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異世界旅館松や  作者: ぎゆり
第1章
79/104

79、3人を初ご招待


今日は朝から買い出しで隣町に来ている。

朝と夜以外はほとんど旅館とかカルニートにいるから、この買い出しはこっちの世界で外出する数少ない機会だ。


しかし…忙しすぎる!


俺、田舎に帰って来た理由って

スローライフしたかったからじゃなかったっけ?

ブラックで働いてた頃に比べりゃ、忙しくても心は豊かだから気にしてなかったけど

俺、働きすぎじゃね?


「ってか、うちのみんな働きすぎなんだよ…」


せっかく定休日作ったのに

みんな何かしらやってんだよな。

まあ、俺もそうなんだけどー。


いつものようにスーパーと肉屋と酒屋に寄り、いつもの買い出しと注文をした。

肉屋で新しいメニューに使える物はないかと考えてたんだけど、今日はひき肉が安いって聞いて試作用にひき肉を多めに買ってしまった。


あと、酒屋でワイン祭りなるものをやってたからワインも何本か注文してみた。


「旅館で注文入らなきゃクラスティアさんに飲んで貰えばいいか」


うちはみんな酒豪だからねー。


それとこの間作ったリコルの寝床だけど

もうちょいフカフカにしたいって言われたので、スーパーでクッションを沢山買って来た。


リコルの部屋の片付けが中途半端に終わってたから、ずっと気になってたんだけど

いつのまにかリコルが自分で荷物を運び出して

好きなように模様替えしてたんだよ。


俺の知らない間にシルヴェストさんに頼んで、寝床のベッドなんかも作ってもらってた。


リコルって結構そう言う所上手いんだよな…


そんな事を思いながら約1時間のドライブを楽しんで、買って来た荷物を裏口に入れて旅館と自宅に運び込んだら

もうクタクタ…


「やっぱ、こっちの世界にも1人必要だよな…」


前から考えてはいるんだけど、異世界の事もあるしなかなか進んでないんだよな。


どうしたらいいものか…


俺は旅館の営業が終わった後

クラスティアさん、ユストフさん、シルヴェストさんを自宅に招いて相談する事にした。


この3人を自宅に招いたのは実は初めてなんだけど、プルもリコルも俺とここで暮らしてるわけだからもちろん問題なく入れた。


「いやぁ、こっちに来るのは初めてなんじゃが…なかなかいい住まいじゃの!」


俺は、異世界の家ってのに入った事がないからどんな違いがあるか分からんが

とりあえず3人とも居心地が悪いとかなさそうだ。


「少しご相談があるので、軽く飲みますか?」


「いいですね、ではお言葉に甘えさせていただきます」


うちの隠れ酒豪のクラスティアさん。

早くも飲む気満々である。


「わしはウィスキーっちゅうのがいいぞ!」


ウィスキー?ウィスキー知ってんの?

あ、あれだな…おそらくじいちゃんがシルヴェストさんに飲ませたんだろうな。


俺はシルヴェストさん用のウィスキーとクラスティアさん用の白ワイン、ユストフさんは珍しい物がいいと言うので俺と一緒に缶酎ハイにした。


「おつまみは冷蔵庫にある簡単なものですが…」


皿に6Pチーズとサラミとたくあんとキムチを

盛ってテーブルに出した。


意外にも新しい物好きと言うのが判明したユストフさんがキムチをひと口。


「これは…なかなか美味いですね…」


キムチなんて異世界にはないだろうけど、ユストフさん気に入ったみたいで

さっきからめっちゃ食べてるよ。


みんなある程度喉を潤した所で

俺は3人に相談を持ちかけた。




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