用の小型VTOLが通勤・通学のために何機も飛んでいる。


今日見た夢は、同じクラスの憧れのイオリちゃんとオールドジェネレーションの

元居住区に探検に出かけ、そこにある「遊園地」で遊ぶ夢だった。

そこは僕ら二人だけの世界だった。

二人だけで高い所から落下する乗り物にのったり、作り物の馬や馬車にのってグルグルまわったり。

その度に自分の見ている景色が様変わりする様子が楽しかったし、イオリちゃんも結んだ髪を揺らしながらキャーキャー悲鳴をあげて楽しんでいた。


僕と同年代の子たちにこんなところ見つかったら、古臭いことしてるって馬鹿にされて学校でいじめの対象になりかねない。

僕らの今の流行りは、ちょっとイカした連中なら自家用の小型VTOLで彼女とドライブだし、そうでなければ脳波コントロールでプレイするタイプの立体映像のゲームを友達同士でネットワークプレイすることだもの。

でも夢の中の僕らは、そんなことおかまいなしだった。


そして二人でベンチに腰掛けて冷たいアイスを食べて、学校のこととか流行りの立体映像の番組の話とかしてるうちに話が合って、いい雰囲気になってそのまま・・・


あのまま夢を見続けていたらイオリちゃんとキスできてたのかな・・

そう考えながら、二階にある自室から一階のダイニングに向かう。


いつものように父は既に食事を済ませてリビングで立体映像のニュースをチェックしていた。

母はシェフロボットのタッチパネルで父のためにコーヒーを入れようとしている。

制服姿の妹は朝ごはんを食べてる最中で、僕と目が合い、僕が「おはよう」と声をかけたのに無視した。

いつもの光景だ。


立体映像が天気予報に変わり、お天気キャスターのナミエさんは今日も笑顔だった。

「今日のA地区の天気は晴れ。降水確率は10%です。ですが明日は曇り後雨ですので、通勤・通学には傘を持っていってくださいね。」


僕が母から渡された朝ごはんを食べ終わる前に父は会社、妹は学校へ出かけていった。

立体映像のニュースで「オールドジェネレーションの元居住区で昼間に黒いUFOを目撃!?」という非常に興味のある内容をやっていたけど、ゆっくりと見ていられない。

朝ごはんを流し込むと、制服に着替え、身だしなみを整えて学校へ。


昨夜は親に気づかれないように午前0時くらいまで、僕専用のヘッドマウントディスプレイで録画した立体映像のUFO特番を見たり、情報端末で自分のサイト(UFOのことばかりだけど)を更新したりしていた。

ネットで新しいUFOに関する情報も調べたけど、昨日は収穫が無かった。

だからちょっと寝不足でまたあくびをしてる。


通学路の途中で親友のジュンに会い、向こうから話かけてきた。

「おっす。今日も寝不足か?」

「うん。昨日も夜遅くまでUFOに関する研究をしてたんだ。」

「あいかわらずだなぁ。」

「そういえば、今日の朝のニュースでオールドジェネレーションの元居住区上空で昼間にUFO目撃したって話があったよ。全部見れなかったけど。」

「あの場所って、今は立ち入り禁止で警察が地上から見回りしてるんだろ?

 あそこの上空付近って、一切のVTOLが飛行禁止だよな。

 だとしたら、地上から行ったのか。

 危ないことするやつがいるもんだなぁ。侵入するなんて」

「本当のUFOマニアなら、それくらいするんじゃないかな」

という風にUFOの話をしてたら学校についた。


今日もいつも通りの一日が始まった。

第一章は大体40000文字くらいです。

感想やレビュー、評価をお待ちしてます。

あとキャラ絵メカ絵も。

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