盗作
「なぁ、作者A。お前の指摘って、結構的確だよな?」
「お、おぉ。そりゃあ投稿歴も長いからな」
「なのに、未だに底辺なんだよな」
「……」
「お、おい。無言で泣くなよ」
「……指摘したとおりに書けるなら、誰だってプロ作家になれるんだよ…………」
「俺が悪かった! 戻ってこい!!」
「気を取り直して……噂で聞いたんだけど、ソロ魔法使いさんが某電撃で落ちたらしいね?」
「ソロ魔法使いさんが……? あの人、上位ランカーだろ、なろうで馴染みの出版社からのお誘いも来てるような」
「まあ、あの出版社の公募だからね。ぶっちゃけ、素人による1次審査で信用できないし」
「おいおい作者A、歯牙にもかけられない人間の僻みはみっともないぞ」
「いいや、あの出版社、何度も盗作を通してる実績があるんだよ。それで出版したのを回収する騒ぎも起こしたからねぇ。素人1次審査どころか、プロの2次や最終すら信用できなかったりする。パクリ元がアニメ化までされた超有名作品っているのも考えると、信用できない理由も根拠なしとは言えないんだよ」
「さすがに、有名作とはいえ、全ジャンルを網羅するのは無理じゃね?」
「出来ないですまないのがプロでしょうに。プロの作家に盗作が許されないように、プロの編集には盗作を見逃さないことが求められるのだよ。それで給料もらってるんだし、結果として出した被害を考えるとね、下手すればコレものだよ」
「コレか……。まぁ、回収騒ぎを起こせばしょうがないか……」
「一番痛いのは信用の問題だし? 回収騒ぎが起きた作品の2巻なんて出せないし。裏切られた読者はどう思うかな?」
「かと言ってその出版社のタイトルを全部避けるなんて、普通はしないと思うが?」
「だけど、チャンスは減るよね。ついでに言えば、いるはずだった作家、その分の売り上げは機会損失として計上できるし。とりあえずあれだ。コピペはいかんよ、犯罪だよ、という事で」
「冥府の獣さんもそれで作品一つ削除の自主謹慎だからな……」
「2chのコピペは、皇居前でサバゲーするぐらい勇気がいると思うんだけどね。あっちにケンカ売って無事に済むと考える方がおかしい」
「ですよねー」