『続、続、期待されないで嬉しいよ』・・・『詩の群れ』から
『続、続、期待されないで嬉しいよ』・・・『詩の群れ』から
㈠
俺は、根拠なく狂っている、まさに、誰にも相手にされない、クズなんだ。
それは、それで、地球のクズでも、星の屑なんじゃないか。
㈡
いや、星の屑なんて、良いものじゃないな、俺は腐っているんだよ。
何度も言うよ、俺は、誰からも、期待されないで嬉しいよ。
㈢
何、助け船を待ってるのか、それなら、自分で泳げば良いじゃないか、そうすれば、自己を救えるだろう。
え、何だって?
㈣
もう一度言う、俺は、本当に、心の底から、誰にも期待されないで、嬉しいよ、だろうだ。
そうか、そう、続、続、と来れば、本当に、本質的に、俺もお前も、期待されないで嬉しいんだろ、だろうだ。