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マジックワールド。魔法の世界へようこそ  作者: ケン
第4章  女王を警護せよ!!
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番外編

「んにゃ~よく寝たわ~」

ふふふ、皆おはよう。集の契約猫のリッタよ。いつもは集の視点なんだけど

今回の話は私視点で行くからね。今は集の隣で寝起きしてるのよ。

え? 何故かって? そりゃ、集は天然のクーラーだからよ。

隣に寝てると冷たすぎず、ぬるすぎずの冷風が当たるから心地よいのよ。

それで、今はまだ集は寝てるわ。毎日の生徒会の業務の疲れが残ってるのかしらね。

あ、同室さんが起きたわね。

「あ、おはよ~リッタ~今日も可愛いな~」

私をいつもの凛とした声ではなく猫なで声の様な声で抱き上げたのは

絶賛集に片思い中のゆえよ。この人に抱かれるとどうも暑くなっちゃうのよね。

そんなのお構いなしに私に頬ずりして来るのよね~

「なんでお前はこんなに可愛いんだ~? ん~?」

ここで一発かましとかないとなめられるわね。喰らいなさい!

「にゃ!」

「はにゃ~もう可愛すぎるぞ~このこの!」

むむ、私の必殺の肉灸パンチが効かないなんて恐るべしね、ゆえ。

「ゆえちゃ~ん! 起きてるなら朝ごはんの準備手伝って~」

「は~い。ここで別れたくはないが必ず戻ってくる!」

奥さんを残して戦地に行く兵士の様な台詞を残して言っちゃったわね。

ま、良いわ。主の集が起きてないし私は散歩にでも行きましょうかしらね。



<ここから先は猫語を人間の言語に変換致します>

「ん~いい天気ね~」

「お、おい見ろよ!」

「な、なんて美しいんだ!」

周りがうるさいけど、ま、私みたいに美人すぎるのは罪なことね。

注:これは猫の会話です。

「失礼、お譲さん少しよろしいでしょうか」

「何かしら?」

「おお! 何と美しい笑顔!」

注:これは何度も言いますが猫の会話です!

「この私といっしょに日向ぼっこでもいかがでしょうか」

「ごめんなさい。もう私には日向ぼっこを

共にするパートナーがいますの。それでは、失礼」

「な! この地区では最もイケメンと言われてて彼の笑顔を

見た猫は惚れる確率100%と言われてるペルシアンさんが振られたぞ!」

まったく何よ。日向ぼっこ振ったぐらいで騒いじゃって。

ま、美しすぎるのも罪なことね。

注:もういいや。





「ん? あれはルーラ達ね」

商店街に入るとすぐにルーラ達が見えたわね。まったく集もひきこもって

ばっかじゃなくて彼女達みたいに外に出てもらいたいわね。

「あ! リッタだ!」

あら気付かれたみたいね。降りてみましょう。

「ほんとね~。ていう事は集も近くにいるのかしら?」

「え!? ほ、ほんと!? ラナ! あ、あたしの服おかしくないよね!?」

「う、うん。おかしくないわよ」

「化粧ののりも今日は良いし、良し準備万端!」

「リッタ……集……いる?」

いつも思うけどなんでこの子は単語しか話さないのかしら。

ま、良いわ。ここは否定しておきましょうか。

「んにゃ~」

「ライカ……集……近く……いない」

「そ、そう。は~。いないのか」

まさか、この子も集に攻略されたのかしら。恐るべし、エロゲー体質の集。

「にしてもこの子がリッタか~可愛いわね~よいしょっと」

あら、この子も集と同じように涼しいわね。あ、そっか。

確か彼女は水を使うんだったわね。心地いいわ~

「ふにゃ~」

「ねえねえ! リッタに着せ替えしてみない!? 家に服いっぱいあるよ!」

「あ! 良いわね! よ~し! ルーラの家に出発よ~!」

「「「お~!」」」




「お前何してんだ?」

「ひ、ひどい目に遭ったわ」

あれから何回も服を着せかえられてさらには記録まで取られて

もう、憂鬱よ。リッタの憂鬱。

「ま、良いじゃねえか。可愛いんだし。ほら、飯食いに行くから乗れよ」

「んにゃ~」

ふ~やっぱり集の頭の上が一番落ち着くわね~

「おはこんにちわ~」

「遅すぎだ! 馬鹿もん!」

「痛! 叩く必要はって鍋で叩くな!」

こう言う騒がしいのもありね。

「その腐った根性は私が叩きなおしてやる!」

「俺は鉄じゃないから伸びないよ~!」

あ、ゆえ、完全に切れたわね。

「集ーーーーー!」

「ごめんなさーーーい!」

「はい、リッタちゃん。今日のご飯よ」

「んにゃ~」

こうしていつもの騒がしい日常は始まっていく。

お終い。

こんばんわ!!活動報告にも書きますがどうやら

明日からこのサイトが休業に入るみたいですね~

てことで今年最後の更新っす!!

それでは!!!良いお年を!!!

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