第47話 繋がる想い、そして謎の人物
その後についてのお話。集達がゆえ達の場所に行くと理事長がいたので
集は戦いの後の癒しとして理事長をこれでもかというくらいにいじくりまくっていた。
集は笑顔だがその周りにいるゆえ達が冷や汗だくだくで物凄い必死に集を止めに入ったので
集もその気迫に押されていじるのを止めた。
アランとヤガミも無事に救助され、今は合流したフォレスの治療を受けていた。
闇の12使徒の二人はというとグルスは理事長の手により異次元の彼方に
飛ばされたため死亡と判断、ツイヤは後の捜索で氷漬けの状態で発見されたのだが
既に長時間経過していた為、死亡と断定された。
「おい」
「あ? なんだよ」
治療を受けていたヤガミはぶっきらぼうに集を呼ぶと
集も殴られた事にまだ、恨みがあるのか鬱陶しそうに返事をした。
「その、なんだ。悪かったな、殴ったりして」
「良いさ。俺にも責任はあるし」
「お陰で大事な物をなくさずにすんだ」
「は? どういう意味だよ」
ヤガミは集の質問には返事をせずに治療を受け終わると
アランのもとへと歩いていった。
「ヤガミ……」
「アラン様……いや、アラン。少し来てくれ、大事な話がある」
「―――――っっ! ……え、ええ」
ミスティは女の勘でわかったのかニヤニヤしながら
アランを送りだした。二人は森の奥の方にまで歩いていった。
「この先は見に行くのは野暮でしょうね」
ミスティは追いかけるのを我慢して集達のもとへと向かっていった。
「ヤ、ヤガミ? どこまで行くのですか?」
アランはヤガミに手を握られて森の奥深くにまで
連れていかれていた。久々に手を繋ぐ感触、昔はよく手を繋いでいたのに
身分という壁によって2人は大きく分けられた。
それからは昔のように名前で呼び合ったりする事も出来なくなった。
「ここで良いかな。なあ、アラン」
「は、はい」
「俺さ、もう諦めてたんだ。俺は下位貴族、お前は王族、
昔の約束なんか無理だって。それにお前は俺なんかじゃなくて
もっとにあう人がいるって思ってた。でも、今日知った」
「……」
「やっぱりお前は誰にも渡せない。アラン、好きだ!」
「――――――っっ!」
アランはその言葉を聞いたとたんに嬉しすぎて
目から大量の涙が溢れ出して来た。ずっと聞きたいと思っていた
言葉が今ようやく聞けた。アランはヤガミに抱きついた。
「言うのが遅いです。馬鹿ヤガミ」
「遅れて悪かったな、もう離さねえぞ。泣き虫アラン」
ヤガミはそっとアランを抱き返した。
「ヤガん」
ヤガミはアランのあごをクイッと指で上げると
そのまま間髪入れずにキスを落とした。
アランも初めは驚きのあまり目を開いたままにしていたが
その内何をされているのか理解し目をつむり至福の時をかみしめた。
(アラン)
(ヤガミ)
((もう二度と離さねえ(ない)))
偶然かそれとも必然か、二人が心の中で
言った言葉が同じだったことは知る由もない。
その後、皆の所に戻った二人は全員から温かい視線を喰らっていた。
「な、なんだよ」
「ん~。ヤガミ~親友として俺は誇りに思うぞ~」
セルはニヤニヤしながらヤガミにつっかかりアランは女子グループに
質問の嵐を受けていた。
「アラン様、キスはした?」
ライカはニヤニヤしながらアランに聞くとアランは顔を
真っ赤にして聞き返した。
「な、なんでその事を知ってるんですか!?」
「へ~したんですか~」
「あ」
エルスの言葉で気付いたのかアランはさらに顔を赤くし
俯くとさらにいじくられていった。
「なあ、アーク」
「なんだ、集」
「あいつら一体何を話してるんだ?」
「……知らん。俺もなんであいつらがあんなにニヤニヤしてんのかが分からん」
「だよね~」
(鈍感ってひどくなると女の子を傷つけるかヤンデレに
するかの危険な性格よね~。にゃ~今日は疲れたし寝よ)
恋愛に関して鈍感二人組は全く理解できないまま
ユートリスへと帰っていった。
その様子を見ている人物がいるのには気付かずに。
「へ~、まさか、闇の12使徒を倒すなんてね~
ブリュンヒルデなら分かるけど、一般生徒がね~
しかも1年生だって? どう思う? ミーたん」
「何度も言っているとおりミーたんと呼ぶな」
「え~ミーたんはミーたんて言う称号ともいえる
名前にふさわしいほど可愛いんだよ~」
「どうとでも言え、それよりもあいつお前と同じ
感じがしたんだが気のせいか?」
「いいや、気のせいじゃないよ。僅かにだけど
あの空間で獣人化を感じたんだよね~」
「あの空間は魔力を防ぐんだがな、やはりお前には
いつまで経ってもかなわんな」
「当たり前じゃん、私はかのヴァンパイアクイーンだよ?
他の奴らとは生きている時間が違う。ま、この時代は
楽しめそうかな?」
女性が言うとともに光に包みこまれた。
『行ってみるかな、シルバロンに』
女性はそう言うとどこかえと消え去った。
こんばんわ~ケンです。
ネットでハイスクールD×D見ようとしたらまさかの
見れない事態。めっちゃ見たかったのに(泣)
それでは、また次回~




