スプレーを吹きかけるとそこは、、、?
『僕は偶然そこに落ちていたスプレー缶を拾って持ち帰った。』
そのスプレー缶が、なんなのかわからず、、、?
僕の名前は『五合池 道場』23歳大学生。
▽
たまたま、いつもなら通らない道を通って家に帰っていると、、、?
そこに、見た目も変わっているヒョウタンのような形のスプレー缶を
僕は見つけて、そのスプレー缶を拾って持ち帰ってしまった。
スプレー缶には、文字は書いていない!
ただ、変な絵が描かれている。
『これって? 何だろう?』
取り敢えず、散らかった一人暮らしの男の部屋にゴロンと置きっぱなしに
したまま、、、1週間が経った...。
▼
『あれ? これなんだっけ、、、!?』
すっかり忘れていたスプレー缶を見て、直ぐに思い出せず捨てようと
思った瞬間、、、?
『あぁ! 思い出した!!! 自分で拾ってきたスプレー缶だ!』
そう思うと、、、? 使いたくなった!
新聞紙を広げて、スプレーをかけると、、、?
モワモワっと? 煙が出てきて、、、!
僕は火事かと思って、水を用意していると、、、?
『どうも!どうも! ここは何処ダオ、、、?』
『えぇ!? 何? 誰?』
『魔法使いの見習い! ライターダオ!』
『...ライター? どうしてここに、、、?』
『キミがボクを呼んだダオ!』
『僕が、、、? スプレーを吹きかけたから?』
『そうダオ!』
『そう言えば、、、? 絵と一緒だ!』
『そうダオ! ボクのスプレー缶だからダオ!』
『でもさ~魔法使いの見習いって、、、何ができるの?』
『何でもできるダオ! と言いたいけど、、、? ボクはまだ見習いだから
出来ることは、限られているダオ!』
『例えば、、、? 出来る事って何かな?』
『おにぎりぐらいなら出せるダオ!』
『マジで! お腹空いてたんだよな~肉巻きおにぎりとチャーハンのおにぎり!』
『わかったダオ! えーーーーーい!!!』
『えぇ、、、!?』
▽
なんと、、、!? 出てきたのは、、、ツナマヨおにぎりと梅干しのおにぎり!
まぁ、言ったモノと違うけど、、、?
おにぎりには違いないし! 僕は喜んでおにぎりを食べた!
『ありがとう! 美味しかったよ。』
『でも、、、ごめんダオ! 違うモノが出てきたダオ!』
『まぁ、お腹が膨れたからいいよ~! それに見習いなんだから仕方が
ないよ~! なぁ、ライター!』
『道場は優しいダオ!』
『えぇ!? そう言えば、、、僕の名前言ってなかったのに、、、! なんで
わかったんだい?』
『あそこに名前が書いてあったからダオ!』
『表彰状か? 僕の名前は、五合池 道場23歳大学生だよ。』
『そうなのダオ! これからもよろしくダオ!』
『えぇ!? 一緒に生活するつもり、、、?』
『当たり前ダオ!』
『そっか! よろしくな! ライター!!!』
『よろしくダオ!』
▼
そして、この魔法使いの見習いライターと僕の奇妙な生活が始まる。
『ライター遅刻しそうだよ! 瞬間移動とか出来ない?』
『もちろん! できるダオ!』
『ホントに出来るの? じゃ、やって! やって!』
『いいダオ! えーーーーーい!!!』
...ここは? 僕のボロアパートの玄関を出たところ、、、?
『ライター? 家の玄関のドアを開けた場所じゃん! 間に合わないよ~!』
『空飛ぶダオ!』
『いや? それはいいよ! 早く行こうライター!!!』
『わかったダオ!』
▽
ライターを大学に連れて行くと、、、?
女の子がたくさん寄って来る事がわかった!
『キャーキャー! 可愛い! 何? この小さな生き物は、、、?』
『ボクは、ライターダオ!』
『なに~めちゃめちゃ可愛い! ダオだって! 可愛い!』
『えぇ、この子? 五合池クンのなの?』
『まぁね~!』
『かわいい! いいな! 五合池クン。』
『そうかな? ワガママなだけだよ~!』
『道場! ボクはワガママじゃないダオ!』
『ライちゃん! かわいい!』
ライターのおかげで、僕は女の子の人気者になった。
ライターが居て、いい事もあるもんだな~!
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ライターが言うには、、、人間界で立派な魔法使いになれるように、、、。
1年間、人間界で修行するんだって!
ライターの魔法は最悪だけど、、、?
一緒に居ると楽しいのは事実だ!!!
『今は、僕もライターと共に一緒に成長していきたい!!!』
最後までお読みいただきありがとうございます。