自己否定感に押しつぶされそうになったら
この人なんか凄いな
自分では同じことなんてできないや
どうしてこんなに才能があるんだろう
私にも何か才能あるって思ってたけど
他人より抜き出たものなんて
何1つなかった
上には上がいる
みんな凄いよ
でも、私だけ
他と違う気がしてしまう
自分なんかじゃ
できっこないよ
どうやったって
無理にしか思えない
ねぇ、神様
そこにいるんでしょ
なんで私には
何も才能を与えてくださらなかったのですか
私は無力
私は愚か
私は邪魔者
私は、
私は...この世に、要らない
自分で自分を否定して
そんなの余計に辛いのに
一人でいるのが当たり前になりすぎて
人に頼ることができないうちに
自分でそこそこなんでもするようになって
何かを極めたいと思わなくなった
自分が特別だなんて
これっぽっちも
思えないよ
そんな
人生に疲れたあなたへ
あなたが
無力だと、
愚かな邪魔者だと、
この世に要らないんだと
あんまり酷く嘆くもので
心配になってしまいました
どうか、自分の心のうちにだけ
とどめておいてください
けっして、ご他言なさらぬように
頭を抱える私の目の前に
突如として
綺麗な妙齢の女性が
現れて言いました
人は、皆
平等に特別です
もちろん、あなたも
だから自分を悪く思わないでほしい
自分らしさを見失わないでね
一番つらいのは、自分自身も特別な存在であることを忘れてしまうことだよ
何かを得れば、何かを失う
なんでもは手に入らなくても
空いてる手で掴むことならできるから
あなたは、これから掴めばいいよ
何を掴むかも選んだらいいよ
今なら自由に選べるから
そうやって手に入れて
それぞれ、色んなものを手に入れていく
人それぞれ
みな持っているものは違っても
幸せであることに
変わりがない
さて、
あなたはどうする?
その手で
何を掴むのか
できる、できる、必ずできる
この世にたった一人しかいない
特別なあなたにしか
できないことが
きっと、あるよ
そう言い残し
女神様は
私の前から消えました
それから、どこを探しても
何年経っても
二度と彼女と出会うことはありませんでしたが
ただ、残されたものがありました
希望とやる気
それから、
根拠のない自信
それは
神様がくれた
私への特別な宝物




