第0話 ある一人の男の地獄。
初心者なので皆さん暖かな目でみてやってください。自分の頭の中でもなに書いてんだろーと思いながら書きました。
小説家になりたい。この思いは本気です。
昔々あるところに血まみれの戦場にただ1人立つ傭兵がいました。
その傭兵の名前はアラン。本名はアラン・イシャム。
アランは嘆き、叫び、泣き、また叫びました。
『戦争が憎い。なぜ殺しあうんだ?こんなことに意味はあるのか?』
血まみれになり異臭をただよわせ、ある一人の女性を抱きながらまた自分自身に問い続けました。
『俺の目指したものはなんだったんだ?』 『ワカラナイ』
『いったいなんの為に俺は生きているんだ? 』『ワカラナイ』
『何人殺した?』『ワカラナイ』
『なぜ彼女は死んだ?』 『ワカラナイ』
『なんでこうなった?』 『ワカラナイ』
『なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで!』『ワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイワカラナイ』
彼は完全に正気ではありませんでした。
『ここはどこだ……?』
血まみれの戦場を見渡しました。
『あ…そうか。』『ここは…地獄だ。』
『俺が目指したのはこんなものじゃない。』
『ハハハハハハハハハハハハ!!』
『こんな世界間違ってる!!』『こんな世界間違ってる!!』
彼はナイフを持ち自分の首に当てこう続けました。
『こんな世界で生きるのなら、いっそ死んでやる』
『否定してやる』 『こんな世界を』
『呪ってやる』 『こんな世界を作った奴等を』
『俺は彼女との思い出を』 『ワスレナイ』
『いつかまた命授かるその時まで』 『ワスレナイ』
『オレハゼッタイニワスレナイ!!』
男は自分の身体が冷たくなっていく感覚を味わいながら最後まで言いつづけました……『ワスレナイ』『ワスレナイ』……
そう言い続けながら、また一人の人間の命が消えていったのです………
そうして血の死体の山の一部となりやがてその存在も忘れられていきました。
それが平和な世界を目指し続けたアランと言う男の最後であったとさ。
前書きでいろいろ書きましたが、やはり自分の視点だけでは小説の面白さは分からないよなと思ったので、コメント、アドバイス、その他…
たくさん送って勉強させてください。